結婚式でおこなうオリジナル演出の決め方
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結婚式のテーマを決める
演出を決める前に、まず結婚式のテーマを決めましょう。結婚式のテーマを始めに決めることで、取り入れる演出や全体の流れを考えやすくなります。
おふたりの好きな色や好きなもの、趣味などからテーマを決めていきます。季節感を取り入れても素敵です。
例えば、秋に結婚式を挙げるなら、秋らしい暖色系の色合いをテーマに会場の雰囲気を統一する、おふたりの共通の趣味がマリンスポーツなら、「海」をテーマに会場のデコレーションや演出を考える、などです。
おふたりでよく話し合い、自分たちらしさを表現できるテーマを考えてみましょう。
やりたい演出を考える
結婚式のテーマが決まったら、テーマに沿って演出を決めていきます。演出はオリジナルな結婚式を作る要です。やりたい演出があれば、この時点でどんどんアイデアを出していきましょう。
例えば、おふたりの共通の趣味である「音楽」をテーマにしたなら、実際におふたりによる生演奏を取り入れる…などが考えられます。
定番の演出も、テーマに合わせて自分たちらしくアレンジすることが可能です。
式場によって、できる演出が限られることがあるので、式場の人とも相談しながら決めていくとスムーズです。
全体の流れを決める
結婚式のテーマや盛り込みたい演出を元に、全体の流れを決めていきます。演出をどういった順番にするかによって、結婚式の印象は変わります。一番盛り上げたい演出を選んでから、流れを組み立てていくと分かりやすいでしょう。
オリジナル感のある結婚式の演出アイデア5選
ウェルカムスペースで個性を演出
結婚式の第一印象を左右するウェルカムスペース。おふたりらしさを演出するのにもぴったりの場です。テーマカラーやおふたりの好きなものを取り入れてみましょう。
手作りが得意な人は、ウェルカムスペースの飾りを自分で作ってもいいですね。100均や文房具屋、雑貨屋などで材料を揃えることができます。
アイルランナーをデザイン
バージンロードに敷く長いカーペットをアイルランナーといいます。最近は、アイルランナーを自分たちでデザインするカップルが増えているようです。
時間があれば手作りできますし、制作会社に依頼すれば、時間がなくてもクオリティの高いものを作ることができます。
新郎新婦の生い立ちや誓いの言葉など、おふたりらしいデザインにすることで、ゲストにもおふたりの気持ちがより伝わりそうですね。
オリジナルの誓いの言葉
人前式であれば、誓いの言葉を、自分たちらしいものにアレンジするのも素敵です。
会場の笑いを誘うようなユーモアのある一言を挟んだり、二人の名前を使ってあいうえお作文風にしたりと、誓いの言葉の構成は、かなり自由。
中には招待した友人や両親からの問いかけに答える形で誓いの言葉を述べる、というパターンもあります。ゲストを巻き込むことで、一層盛り上がりそうですね。
余興でおふたりの特技を披露
おふたりに特技があれば、余興で披露するのもおすすめです。共通の特技であれば、おふたりの息の合った掛け合いで仲の良さをアピールすることができます。
楽器の演奏や歌、ダンスなどは、年齢や性別に関係なく楽しめるため、特に人気です。会場の設備によってできることが限られる可能性があるので、余興で特技を披露したい場合は事前に会場に確認しておきましょう。
ムービーを使った演出
メッセージを形にできる、映像を使った演出は、多くのカップルに人気です。映像の構成や内容によって、自分たちらしさを出すことができます。
映像での演出は、流すタイミングによって、オープニングムービー、プロフィールムービー、エンドロールムービーに分けることができます。もちろん、流すタイミングに応じて、ムービーの内容も変わります。
制作は、専門の制作会社に依頼するほか、自分たちで一から作ることもできます。予算やスケジュールなどを考慮しつつ、おふたりの理想を表現できる方法を選びましょう。
まとめ
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オリジナル感のある結婚式の演出の決め方と、演出のアイデアについてご紹介しました。今回取り上げた演出は、人気があり、かつ自分たちらしさを表現できるものが中心です。他にも、ユニークで珍しい演出を取り入れても、おふたりらしい素敵な結婚式になるでしょう。また、式場の人との連携も大切です。困ったことや分からないことがあったら、きちんと相談しておきましょう。自由な発想で、自分たちらしい結婚式をつくってくださいね。