冬の結婚式、嬉しいメリットと心温まるおもてなしアイデア

冬は気候的に結婚式のオフシーズンにあたりますが、クリスマスやバレンタインなど華やかなイベントも多いロマンティックな季節。寒さや交通事情など気になる点はあるものの、心和ませる温かなおもてなしができるのも冬の結婚式ならではです。冬の結婚式にはどのようなメリットがあるのか、配慮すべきポイントも含めその魅力をご紹介します。

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冬の結婚式、実際どうなの?

冬の結婚式の演出アイデア

夏と冬は結婚式のオフシーズンにあたり、春や秋の人気シーズンに比べ結婚式の件数が少ない季節です。実際に先輩花嫁たちが結婚式を挙げた時期をみてみても、最も人気の高い秋シーズンの結婚式件数が年間の約37%を占めるのに対し、冬の結婚式は約18%ほど。春シーズンは約25%、夏シーズンは約20%を占めていることからみても、年間で一番結婚式の少ない季節といえます。

データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

冬の結婚式の演出アイデア

とはいえ、冬はクリスマスやバレンタインなど華やかでロマンティックなイベントも多く、愛を誓い合う結婚式のムードを高めてくれる季節でもあります。オフシーズンにあたるため希望の日取りや衣裳を予約しやすく、費用を抑えられるメリットも魅力的。また、冬は地域によっては晴天率が高く、足元を気にせず来場できるのはゲストにとって嬉しいポイントとなりそうです。

懸念される寒さや交通機関の混雑などゲストの負担となりそうな問題も、最大限の心遣いでおもてなしをすれば、心温まる結婚式として記憶してもらうことがでるでしょう。

冬の結婚式にはどのようなメリットがあるのか、その魅力と併せてゲストに喜んでもらうために配慮すべきポイントについてもご紹介します。

冬の結婚式、実はメリットがいっぱい!

冬の結婚式はオフシーズンだからこそのメリットがたくさんあります。費用を抑えたいカップルやお急ぎ婚カップルには特におすすめ。一つひとつみてきましょう。

メリット(1)希望の日程を押さえやすい

冬の結婚式はオフシーズンにあたるため、春や秋の人気シーズンに比べ、土日や祝日、大安など人気の日程の予約が押さえやすくなります。授かり婚など急いで結婚式を挙げたい場合、2~3ヵ月前からの予約でも希望の日程が押さえられるのは嬉しいですよね。

年末年始近くは交通機関や宿泊施設が混雑しやすいため、遠方からゲストを招く場合はそれらの期間は避けるか、早めに手配をするようにしましょう。

メリット(2)希望の衣裳を着れる確率が高い

冬の結婚式の演出アイデア

結婚式の件数が少ないということは、衣裳の予約も少ないということ。人気シーズン中は人気のウェディングドレスや和装衣裳の予約が隙間なく埋まっている場合も多く、「着たいドレスが着られない」ということも…。

一生に一度の結婚式、自分に似合う理想の衣裳で過ごしたいですよね。冬の結婚式なら人気のドレスや和装衣裳でも予約に余裕があるので、焦ることなくじっくり選ぶことができます。衣裳にこだわりたい花嫁さんには嬉しいメリットですね。

メリット(3)費用を抑えられる

冬の結婚式は費用を安く抑えられるのも、大きなメリットのひとつ。人気の会場でも冬の期間限定の割引プランを打ち出していたり、ドレスや撮影などがセットになった特別プランを設けている場合もあります。結婚式の費用を抑えたいカップルには式を挙げやすい季節といえるでしょう。

メリット(4)イベントと絡めた演出ができる

冬はロマンティックなイベントの多い季節。12月ならクリスマスに絡めてツリーを飾ったり、2月ならバレンタインデーの甘い雰囲気に合わせてハートモチーフの飾りやチョコレートアイテムを用いたりと、イベントに絡めて華やかな演出を楽しむことができます。1月の新年を祝うおめでたい雰囲気も、結婚式の祝福ムードをより高めてくれそうですね。

メリット(5)幻想的なナイトウェディングが叶う

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ナイトウェディングを彩るイルミネーションはどの季節でも取り入れることはできますが、冬は日没が早く夕方5時頃から暗くなるため、早い時間帯からイルミネーションの演出を楽しむことができます。冬の澄んだ空気の中、揺らめくキャンドルに映し出される二人の姿はロマンティックで幻想的。

ビーチを臨める会場なら、夕暮れの海を背景に披露宴を楽しむことも。サンセットの美しさもイルミネーションとは違った幻想的な雰囲気を感じさせてくれます。

温かな印象を与える、おもてなしアイデア

冬の結婚式で気になるのは何といっても寒さ。年末年始の交通機関の混雑も懸念されます。 ゲストに足を運んでもらうことに気が引けてしまうカップルもいるでしょう。ですが、ほっと心を和ませる温かなおもてなしができるのも、冬の結婚式ならではです。

ゲストの心に残る、冬の結婚式に取り入れたいおもてなしアイデアをご紹介します。

温かいアイテムで心温まるウェディングに

冬の結婚式で一番のデメリットと考えられるのは、なんといっても寒いこと。ですが、ホッと安らぐ温かさを感じられるのも、冬のウェディングならではの演出です。

外から来場したゲストがすぐに温まれるよう、受付やウェルカムスペースにホッカイロやホットドリンク、ブランケットなどを準備しておきましょう。当日に雨や雪が予想される場合は、タオルなども準備できると親切ですね。

帰りが冷え込む時間帯になるようなら、お見送りの際のプチギフトにホッカイロなど温かく持ち運びのできるアイテムを選ぶのもあり。そのほかにも、冬ならではの贈り物を選ぶと季節を感じられそうです。

乾燥する季節に欠かせないハンドクリームなども、さりげない優しさを感じられます。感謝のメッセージを添えて手渡せば、冬の心温まる結婚式としてゲストの記憶にも残りそうですね。

早めの挙式時間を選ぶ

日没時間が早い冬。日が暮れると一気に寒さが増すだけでなく、雪が降るなど天候の変化は交通機関にも影響します。ゲストの帰りことを考え、夕方までにはお開きになるよう挙式時間を予約しましょう。披露宴をやるのなら、挙式は午前中の時間帯を選ぶとよさそうですね。ガラス張りのチャペルなら、晴れた日の日中は寒い冬でも日差しの温かさを感じる結婚式を挙げることができます。

アクセスのしやすさも優先ポイントに

アクセスの良さはどのシーズンでも注目されますが、冬は特に気にかけたいポイント。最寄りの駅からの距離が近い会場を選べば、ゲストの負担を減らすことができそうですね。希望の会場が駅から遠い場合でも、送迎バスを出してもらう、タクシーチケットを用意するなどの準備をしておきましょう。

屋外プログラムは事前にお知らせする

記念撮影のタイミングとしても人気のフラワーシャワーやバルーンリリースなどの屋外プログラム、冬の結婚式でも晴れていればぜひ取り入れたいですよね。ただ、ゲストは会場に着くとクロークに上着を預ける場合がほとんど。突然屋外プログラムが始まると、ゲストは薄着のまま外に出ることに…。そんな事態を避けるために、屋外プログラムを組んでいる場合は招待状などでお知らせしておきましょう。事前に知っていればゲストもその場にふさわしい上着を用意できるなど、満足度も上がりそうですね。

まとめ

冬のメリットを活かして素敵な結婚式を

結婚式のオフシーズンにあたる冬。寒さなど天候に対する懸念点は避けられないものの、それをカバーする充実したおもてなしができれば、ゲストも心地よく過ごせる素敵な結婚式を実現することができます。クリスマスやバレンタインデーなどイベントに絡めた演出を取り入れれば、小さな子どもからお年寄りまで、みんなで冬ならではの結婚式を楽しめそうですね。
 
オフシーズンだからこそ得られるメリットを上手に活かしながら、心温まる素敵な結婚式を叶えましょう。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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