結婚挨拶の場所はどこがいい?
結婚挨拶をすることになったら、まずはどこでおこなうか場所を決めましょう。先輩カップルはどこで結婚の挨拶をしているのでしょうか。
基本は彼氏の家など相手の実家に行く
結婚挨拶は、彼氏の家など双方の実家に行くのが一般的です。実家にお邪魔するとなると緊張するかもしれませんが、ふたりで一緒に実家に足を運び、結婚の報告をすることで、家族が繋がる第一歩となります。
以前は、女性が男性の家に嫁ぐという考え方が主流だったので、現在でも女性の親に挨拶に行ってから男性の家に行くことが多いようです。しかし、明確な決まりはなく、実家が遠い、スケジュールがあわないなどの事情があれば彼氏の家から先に挨拶に行ってもかまいません。
お互いの状況を考え、親の意見を聞いてベストな場所を探しましょう。
レストランや店など外食先での挨拶してもよい
最近は、実家ではなくレストランや料亭、ホテルのラウンジやティールームなどの外食先で結婚挨拶をするカップルも増えています。実家とは違ってお茶やお菓子を用意したり、部屋を片づけたりする必要がないため、親に負担をかけることがありません。
レストランや料亭では、食事とお酒を楽しむことができるので、和やかな雰囲気で結婚の報告ができるでしょう。ホテルのラウンジやティールームでは、落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと話ができます。
外食先を結婚挨拶場所にする際は、駅の近くにある場所や分かりやすい場所、繁華街から少し離れた静かな場所にあるお店がおすすめです。人の出入りが少なく、落ち着いた雰囲気の店をセレクトしてください。
結婚挨拶の準備とマナー
結婚挨拶の場所が決まったら、日程調整をして当日までに準備しておきたいことを確認しましょう。
日程調整と事前に伝えておきたいこと
自分の親に結婚したい人がいることを伝えたら、結婚挨拶の日程調整をします。2週間以上余裕を持たせて、都合のいい日をいくつか聞きます。実家で結婚挨拶をする場合は、食事をするかどうか気にされてしまうので、昼食や夕食前、食事時間帯は避けましょう。
また、結婚挨拶当日までに、各自、自分の親に相手の情報を伝えておきます。名前や年齢、職業、家族構成、出身地、趣味、人柄などを伝えておけば親も安心です。
手土産を準備
結婚挨拶時は、場所が彼氏の家でも外食先でも手土産を持っていきます。3000円程度のお菓子やお酒など、日持ちがするもので親の好みにあうものを選ぶと喜ばれます。事前にカップルで親の好みを伝えあっておくと、手土産選びがスムーズです。出身地が離れている場合は、郷土銘菓もいいでしょう。
結婚挨拶当日の服装
女性は上品で清楚なワンピースやブラウスにスカートなど、きれいめな装いがベストです。足元はパンプスを選び、着脱しにくいブーツやサンダルは控えます。胸元の開いた服や丈の短いスカートなど、露出が多い服装もふさわしくありません。色は派手すぎる色を避けて、ベージュやピンクなど、温かみのある色や明るい色が望ましいです。
男性はスーツがおすすめですが、上下セットではないジャケットスタイルでもかまいません。スーツのシワやヒゲ、髪型にも気を配り、清潔感のある身だしなみに整えましょう。
外食先で挨拶をする場合は、その場所の雰囲気に合わせた服装を選ぶとよいでしょう。実家への挨拶の時より少しフォーマルな服装を選ぶとよいかもしれません。
結婚挨拶当日の流れ(彼氏の家・外食先)
ここでは、結婚式当日の流れを「彼氏の家」「外食先」の2パターンに分けてご紹介します。
彼氏の家で結婚挨拶をする場合
約束の5~2分前くらいに到着するよう、ふたりそろって彼氏の家に行きます。到着したら訪問する前に身なりがきちんとしているか再度確認するとよいでしょう。
時間ちょうどになったらチャイムを鳴らします。親が出てきたら、玄関で軽く挨拶をしましょう。
居間に通されたら、席に座る前に手土産を渡します。紙袋から出して渡してください。全員が着席したら、しばらくの間は歓談します。
場が和やかになったらいよいよ本題に入りますが、男性の親への結婚挨拶も男性側から切り出します。女性は男性が挨拶し終わった後に「どうぞよろしくお願いします」と自分の言葉で挨拶をします。結婚の承諾を得られたら感謝の気持ちを伝えましょう。
滞在して2時間ほど経ったら、そろそろおいとまします。食事をすすめられたら基本的に断りますが、二度すすめられたらお礼を言ってごちそうになりましょう。帰宅後は当日中にお礼の電話をし、2~3日以内にお礼状を送ります。
外食先で結婚挨拶をする場合
お店の前で待ち合わせをして、全員がそろったら店に入る前に軽く挨拶をします。店の中に入り、着席したら手土産を渡しましょう。
外食先で結婚挨拶をする場合は、食事が始まるとなかなか本題を切り出しにくくなってしまうため、食事が始まる前に男性から結婚の話をします。女性も男性の挨拶に続けて挨拶をして、承諾を得られたら料理の注文をします。
食事中はリラックスして歓談を楽しんでください。一区切りついたらお開きとなりますが、食事の会計は男性がトイレに行くときなどに事前に済ませておきます。その後、お礼の電話とお礼状で再度感謝の気持ちを伝えましょう。
まとめ
結婚挨拶場所が決まったら当日はリラックスして挨拶しよう
結婚の挨拶をする場所は彼氏の家でも外食先でもかまいません。以前は相手の実家にお邪魔するのが一般的でしたが、最近はレストランや料亭で挨拶するカップルも増えました。外食先で結婚挨拶をする場合は、落ち着いて報告ができるよう静かな雰囲気の場所を選んでください。