結婚挨拶の緊張を軽くする事前準備と挨拶当日の流れ

プロポーズが成功し、正式に結婚に向けて動き出すための最初のステップが、自分の親への結婚報告と両家のご両親への結婚挨拶です。相手のご両親にお会いする結婚挨拶は、男女とも緊張するもの。そこで今回は、結婚挨拶の緊張を和らげる方法として、事前準備と結婚挨拶当日のポイントをご紹介します。できるだけ緊張しないようおふたりで協力して、両家のご両親への結婚挨拶に臨みましょう。

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    緊張から結婚挨拶を失敗してしまうこともある

    カップル

    結婚報告が自分の親にプロポーズされた(した)ことを報告するものであるのに対し、結婚挨拶はおふたりそろってそれぞれの親に会いに行き、結婚を許してもらうものです。ここでおふたりの結婚を承諾してもらえなければ、結婚に向けて正式に動き出すことができません。そんな大事な場面ですから、「緊張して失敗してしまった」というカップルも見受けられます。

    「結婚挨拶を失敗して、結婚を承諾してもらえなかった…」ということにならないよう、しっかり事前準備をして結婚挨拶に臨みましょう。

    結婚挨拶の緊張を軽くするための事前準備

    カップル

    結婚に向けて動き出した多くのカップルが迎える、緊張の結婚挨拶。当日の緊張を軽減させるためには事前準備が大切です。結婚挨拶に臨む前に、準備しておくポイントをご紹介しましょう。

    相手の親の人柄や好みを聞いておく

    事前に相手を知っておくことで、結婚挨拶当日の緊張は和らぐのではないでしょうか。相手のご両親の人柄や好みは事前に聞いておくようにしましょう。手土産や結婚挨拶当日の話題選びにも役立ちます。
     
    また、結婚挨拶では相手のご両親も緊張している可能性があります。自分の略歴や趣味、「シャイで口数が少ない」など誤解を与えそうなポイントなど、自分のことをご両親に伝えておいてもらうとお互い気が楽かもしれません。

    結婚挨拶の流れを知っておく

    当日を仕切るのはおふたりです。「何しに来たの?」「いつまでいるの?」などと思われることがないよう、結婚挨拶の流れはしっかり把握しておきましょう。
     
    当日の流れを知っておき、自分のペースで結婚挨拶を進めることができれば、緊張も和らぐはずです。

    緊張してもしっかり伝えられるよう結婚挨拶の言葉を練習しておく

    どんなに緊張していても、結婚の許しを得るための言葉はしっかり言えるよう、事前に練習しておきましょう。

    「結婚挨拶に伺ったにもかかわらず、緊張して結婚挨拶の言葉が言えなかった」「口がまわらず、結婚の承諾をいただくための言葉がしどろもどろになってしまった」という話も耳にします。そうならないよう、どんな言葉で結婚の許しを得るのか事前に考え、練習しておきましょう。

    参考までに、結婚挨拶の言葉をご紹介しておきます。

    【男性の結婚挨拶】

    「本日は○○さんとの結婚をお許しいただきたく、ご挨拶にお伺いしました。○○さんとは○年間、真剣な交際をさせていただいております。先日私からプロポーズをさせていただき、○○さんから了承をいただきました。未熟な私ではございますが、○○さんと協力して温かい家庭を築いていきたいと思っております。どうか○○さんとの結婚をお許しくださいませんでしょうか。お願いいたします。」

    【女性の結婚挨拶】

    「○○さんと苦楽を共に、頑張っていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
     
    どちらの家の場合も、結婚の許しを得るための言葉は男性が話し、女性は一歩引いて控えめに言葉をそえるのが一般的です。男性の結婚挨拶の言葉が長くて驚いた方もいるかもしれませんが、「ふたりの結婚を許してほしい」という気持ちが伝わる内容であれば、例文通りに結婚挨拶ができなくても大丈夫です。」

    結婚挨拶当日の緊張を軽くする方法

    カップル

    どんなに事前準備がしっかりできていても、「いざ本番!」と思うと緊張がこみあげてくる可能性もあります。そんな時は、次のポイントを参考に対処してみてください。

    「失敗してあたりまえ」「失敗しても大丈夫」と自分に言い聞かせる

    緊張するのは「失敗してはいけない」「うまくやらなければ」と考えているからではないでしょうか。そんな方は、「失敗してあたりまえ」「失敗しても大丈夫」と自分に言い聞かせるようにしてみましょう。
     
    実際、結婚挨拶は多くのカップルが緊張するものです。「結婚の許しをもらう言葉をしっかり言えなかった…」など、緊張が思わぬ失敗につながる可能性もあります。しかし、おふたりの「結婚したい」という気持ちや誠意が伝われば、たとえ挨拶に失敗したとしても結婚を許してもらえるものです。
     
    「失敗しない」「うまくやる」ということよりも、「結婚したいという気持ちをしっかり伝える」ことにポイントをおいて結婚挨拶に臨みましょう。

    相手の懐に飛び込んでしまう

    「一人前の男として見てもらえなければ、彼女のご両親に結婚を許してもらいないのではないか」と考えて、気構えてしまう方も少なくありません。そんな人を目の前にすると、相手も同じように構えてしまうもの。そのため、結婚挨拶では、相手の懐に飛び込む気持ちでオープンに接するのがおすすめです。
     
    とはいえ、結婚のお許しをもらうためのかしこまった場でもありますので、礼儀はわきまえて失礼がないように接してくださいね。

    パートナーと協力して結婚挨拶を進める

    結婚挨拶は、一般的には男性がリードして進めると考えられています。しかし、びしっと決められればいいのですが、緊張して自信がない場合はパートナーの協力を得るようにしてください。
     
    ご両親が好きそうな話題をふってもらえば話題に困らず会話が弾むでしょうし、その場にいてもらうだけで安心できることもあるでしょう。おふたりの息の合ったやり取りに、ご両親も「この人となら結婚を許してもいいか」と、おふたりの結婚を快諾してくれるかもしれません。

    まとめ

    事前準備と当日の流れを把握して、緊張の中でもしっかり結婚挨拶を!

    どんなに緊張していても、結婚の許しを得るための言葉はびしっと述べ、それぞれのご両親からスムーズに結婚の承諾を得たいものです。そのためには、当日の対応もそうですが、事前準備が重要です。事前に練習できるよう、結婚挨拶の言葉の例文をご紹介しましたので、おふたりでしっかり練習をして、結婚挨拶に備えましょう。
     
    また、相手のご両親の人柄や好みを事前に聞き、結婚挨拶当日の流れを把握して結婚挨拶に臨んでくださいね。

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    結婚式準備.com編集部

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