披露宴会場で挙式が叶う!?
「挙式の費用を少しでも抑えたい」
「高齢者や車イスの方がいて、挙式会場までの移動が心配」
「厳かさよりもカジュアルな式にしたい」
このような考えを持っているお二人におすすめの、披露宴会場で行う『宴内人前式』をご存知ですか?式場によっては「披露宴会場」で挙式を行うことができるんです!
『宴内人前式』とは
『宴内人前式』とは、その名の通り「宴内で人前式を行う」挙式スタイルのこと。宗教と場所に関係なく自由なプログラムで2人らしい式が叶う人前式を、パーティを開く披露宴会場で行うアットホームなセレモニーです。
披露宴会場ならば、新郎新婦が座る高砂(メインテーブル)の前や横でそのまま行うことができ、ゲストも披露宴の席に着いたままでいいので、リラックスしながら2人の式を見届けることができます。
ちなみに、チャペルなどの挙式では会場使用料がかかりますが、宴内人前式は無料のところがほとんど。挙式代をコストカットできるというのも魅力的ですね。
自由に進行できる
人前式ではこのような順番でこれをしなければならないという決まりがありません。宴内人前式も一般的な人前式と変わらないので、2人らしく自由に進行することができます。
『宴内人前式』進行例
新郎入場
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新婦・父入場
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開式の辞
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オリジナルの誓いの言葉
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結婚指輪の交換
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結婚証明書のサイン
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結婚承認宣言
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立会人による拍手
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閉式の辞
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披露宴開始
一般的はこのような流れで、ブライズメイド&アッシャー、リングボーイ、ダーズンローズを取り入れてオリジナルにアレンジします。まだ婚姻届を出していないという2人であれば、みんなの前でサインをする演出も魅力的。宴内人前式の場合は披露宴時間内に行うので、時間配分に注意しましょう。
オリジナル結婚証明書を用意しよう
結婚証明書は、婚姻届と違って法的には何もない2人だけの記念のもの。ネット通販で厚紙にプリントされたものが豊富な種類で販売されています。2人が結婚をするという誓いの文章にプラスして、結婚式の日にちや会場名をあらかじめ記入し、当日はお互いの名前だけを署名する形にしておきましょう。
もちろん、自分たちだけのオリジナルデザインをして作るのもOK!紙に印刷をするという方法だけでなく、例えばナチュラルウエディングなら布や木などを使ったりと、結婚式のテーマや会場の雰囲気に合わせた結婚証明書を用意してみるといいです。
また、人前式では披露宴に参列してくれたゲストみんなが証人です。つまり、結婚証明書にみんなの名前を書いてもらえるような工夫も必要になってきます。結婚式が始まってからですと、ゲストの全員に署名をしてもらう時間はないので、受付のときに先に済ませておいてもらうようにするとスムーズです。
宴内人前式には『ウエディングツリー』がおすすめ
ただ名前を記入してもらうだけでなく、『ウエディングツリー』というオリジナル結婚証明書ならおしゃれに見えて、ゲストのみんなにも手間を掛けさせないことから人気が出ています。
ウエディングツリーというのは、1本の枯れ木を先に描いておき、そこにみんなに葉や花をつけてもらうというもの。カラフルなスタンプインクを用意して、お好みの色を選んでもらったら1本の指先にインクを付けて、枯れ木にぼ印を押してもらうアイデア。1人1個であってもみんなで1本の木を彩ることができ、結婚式の思い出の品として一生の宝物にもなるはずです。
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まとめ
宴内人前式はすべてにおいて自由度がとても高いので、お二人らしいアレンジを取り入れられます。大人数招く結婚式はもちろん、親族だけで集まって食事会をするというお二人にも、こちらの宴内人前式を行うことでより感動的なひとときになること間違いなしです。
レストランウエディングをはじめ、ゲストハウスや専門式場などの披露宴会場で挙式を行えるようになってきていますが、あらかじめ出来るかどうかをプランナーに聞いておくようにしましょう。
ゲストにとっても印象深い挙式になるはずなので、ぜひオリジナルセレモニーを挙げてみませんか?