見た目のインパクト抜群!アートなウエディングケーキ『シュガーケーキ』とは?

ゲストから歓声が上がること間違いなし!数多くの種類が揃うウエディングケーキの中でもデザイン性が高いケーキといったら『シュガーケーキ』。通常では生クリームを使用しますが、シュガーケーキでは生クリームを使わず「お砂糖」でコーティングし「お砂糖」でさまざまなアートや装飾を楽しむことができる、海外はもちろんのこと日本の結婚式にも大人気のウエディングケーキです!

この記事のINDEX

    『シュガーケーキ』とは?

    洋酒・ドライフルーツを使ってしっかりと焼き上げたパウンドケーキに、砂糖ペーストやアイシングなどでコーティングしたケーキのことを『シュガーケーキ』といいます。
     
    シュガーケーキは生クリームを一切使いません。甘いシュガーペーストでコーティングしたケーキの上に、お砂糖でつくったシュガークラフトを装飾することで、アートなウェディングケーキを楽しむことができる人気のタイプです。ケーキの段数は自由ですが、3段重ねのシュガーケーキが主流です。
     
    シュガーケーキは生クリームのウェディングケーキと比べて味が濃厚なので、通常よりも小さめにカットして振る舞うそうです。

    『シュガーケーキ』の歴史と意味

    シュガーケーキのはじまりは中世ヨーロッパ時代。ウェディングケーキ発祥の地・イギリスにて18世紀~19世紀ごろにかけて誕生したもの。ヴィクトリア女王によるロイヤルウェディングからはじまり、今では正式なウェディングケーキとされています。
     
    ウェディングシーンでのシュガーケーキは3段重ねが一般的で、1番下は結婚式に列席してくれたゲストにお裾分けするもの、真ん中は結婚式に列席出来なかったゲストへ贈るもの、1番上は結婚1周年や第1子の赤ちゃんが誕生した際の洗礼式に食べるものと、段それぞれに意味が込められています。そして1番上のケーキを家族3人で食べると幸せになれるとも言われているんです。

    『シュガーケーキ』の3つの魅力

    魅力(1)アートなウェディングケーキをお披露目できる!

    シュガーペーストでコーティングされたケーキにこのようにアートを入れたり、お砂糖でお花やリボンなどの装飾を添えたり。通常の生クリームで塗られたウェディングケーキよりも芸術的な作品に仕上げることができます。インパクト大のアーティスティックなウェディングケーキを楽しみたい新郎新婦におすすめです!

    魅力(2)長時間保存できる!

    洋酒やドライフルーツが入ったパウンドケーキは時間が経てば経つほど生地に味がしみ込んでいき、しっとりと美味しくなる。そこで少しでも長く保存できるようにと、お砂糖でコーティングするようになりました。ケーキの周りにしっかりとシュガーペーストでコーティングすることで硬くなり持ち運びも楽!シュガーケーキは完全に乾燥してしまえは常温での保存となるので、ウェルカムスペースやキャンディビュッフェなどのディスプレイや二次会にもそのまま持っていくことも可能です。

    魅力(3)ガーデンウェディングにぴったり!

    魅力(2)の通り、長く保存が効いて溶けにくいからこそ陽射しがある場での屋外ウェディングや夏の結婚式におすすめ!シュガーケーキは比較的華やかなデコレーションなので、お花がたくさん咲く中でのガーデンウェディングが特にベストです。

    『シュガーケーキ』のタイプ

    実はシュガーケーキには2つのタイプがあります。1つ目は洋酒やドライフルーツをたっぷり入れたパウンドケーキ・フルーツケーキを使用した「召し上がり用」、2つ目は中身のケーキ生地を発泡スチロール(ダミースポンジ)を使用した「観賞用」。

    発祥の地・イギリスでは何年もシュガーケーキを保存し記念に残しておくことが多いですが、イギリスと違って夏の気温が高く湿気も多い日本では長期保存することは少なく、3段目や全てのケーキの中身を発泡スチロールを使い、ダミーにすることがほとんどです。発泡スチロールで作られたケーキなら、結婚式が終わった後も記念として取っておけるので、お部屋のインテリアとして飾っておくのもGOOD。湿気に気をつければ、永久保存することも可能なんです!

    『シュガーケーキ』のデザイン集

    デコレーション方法はもちろんのこと、段数・形によって雰囲気がグッと変わるもの。シュガーケーキのおしゃれデザインを参考にチェックしましょう!

    3段のシュガーケーキ

    シュガーケーキ

    繊細な刺繍が施されたエレガントなシュガーケーキにキュートなお花をのせて。

    1段の『シュガーケーキ』

    シュガーケーキ

    ケーキの周りにお花を飾ってナチュラルウェディングにぴったりなデザイン。

    シュガーケーキ

    パステルカラーの花とマカロンをたっぷりと装飾してファンシーな印象に。

    2段の『シュガーケーキ』

    シュガーケーキ

    ブルーが映える!スタイリッシュな大人のパーティにぴったり。

    3段以上の『シュガーケーキ』

    シュガーケーキ

    パステルカラーの花を散りばめたナチュラル&キュートなシュガーケーキ。

    『シュガーケーキ』のカット方法

    シュガーケーキ

    シュガーケーキのタイプによってケーキ入刀の方法が異なります。

    1つ目は洋酒・ドライフルーツをたっぷり入れたパウンドケーキを使用したシュガーケーキの場合は「ナイフの刃先を刺して切る」。通常のウェディングケーキはナイフ全体を使い入刀しますが、シュガーケーキの場合は刃先を先に刺してから切っていくとのこと。しっかりコーティングされているため少し固いので、新郎がリードしてふたりの共同作業を行いましょう。

    2つ目はカットを入れる部分はパウンドケーキで、他のところは全て発泡スチロールになったシュガーケーキの場合。ケーキ入刀位置にシュガークラフトなどでわかりやすく目印をつけておくようにしましょう。そうすることでケーキ入刀しやすくなるようです。

    3つ目はすべて発泡スチロール(ダミースポンジ)を使用したシュガーケーキの場合は「刃先から切る」。ケーキを切るように形だけ見せるとのこと。発泡スチロールのときは予め後ろにパウンドケーキのシュガーケーキを用意してファーストバイトを楽しむ方法もあります。

    『シュガーケーキ』をオーダーする方法

    式を挙げる結婚式場のパティシエに依頼するのはもちろん、持ち込みがOKならばシュガーケーキをオーダーできるケーキ専門店やアイシングクッキーなどのシュガークラフトを制作するショップにてオーダーすることもできます。また、オーダーケーキ専門店と結婚式場が提携している場合もありますので事前に聞いておくと良いでしょう。

    まとめ

    思う存分アートを楽しめるウェディングケーキ『シュガーケーキ』をご紹介しました。シュガーペーストをコーティングすることでアートな装飾を施せたり長く保存できたりとメリットがたくさん!インパクト大のシュガーケーキにゲスト皆もきっとビックリすること間違いなしです。通常の生ケーキとは違った趣で、ワンランク上のかわいいデコレーションできるシュガーケーキで2人らしいオリジナルのウェディングケーキを楽しみましょう。

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    結婚式準備.com編集部

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