式が終わった後、ブーケをどうする?
ブーケはブーケトスやブーケプルズで女性ゲストに贈られるのが一般的でしたが、近年ではブーケトスの際は専用のブーケを用意するのがほとんど。
結婚式に使ったブーケに愛着が湧いて、思い出として手元に残したいと感じる花嫁も多いですが、そのままブーケを持ち帰っても生花だとすぐに枯れてしまったり、飾る場所がなくて結局後悔することも…
そこで、ブーケを大切に残したいという花嫁さんにおすすめするのが『アフターブーケ』です。
アフターブーケに注目!
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アフターブーケとは生花を加工し、押し花やドライフラワーなどにして長期保存するアイデアです。
押し花のアフターブーケは色味は少し落ちてしまうが絵画のような美しさがあり、額縁にアフターブーケと結婚証明書や結婚式の写真をいれることもできるため、お部屋のインテリアとしても楽しめます。
また、ブーケを三等分にして両親、義両親へプレゼントしてもよいでしょう。
アフターブーケの作り方はとても繊細で技術を要するので少々値段は張りますが、アフターブーケにすることで思い出のブーケがいつまでも美しく輝き続けます。
いつ、どのように依頼するの?
結婚式のプランニングの際、アフターブーケを依頼できるかをプランナーに聞いてみましょう。
当日、結婚式が終わったらそのままブーケを預け、花の傷みが少ないままアフターブーケを専門に扱うショップに作ってもらいます。
預けてから約3~4ヵ月ほどでアフターブーケが届くそうです。
また、式場と提携しているお店では予算オーバーしてしまうという場合や提携しているお店では好みのデザインがないという場合は、挙式後でもアフターブーケ加工を行ってくれる専門店もあるので、事前に調べておくことをおすすめします。
自作する人も多数!
ドライフラワーのアフターブーケなら自宅で作れるので、業者に頼まず自分で作る花嫁も多いです。
作り方は花の茎部分をひもやゴムで数本ずつまとめ、風通しがよく日当たりがないところで花の部分を下にしてつるしておくだけ。
ただし、自作は変色や変形の可能性も高いので注意しましょう。
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ドライフラワーが完成したら、ジャーやガラスの瓶を用意してドライフラワーを詰め込めば、簡単にオシャレなインテリアに仕上がります。
ちなみに、プリザーブドフラワーやアイスフラワーのアフターブーケは特殊な加工が必要になるので、自分で作ることが難しいので専門のお店に依頼するのが一般的。
当日使った大きさのままガラスケースにいれたり、ブーケの花をすべては使わずにフラワーボックスや小さいブーケを作ったり、時計やボトルライトなどのインテリアに加工することもできます。
式当日に依頼しても大丈夫?
当日「やっぱりアフターブーケをしたい!」という花嫁も多いため、事前予約がなくても受け付け可能なお店もあります。
ただし、アフターブーケにする際は花がなるべく傷んでいない状態がベストなので、ブーケの花の劣化具合で受け付けてもらえないことがあるので挙式前に予約や確認をしておくとスムーズです。
まとめ
どんな形にしよう、どんなお花を使おう…一生懸命考えてこだわりぬいたブーケは花嫁にとって特別なものであり、かけがえのないもの。
もちろんブーケをゲストや両親にプレゼントをして幸せのおすそ分けをすることも魅力的ですが、生花の命は短く、枯れてしまうとちょっぴり寂しく感じてしまいますよね。
そんな思い出のたくさん詰まったブーケをひと手間かけてアフターブーケにして、いつまでも色鮮やかに残しませんか?
お二人の予算に合わせて、素敵なアフターブーケを手に入れてください。