結婚式で使う花の種類《カーネーション》の特徴・花言葉とは?

誰もが知る、母の日に贈る花として有名なカーネーションには「愛」を意味する花言葉が込められていて、ウェディングの花としてもピッタリです。ウェディングブーケや会場装花はもちろん、両親への花束やプロポーズなどにもオススメです。今回はカーネーションの特徴や花言葉を詳しく解説します。

この記事のINDEX

カーネーションってどんな花?

カーネーション

カーネーションは母の日に贈られる花として人気があり、誰もが知っている花の1つ。フリルのようにくしゅくしゅっとした花びらが特徴的で、香りもよく、色のバリエーションも多いため、フラワーアレンジメントや切花としても人気があります。
 
もともと古くから大切な女性への愛情を示す花であったカーネーションは、結婚式にも大活躍します。ブーケや会場装花にもピッタリなので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

カーネーションの由来・母の日に贈る理由

カーネーションは、「冠飾り(coronation flower)」から由来しているという説があります。
 
母の日にカーネーションを贈られるようになった理由は、アメリカで南北戦争があった時代に、女性活動家のアン・ジャービスと言う方が、「母の仕事の日」と呼ばれる敵味方問わず負傷兵の衛生を改善するための活動を行っていました。アン・ジャービスが亡くなった後に、亡き母をしのんで、娘であるアンナ・ジャービスが教会で記念会を開きました。そこで母が好きだったカーネーションを配りました。これが母の日の起源となり、白いカーネーションが母の日に贈るシンボルの花となったのです。

カーネーションの花言葉

花言葉

【全般の花言葉】
無垢で深い愛
 
【赤色の花言葉】
母への愛
感動
深い愛
 
【白色の花言葉】
純粋な愛
私の愛は生きています
尊敬
 
【ピンク色の花言葉】
女性の愛
熱愛
美しい仕草
感謝
 
【黄色の花言葉】
軽蔑
嫉妬
愛情の揺らぎ
 
【紫色の花言葉】
誇り
気品
気まぐれ
 
【青色の花言葉】
永遠の幸福
 
【緑色の花言葉】
癒し
純粋な愛情
 
【オレンジ色の花言葉】
あなたを熱愛します
清らかな慕情
純粋な愛

カーネーションは「愛」を意味する花言葉が付くものが多く、とても愛情が伝わる花です。色によって花言葉が違うので、結婚式のブーケ・会場装花、プロポーズや両親への花束などの贈り物にピッタリな色を選びましょう。

カーネーションの基本情報

基本情報

カーネーションの基本情報

科・属:ナデシコ科・ナデシコ属
別名:麝香撫子(ジャコウナデシコ)、阿蘭陀撫子(オランダナデシコ)、和蘭石竹(オランダセキチク)、和蘭撫子(オランダナデシコ)
原産地:ヨーロッパ、西アジア
時期:3月~5月
大きさ:10~30cm
色:赤、ピンク、青、紫、白、黄、緑

カーネーションの種類

【イオス】
花と葉が大きく、赤と緑のカラーバランスがよい品種です。
鮮やかな赤色をしていて、時間がたっても黒くなりにくい特徴があります。
最もオーソドックスな品種の一つでもあります。
 
【ベルマウス】
濃い赤色が特徴のベルマウス。
もっと黒色が特徴の「ブラックベルマウス」という種類もあります。
 
【サラ】
フリルのようにひらひらとした花びらを咲かせる品種で、濃いピンク色が特徴です。
 
【コノハ】
珍しい色のコノハは、きれいなグリーン色をしていて、癒される見た目をもちます。
 
【ポネ】
株が集まって咲き、蕾は緑色、花は濃いオレンジ色をしています。
鉢植えに人気があります。
 
【メレ】
メレは、黄色の鮮やかな花を咲かせます。
美しい花を咲かせるため人気があります。
 
【ネロ】
ネロは、外側が紫色、内側が黄色の混ざった色をもっていて、個性的な姿が特徴です。

カーネーションの育て方

【置き場所】
日によく当てて育てます。
鉢植えであれば、室内の明るい場所で充分楽しむことができます。
 
【水やり・肥料】
多湿にすると根が腐りやすいので、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えましょう。
 
【病害虫】
咲き終わった花をそのままにすると、灰色カビ病が発生します。
春先にアブラムシが発生するので、早めに駆除しましょう。

ブーケにや両親への花束に取り入れよう!

花束

カーネーションは「愛」に関係する花言葉が多いので、ウェディングの花としてもピッタリ。ブーケにも赤色やピンク色のカーネーションを使えば、かわいらしいデザインに仕上がります。また、青色や緑色のカーネーションを使えば、大人っぽくロマンティックな雰囲気になります。華やかな見た目だからこそ豪華な会場装花も期待できます。
 
もちろんブーケだけでなく贈呈用の花束にも最適で、ピンク色のカーネーションには「感謝」の花言葉が込められているので、日頃の感謝の気持ちをカーネーションで伝えてみるのもいいですね。
 
黄色のカーネーションにはネガティブな花言葉があるなど、色によって花言葉が違ってくるので、大事な場面では縁起の悪い花言葉をもつ色を選ばないようにしましょう。

まとめ

繊細でかわいらしく、カラーバリエーション豊富。そして恋愛を意味するロマンティックな花言葉も多いカーネーションは、晴れの日にピッタリなお花です。新郎新婦の愛を表現したようなカーネーションをブーケ、会場装飾、花束などに取り入れて、素敵な結婚式を叶えてください。

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結婚式準備.com編集部

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