結婚式の乾杯挨拶、誰にお願いする?依頼の仕方とお礼の相場について

披露宴の大切なスタートを切るための大切な演目である、結婚式の『乾杯挨拶』。そんな大切なあいさつには、職場の上司にお願いをするのが無難です。特に目上の人にお願いをする場合、しっかりとマナーを守ってお願いをしましょう!今回は、結婚式・披露宴の乾杯挨拶は誰に依頼するのか、気になる所要時間、務めていただいた方への心付け(お礼)、依頼の仕方やマナーについてご紹介いたします。

この記事のINDEX

    結婚式の乾杯挨拶を頼む人

    乾杯挨拶

    結婚式の乾杯挨拶は、披露宴をスタートさせるための大事なあいさつとなります。本来、ゲストの中でも主賓である「一番地位の高い方」に依頼するべきですが、一般的には準主賓である「次に地位のある方」にお願いするのがベストです。新郎新婦の職場の上司に当たる人にお願いするケースが多く、目上の方に頼むのが基本となっています。
     
    また、職場の方だけでは堅苦しいものになってしまうので、学生時代にお世話になった先生や恩師、友人など、職場とは違った関係者の方にお願いするケースもあります。

    乾杯の音頭はこんな人に向いている!

    乾杯の音頭

    乾杯挨拶には「人を楽しませるトーク力がある人」「声が通る人」「明るく元気な人」の印象をもつ方に向いています。バシッとはっきりとした言葉で乾杯の挨拶を行うことで、会場も盛り上がり、気持ちよく披露宴のスタートを切ることができます!
     
    誰に依頼するか悩んだら、結婚式に招待するゲストの中で、こういった条件に当てはまる方に乾杯の音頭をとっていただくといいです。

    親族のみの披露宴の場合、誰にお願いする?

    親族のみ

    親族などの身内だけの結婚式では誰に依頼するのが良いのでしょうか。この場合は、新郎の兄弟もしくは親戚の叔父などに、乾杯挨拶を頼むといいです。
     
    家族と親族だけが集まる披露宴パーティーでは、そこまで格式や地位にこだわる必要もありませんので、気楽にお願いしてみましょう♪

    乾杯挨拶の所要時間

    所要時間

    ウェルカムスピーチと同様、結婚式の乾杯挨拶があまりに長すぎてしまうと、披露宴での他のスケジュールが短くなってしまったり、他のゲストが退屈してしまうことも。また、挨拶が短すぎてしまうと、次の演出まで長く間が空いてしまったり、披露宴の時間が伸びてしまうなんてことにもなりかねません。
     
    祝辞のスピーチは3分~5分以内が基本とされていますが、結婚式の乾杯挨拶は1分~2分ぐらいの所要時間と考えておくといいでしょう!

    依頼の仕方とマナー

    マナー

    まず、乾杯の挨拶をお願いするタイミングとして、結婚の報告をする際、もしくは招待状が出来上がった頃合いがベストです。2人の結婚式に依頼された側は、乾杯挨拶の構成と内容を考えなくてはなりません。ですから、結婚式の日程が決まり次第、すぐに依頼するのがよいです。遅くても結婚式の2カ月前ぐらいには依頼しましょう!
     
    乾杯挨拶の依頼のマナーとして、乾杯の音頭は自身の上司にお願いをするので、特に目上の方には直接会ってお願いをするのが基本になります。直接会えない場合もあるので、そういったときには、電話でお願いをするようにします。目上の方に祝辞を依頼する際、メールやLINE、招待状に手紙を入れてお願いするなどは、失礼にあたりますので注意しましょう!

    結婚式当日は『心付け(お礼)』を忘れずに!

    心づけ

    乾杯挨拶を務めてくれた方への心付け(お礼)も忘れてはなりません。新郎新婦から依頼したゲストの方へ、お車代として、1万円~3万円以内を渡すのがマナーです。お願いした方の立場などにもよりますが、重要な役目である乾杯挨拶をしていただいた方に1万円以下は、失礼にあたってしまうので気をつけるようにしましょう。
     
    謝礼は、必ず『新札』と『ご祝儀袋』を用意し、新郎新婦の名前をしっかり書きます。渡すタイミングは、結婚式当日の受付後に依頼した側の両親が手渡すのが一般的となっています。

    まとめ

    乾杯挨拶は、結婚披露宴をスタートさせるための大事な演目です。そういった大切な場面では、新郎側の上司の方に依頼をするのが基本となります。トーク力があり、明るく元気な人にお願いをすれば、気持ちのよいスタートを切ってもらえるので、お願いする方の性格なども考慮してあげると良いです!
    2人の結婚式・披露宴にあいさつを依頼する際は、早めにお願いしたい旨を伝え、しっかりと心付けなどのお礼を渡すことも忘れず、失礼のないように心がけましょう!

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    結婚式準備.com編集部

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