スターチスってどんな花?
スターチスは、別の呼び名で「リモニウム」「ハナハマサジ」とも呼ばれています。花茎の先に白や黄色い小さな花を咲かせ、花びらのような姿のがくは青、紫、黄、ピンク、白など色鮮やかで、スターチスはがくの方が花びらよりも目立っている特徴があります。フリフリした華やかさと愛を誓う花言葉があるスターチスは、結婚式にピッタリです。
スターチスの花言葉
全般の花言葉:変わらぬ心、途絶えぬ記憶、永遠に変わらない
色別の花言葉
ピンク色の花言葉:永久不変
黄色の花言葉:愛の喜び、誠実
紫色の花言葉:上品、しとやか
青紫の花言葉:知識
スターチスの基本情報
科・属:イソマツ科・イソマツ属
別名:スターチス、ハナハマサジ
原産地:ヨーロッパ
大きさ:草丈10~150cm
花の色:青、紫、黄、オレンジ、ピンク、白
時期:周年
スターチスの特徴
スターチスは、150種類以上の品種があるとされていて、日本には昭和の初めに広まりました。秋に種をまき、春に花を咲かせます。葉は20cmほどの長さで、地際から放射状に伸びていきます。また、花びらよりもがくが目立ち、花が散った後もがくはきれいな色のまま残ります。
スターチスの種類
ベルディフォリウム
花びらは紅紫色で、繊細な雰囲気があり、花茎は細かく枝分かれしているのが特徴です。
ボンデュエレイ
花びらとがくの色は黄色で明るい印象がある花です。
ラティフォリウム
日本では明治ごろ広まり、花びらは青色でがくは白色が特徴になります。
スウォロウィー
ピンク色の花がらせん状に咲き、満開のときは、ピンク色が茎からもこもこと出ているような姿をしているのが特徴です。
スターチスの育て方
置き場所
日の当りが良好で風がよく抜ける所を選びましょう。また、濡れ過ぎには注意が必要で、屋根がある所がベストです。
水やり・肥料
水のあげすぎは禁物。乾ききった所で水をあげるようにします。このさいも適度な量を意識するようにしましょう。肥料は効果がジワジワと長く染み渡る固形のものが良いです。
病害虫
カビ類の病気になる場合があるので、乾かして換気が良い場所が予防になります。また虫も付きやすいので気にするようにしてください。
スターチスを結婚式で使う方法
まるで花のようながくが印象的なスターチス。1輪1輪が小さなスターチスでもたくさん束ねると華やかになるので、さまざまな色のスターチスを集めたクラッチブーケはナチュラルな雰囲気が出ておしゃれです。また、周りの花を引き立たせる役割があるので、「バラ」「トルコキキョウ」「ガーベラ」など大きな花との相性も良く、より豪華なブーケに仕上がります。
結婚式にふさわしいロマンティックな花言葉があるスターチスだからこそ、ブーケだけでなく会場装花にもぜひ!
スターチスは花に水分が少なく、花に色が残りやすいため、式を終えた後ドライフラワーにする人も。茎を紐で縛り、風通しの良い場所で逆さに吊るすだけで作れるので、お部屋のインテリアなどにいかがでしょうか。
また、最近ではプチギフトや席札としてハーバリウムを手作りする花嫁も増えています。スターチスはハーバリウムに入れる花としても最適です。
まとめ
細く伸びた茎の先に小さな花を咲かせ、色鮮やかな色のがくが特徴のスターチス。そして愛を誓う花言葉もあり、まさに結婚式にピッタリな花です。ぜひ花嫁のブーケや会場装花に、色鮮やかで美しく、素敵な意味が込められたスターチスを使いましょう。