結婚指輪を買うときのポイントとは
あまり試着をせずに結婚指輪を購入してしまうと、あとから「きつい(ゆるい)」と思うこともあります。人間の指はむくみや体重の増減によってサイズが変わりがちです。
季節や時間帯を考慮する
指のむくみがあると、結婚指輪をきついと感じてしまいます。指が太めで心配な人は、むくみやすい時間帯や季節も考慮して購入することが失敗しない指輪選びの第一歩です。
一般的には、冬よりも夏の方がむくみやすいので、冬に購入する場合は夏になったら少しきつくなる可能性があることも考えておきましょう。また、1日を通して朝よりも夕方の方がむくみやすいので、試着をするなら夕方がおすすめです。
何度も試着をしよう
時間帯によって指の太さは変わるので、朝と夕方、もし可能なら季節をまたいで何度も試着をしましょう。それによって「試着したときはピッタリだったけれど、今は指が太くて入らない」という事態を防げます。
店員さんにも事情を話せば、快く何度も試着に応じてくれるでしょうし、サイズの相談にも乗ってくれます。
リングゲージやテスト用のリングで試す
リングゲージとは、指輪と同じ大きさの輪がいくつも連なったものです。リングゲージで指の大きさを測ることができるので、時間帯を変えながら自分自身で測定してみましょう。
インターネットショッピングで数百円で手に入るものもあるので、購入してカップルでお互い確認するのもおすすめです。
ほかにも、例えば「指輪のサイズを測ったら9号だったけど、しばらくの期間つけておいて、本当に9号で大丈夫か確認したい」という人は、リーズナブルな価格の9号のファッションリングをテスト用のリングとして購入し、結婚指輪と同じようにしばらくつけておいてテストする方法もあります。
あなたの指の形はどれ?おすすめのサイズ感
結婚指輪を選ぶときは、指の形に合ったものを選ぶのがポイントです。まずは、あなたの指の形が何型に分類されるか確認してみましょう。
ストレート型
「ストレート型」とは、根元と関節の太さがほぼ同じで、全体的に太さが均一な形のことです。ストレート型なら、素直にサイズがピッタリのものを選びましょう。
デザインも悩まずに、好きなものを選んで大丈夫です。
節太型
「節太型」とは、関節部分が出っ張っていて太かったり、指の付け根部分が細かったりする形のことです。指を閉じたときに隙間ができるなら節太型と言えるでしょう。
節太型なら、根元に合わせてしまうと関節部分で抜けなくなる可能性があります。
関節部分に合わせるのがベターですが、根元でくるくる回ってしまうのでフルエタニティタイプ(結婚指輪の全周にダイヤを並べたデザイン)や、装飾の無いシンプルなものなど、回ってもデザインが変わりにくい結婚指輪がおすすめです。
先細り型
「先細り型」とは、節太型とは逆のタイプで、関節部分よりも根元の方が太い形の指のことです。「関節に引っかかって抜けない」ということは少ない反面、指輪のサイズがゆるいと抜けやすくなります。
ゆるめよりも少しきつめがおすすめです。締め付け感が気になるなら、リングの内側に丸みがあり、付け心地が良い「内甲丸(うちこうまる)仕上げ」のリングなら快適です。
結婚指輪が抜けなくなったらコレを試そう
今、この記事を読んでいる人の中には「どうしよう!結婚指輪が抜けなくなった」と焦っている人もいますよね。まずは落ち着いて、抜けない原因を考え、抜けるように試してみましょう。
抜けない原因を考えよう
結婚指輪を抜く前に、飲酒をしたりお風呂に入ったりしませんでしたか? また、体調がいつもと違うといったことはありませんか? 指は、体調の変化や季節、時間によって太めになることがあります。
ほかにも、妊娠中の場合はむくみが出て、結婚指輪が抜けにくくなります。
押し上げて抜いてみる
指輪を関節に対して縦に持ち、上に押し上げるようにします。関節部分の皺に引っかかると、結婚指輪が抜けにくくなるので、指輪が皺の上にくるように、少しずつ動かしながら抜くと良いでしょう。
それでもダメなときは手を温めたり冷やしたりするのも効果的です。血行不良でむくんでいるなら手を温め、飲酒後など血行が良くなったためにむくんでいるなら冷やすと抜けやすくなりますよ。
石鹸をつける
石鹸をつけると、指輪の滑りが良くなります。石鹸で滑りやすくしたあとに、押し上げて抜いてみましょう。
抜けたあとは、石鹸カスが指輪に残らないように優しく洗浄してくださいね。
まとめ
何度も試着して指の形に合う結婚指輪を選ぼう
結婚指輪を買うときは何度も試してみましょう。時間を変えて試着したり、テスト用のリングでしばらく過ごしてみるのがおすすめです。自分の指の形は「ストレート型」「節太型」「先細り型」のどれなのか判断し、形に合ったものを選ぶことがポイントです。
それでも体調や季節によって指輪が抜けなくなる可能性もあります。もし結婚指輪が抜けなくなったら石鹸で滑りを良くして抜いてみましょう。
「指が太めだから心配」と悩む前に、どんどん試着してピッタリの指輪を見つけてくださいね。