おすすめ参加型演出(1)テーブルラウンド
披露宴で新郎新婦とゲストの距離を縮めるためにぜひ取り入れたい演出のひとつに「テーブルラウンド」があります。その名のとおり、新郎新婦が各テーブルを回るテーブルラウンドでは、それぞれのテーブルにて写真撮影をしたりフラワーサーブするなどさまざまなバリエーションがあります。ここで代表的なものを3つ紹介します。
フラワーサービス
新郎新婦が各テーブルを回り、ゲスト全員にお花を配るフラワーサービスは、見た目にもとても可愛らしく華やかでおすすめです。ゲストひとりひとりに手渡しするため、新郎新婦とゲストの距離もぐっと縮まります。
受け取ったお花は、その後身に着けて使用することができます。女性ゲストは渡されたお花をヘッドアクセサリーにして着け、男性ゲストは胸ポケットにいれることができるため、フラワーサービス後にはパーティーにより一層一体感が生まれます。
テーブルフォト
iStoc / ZwartFotografie
定番とも言えるテーブルフォトでは、各テーブルを回る新郎新婦とゲストが一緒に記念撮影をすることができます。このときにおすすめなのがフォトプロップス。ヒゲの形や、メガネの形などさまざまなモチーフの付いたフォトプロップスを使えば、写真撮影がより一層盛り上がります。
新郎新婦とゲストがコミュニケーションをしっかり取ることができるのも、テーブルフォトの魅力です。限られた時間ではあるものの、テーブルに来た新郎新婦にゲストが直接お祝いの言葉をかけてあげられる数少ないチャンスでもあります。
変わり種の〇〇サービス
人と違ったことがしたい!と思うなら変わり種のテーブルラウンドを考えてみてもいいでしょう。新郎がビールサーバーを担いでビールをサーブして回ったり、和装を着てこだわりの地酒サーブして回ったりするのもなかなかいいものですよ。ゲストの記憶に残るオリジナリティ溢れる〇〇サーブを検討してみましょう。
おすすめ参加型演出(2)ゲストにウェディングケーキをデコレーションしてもらう
iStoc / ikuyan
結婚式のこだわりアイテムのひとつであるウェディングケーキをゲストに飾りつけしてもらう演出もおすすめです。結婚式では、披露宴序盤にケーキカット演出があるケースが一般的です。
ケーキカットが終わったら、そこからはケーキの演出は特にありません。ここでおすすめなのがゲストにデコレーションしてもらうという参加型の演出。披露宴会場の目立つところにケーキを置き、その周りにデコレーション用のフルーツやトッピングを並べて置きます。司会者からアナウンスを入れてもらい、歓談中などにゲストに好きなように飾りつけしてもらいましょう。
出来上がったケーキは、まさに世界にたったひとつのオリジナルケーキになります。ゲストも自分たちが作り上げたウェディングケーキを見るのは楽しいものです。特に女性ゲストに喜ばれる演出ですよ。
おすすめ参加型演出(3)デザートビュッフェや〇〇ビュッフェ
iStoc / beorm
結婚式は着席して新郎新婦の生い立ちムービーを見たり、友人代表スピーチを聞いたりするイメージが強く、どちらかと言えばあまり活発に動き回ることがない印象を持つ人が多いのではないでしょうか。これに少し動きを加えるとすれば、おすすめしたいのがビュッフェです。デザートビュッフェは結婚式に良く選ばれるおもてなしですが、これもひとつの演出です。
デザートビュッフェだけでなく、寒い冬には心も体も温まるホットドリンク付きのビュッフェや、大人の雰囲気いっぱいのホットワインビュッフェやシガービュッフェもおすすめです。ビュッフェがあることでゲスト全員に動きが出て、披露宴自体が盛り上がります。
小さなお子様連れのゲストが多い場合には、キャンディビュッフェでお菓子を可愛らしくたくさん用意するのもいいでしょう。ゲストの層に合わせたお菓子選びは基本です。結婚式のテーマに合わせて何のビュッフェにするかを決めるのも演出として盛り上がります。
参加型演出は入れすぎずメリハリのある結婚式に!
ゲストが参加できる演出がひとつでもあれば、ゲストが結婚式に「参列した」だけでなく「一緒に楽しんだ」感覚を持ちます。これが参加型演出の魅力です。参加型演出を取り入れる際に注意しなければならないのは、あれもこれも欲張って入れすぎないこと。ゲストによってはゆっくり着席して食事を楽しみたいと思っているケースもあります。
ポイントは、参加型の演出をバランスよく入れることです。常に参加型演出があればゲストも慌ただしさを感じてしまうでしょう。全体の流れを考えながら上手に参加型演出を取り入れ、メリハリのある結婚式にしましょう。
まとめ
ゲストが「楽しかった!」と感じる結婚式には、何かしらの参加型演出が組み込まれているケースがほとんどです。せっかくの結婚式です、新郎新婦とゲストが一緒になって楽しめる時間が持てれば素敵ですよね。ゲストの層をよく考え、ゲスト全員が喜んでくれそうな参加型演出を選びましょう。