結婚式のゲスト1人当たりの費用相場は?料理や飲み物など1人当たりの単価

結婚式費用で大きな割合を占めるのが、招待したゲストをおもてなしするための「料理・飲物・引出物」の費用です。ゲスト1人当たりの費用を知ることで、結婚式自己負担をどの程度節約したいかの目安になります。自己負担できる金額に見合った結婚式ができるよう、結婚式でのゲスト1人当たりにかかる費用相場と平均金額、ご祝儀の考え方について、しっかり理解しておきましょう。

この記事のINDEX

    結婚式の費用相場とは

    まず、結婚式全体にかかる費用相場を見てみましょう。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

    結婚式全体の費用相場

    結婚式にかかる費用と、その内訳の平均相場金額は次のようになっています。

    結婚にかかる平均費用総額
    466.6万円
    披露宴・披露パーティの招待客人数
    66.3人
    仲人へのお礼の平均費用 6万円
    結納式の平均費用 17.9万円
    両家の顔合わせ食事会の平均費用 5.9万円
    婚約指輪の平均費用 36.5万円
    結婚指輪(2人分)の平均費用 24.4万円
    結婚式にかかる費用の平均費用 357.5万円
    二次会にかかる費用の平均費用 35万~40万円
    新婚旅行の平均費用の平均費用 61.2万円
    新婚旅行のお土産の平均費用 10.5万円

    結婚式のゲストからのご祝儀とゲスト1人当たりの費用の関係

    招待客1人あたりの挙式、披露宴・披露パーティ費用の平均は6.8万円
    これはリクルートの調査で年々増加傾向にあり、結婚式が「2人をお祝いしてもらうもの」という考え方から「2人に関係ある人たちに感謝のおもてなしをするもの」という考え方に変わってきているという見方もできるでしょう。

    結婚式に対する考え方についての2018年のアンケートで
    『結婚式は列席者に感謝の気持ちを伝える場である』という考え方について、
    「非常にそう思う」人が72.7%、「ややそう思う」人が20.6%で、「思う・計」は93.3%という調査結果からも、今後もゲストにかかる費用は増加傾向にあると言えます。

    結婚式全体費用のゲスト1人当たりの平均金額相場 6.8万円
    ご祝儀の平均相場 3万円新郎新婦の自己負担 2.8万円

    結婚式で料理・飲物・引出物の1人当たりの費用相場とは

    結婚式の費用はさまざまな要素から構成されています。演出や衣装、会場の装飾や装花などはゲストを楽しませる面もありますが、新郎新婦のこだわりなども大きく反映される要素の費用です。
    一方、「料理・飲物・引出物(ギフト)」の費用は、ゲストをおもてなしする上でダイレクトに印象の良し悪しにかかわってくる要素のため、狭い意味でゲスト1人当たりの費用であると考えられます。

    ゲスト1人当たりに直接かかる費用の内訳

    ゲストのおもてなしに深く直結する「料理・飲物・引出物」は、ゲスト1人当たりでどのくらいの平均相場になっているのでしょうか。

    ゲストが食事するための料理と飲物

    ゲスト1人当たりの料理と飲物の費用相場 18700円
    ゲストの料理と飲物の総額平均 122.2万円

    結婚式での食事はコース料理が一般的です。料理のジャンル、コースの内容、一品のボリューム、味、見た目などで、ゲストの結婚式の印象をも左右するため、おもてなしをする上で日非常に重要な要素と言えます。また、コースのランクを下げることで料理のグレードが分かりやすく下がることもあり、費用を削ることが非常に難しい部分であるとも言えます。

    ゲストへのギフト

    ゲスト1人当たりのギフトの費用相場 6600円
    ゲストのギフトの総額平均 35.7万円

    結婚式に招待したゲストへのお土産として、引出物、引菓子、送迎の際に手渡すプチギフトなどを用意します。
    引出物はゲストとの関係性や年齢によって贈り分けする新郎新婦が多く見られ、親族や上司など関係性が深く立場上ご祝儀を多く包んでくれる見込みがあるゲストに対しては、品数を多くする、一品の質を上げるなどの工夫していることが多いでしょう。

    ゲスト1人当たりの費用とご祝儀の費用相場

    ゲスト1人当たりの費用とご祝儀の費用相場

    ゲスト1人当たりのご祝儀金額の平均 3.4万円
    ゲストからのご祝儀総額の平均相場 224.8万円

    ご祝儀は新郎新婦との関係性によって包む額が異なりますが、平均して見ると一般的な相場である3万円に近い金額になっています。
    ゲストからのご祝儀でゲストの飲食代やギフトをまかなうと考えると、ご祝儀平均から料理・飲物・ギフト平均の総計を引くと、約1万弱が残ります。
    この金額が、ゲストのお祝いの気持ちの部分と言えるでしょう。

    結婚式費用の中でゲストにかかる費用の割合

    結婚式費用でゲストのおもてなし費用が占める割合

    「料理・飲物・ギフト」合計総額が結婚式費用の中で占める割合は44.2%
    ご祝儀総額で占める割合は70.2%

    結婚式費用の中でも、ゲストへのおもてなし費用はほぼ半分を占める相場になっています。
    ゲスト1人当たりのおもてなし費用をご祝儀で十分賄うことができます。

    結婚式費用の節約の考え方

    結婚式費用を調整したい、または節約したいと考えた場合、ゲスト1人当たりにかかる費用をしっかりと出すことで、ゲストへのおもてなしと新郎新婦のこだわりのバランスが見えてきます。
    今や結婚式は「新郎新婦の結婚のお祝い」という考え方以上に「ゲストへのおもてなし」を重視する傾向が一般的になりつつある傾向を踏まえ、ゲスト1人当たりの費用でおもてなし部分をどこまで重視するのか、重視する場合はどの部分で調整・節約してくいのかを見極めていきましょう。

    まとめ

    結婚式のゲスト1人当たりの費用相場はおもてなしとこだわりを分けて考える

    ゲストの結婚式の印象や思い出を特に左右すると言われる「料理・飲物・引出物」は、現在の結婚式の位置づけとして重視する大きなポイントと言えます。ゲスト1人当たりの費用相場と、ご祝儀の平均相場から、新郎新婦が結婚式費用で、何をより重視したいのかのバランスが客観的に見えて来るでしょう。

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    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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