結婚式受付係に必要な準備と当日のマナーと流れ、知っておきたい5つの心得!

結婚式の受付係を依頼されたら、まずは式当日までに準備するものや進めておくことを確認しましょう!新郎新婦の代わりにゲストへのおもてなしを任される立場であるのと、大切なお金の管理を任される立場です。そんな重要な責任のある役である受付係を完璧にこなすための事前準備の仕方と当日のマナーと流れ、知っておきたい5つの心得を伝授します。

この記事のINDEX

    結婚式の受付4コマ漫画

    当日までに確認しておくこと

    集合時間と開始時間

    結婚式の受付係を任されたら、結婚式当日の集合時間と開始時間を新郎新婦に確認しておきましょう。結婚式での受付係は、ゲストのお出迎えやご祝儀を預かるため、事前に役割分担や会場設備の確認などの準備をしておかなければなりません。そのため、受付開始時間の1時間前には結婚式場に到着することが基本になります。

    受付に用意されているものを確認

    受付係は、受付時に使用するものがきちんと準備されているかを事前に確認します。芳名帳、ペン、ご祝儀を置くお盆、席次表など、基本的には式場側と新郎新婦側が用意します。

    お車代など謝礼を渡すゲストの有無

    披露宴でのはじめの挨拶や乾杯の音頭などを担当する方に、お車代などの謝礼を受付時に渡すのかを新郎新婦に確認します。渡す場合は受付専用の名簿を名前を確認をし、わかりやすいように目印をつけて準備しておくといいです。

    取り次ぐ必要のあるゲストがいるか

    受付係は、挙式や披露宴の間に何かしら連絡事項があるゲストなど、取り次ぎの必要のあるゲストをあらかじめ確認するようにしましょう。取り次ぎリストなどがある場合は、事前に目を通しておきましょう。リストが無い場合は、最初に確認を取るなどしてチェックをしておいてください。

    集めたご祝儀を誰に渡すのか

    ご祝儀を集めた後、受付係はご親族などに集めたご祝儀を渡すのも1つの仕事です。誰が受け取り人なのかを新郎新婦に聞いておきましょう。この時、ご祝儀泥棒が発生してしまう可能性もあるので、あらかじめ顔と名前を把握すして準備をしておくと、トラブル防止につながって安心です。

    当日の流れを把握する

    受付の全体の流れを知っておくことで、どんな状況にもスムーズに対応できて余裕を持った行動ができます。当日の流れは時間が記載されているスケジュール表を用意して流れを把握しましょう。

    必ず受付リスト(名簿)をもらう

    結婚式の受付時に必要になってくる名簿を、事前に新郎新婦から受け取りましょう。リストがないと受付で出欠確認が取れません。出席者を把握したり、準備を行うために欠かせないものなので、必ずもらうようにしてください。

    役割分担を決める

    結婚式の受付係の役割は、ただ単に受付をするだけではありません。受付を終え、ゲストを次の会場に案内したり、お手洗いやクロークの場所を聞かれたり、時にはゲストが一斉に来て混み合ってしまうこともあります。両家ともに「ご祝儀を受け取る人」と「案内をする人」に役割分担をし、受付をスムーズに行えるようにしましょう。

    当日に会場に到着したらやるべきこと

    • 受付係は他のゲストよりも集合時間の「1時間前」に結婚式場に到着しよう
    • 会場に到着したら、受付係全員で新郎新婦のご親族に挨拶をする
    • 受付場所で、役割分担と会場スタッフとの打ち合わせを行う

    受付係のマナーとして、結婚式場に早めに到着するのはもちろん、親族控え室に伺い新郎新婦のご両家に挨拶をすることを心得えて。到着してから開始時間までに、受付係がやるべきことを確認しましょう。

    結婚式当日、受付開始から終了までの流れ

    • 結婚式場に到着したゲストからご祝儀を受け取り、用意されたお盆の上に置いて保管する
    • ゲストに芳名帳を記入をしてもらうように案内をする
    • ご祝儀袋の名前と名簿の名前をチェックして出欠の確認をする
    • 席次表をゲストに渡し、会場の案内をする
    • 受付終了時間になったら披露宴に参加し、遅れるゲストがいる場合は1~2人を受付に残って待つ
    • 親族などご祝儀を管理する方に、集めたご祝儀を渡す

    結婚式の受付係は、ご祝儀を受け取るだけでなく、ゲストを会場まで案内するのも受付係の役割。最後まで責任を持って行動するように心得ましょう。当日はスムーズに行えるように、受付時の流れを確認しましょう。

    結婚式の受付係として知っておきたい5つの心得

    結婚式受付係がおこなうこと

    (1)自分の荷物はクロークに預けましょう

    結婚式場に到着をしたら、まず自分の荷物をクロークに預けましょう。受付の最中に荷物があると邪魔になってしまうため、集中するためにも手荷物は事前に預けるように心得ましょう。

    (2)トイレは事前に済ませておきましょう

    受付が始まったら次々とゲストが来るので、なかなかトイレに行くことが出来ません。結婚式場に到着後、もしくは受付開始する前に済ませておくことを心得えて。もし受付の最中に行きたくなってしまった場合は、隣にいる受付係に一声かけて急いで済ませましょう。

    (3)ご祝儀は肌身離さずしっかり管理しましょう

    ご祝儀を管理するのも受付係の役割です。隙があると、ご祝儀を盗まれてしまう可能性だってあります。どんな時も肌身離さず、ご祝儀を大切に管理してください。

    (4)代表としての責任を持ちましょう

    受付係は、新郎新婦や両家に代わってゲストを出迎え、芳名帳にご記帳いただいたり、ご祝儀を預かったり、会場を案内したりします。受付係はお金を取り扱う重要な役割なので、両家の代表として、受付完了するまで責任を持って行動するように心得てください。

    (5)明るくゲストを迎えましょう

    受付係は、『両家の顔』です。新郎新婦やご両家、ゲストの方に失礼のないようにマナーを守り、明るく笑顔でお出迎えします。言葉遣いや態度、好感をもたれる対応を心得ましょう!

    まとめ

    受付係を完璧におこなうために事前準備と当日やることを頭の中にいれておこう!

    受付係のマナーとして、当日どんなことをやるかしっかり把握し、事前に確認しておくことは新郎新婦にしっかり聞いておきましょう。当日は、早めに結婚式式場に到着し、受付開始前に荷物はクロークに預け、トイレを済ませておきましょう。受付が開始したら、ゲストから頂いたご祝儀をしっかりと管理し、最後までしっかりと責任を持って役割を果たしましょう。受付係が式当日にやることや流れをあらかじめ知っておくことで、心の準備ができ、どんな状況が起きても慌てることなく対応することができます。両家の顔であることを認識して、ゲストに心くばりできる素敵な受付を心得ましょう!

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    結婚式準備.com編集部

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