結婚の計画表を作ろう!結婚が決まったら話し合うこと・貯金・今後の計画

結婚が決まったら、親への挨拶や結婚式、結納などやるべきことがたくさん待っています。スムーズな新婚生活を送るためには、あらかじめ結婚に関する計画表を作成するのがおすすめです。 今回は、結婚が決まった後にやるべきこと・話し合うことをはじめ、貯金はいつからするのか、結婚の計画表をご紹介します。

この記事のINDEX

    結婚が決まったらやること・話し合うこと

    結婚の計画表

    M_spukkato / PIXTA(ピクスタ)

    まずは、結婚が決まったらやること・話し合うことをみてみましょう。やること・話し合うは主に5つあります。

    今後についての話し合い

    他人同士だったふたりが家族になるなら、それぞれの認識をすり合わせておく必要があります。

    結婚式、結納(食事会)、新婚旅行、入籍日、名字、新居、費用負担、子ども、仕事、親との同居、親の介護、など

    付合っている間に少しずつ話題に出しておくとよいでしょう。すぐに結論が出ない場合も、「相手がどのように考えているか」を把握しておきます。

    親への挨拶と結婚報告

    両方の親に結婚の意思を伝えます。まずは電話で「相手を紹介したい」と連絡し、直接会う日の日程を調整しましょう。基本的に男性は嫁をもらう立場なので、女性側の親から会います。女性側の親への挨拶が終わったら、男性側の親へ結婚報告を行います。
     
    親への挨拶の際は、結婚式や結納、新居、子どものことなどを質問されるケースがあります。そのため、親への挨拶までに上記で紹介した「今後についての話し合い」を済ませておくのがおすすめです。

    知人・友人への結婚報告

    会社関係や知人・友人に結婚報告を行います。会社関係の場合、直属の上司から伝えた後、ほかの上司や同僚に伝えます。知人・友人へ結婚報告する場合は結婚式の有無も一緒に伝えると、相手が余裕を持って準備できます。
     
    「〇月〇日に行う予定だから参加してほしい」、「結婚式はやらない予定」、「身内だけで行う予定」など結婚式に関して決まっていることを伝えましょう。

    結納・両家顔合わせの食事会

    両家がはじめて一度に顔をあわせるのが結納です。昨今では結納をせず両家顔合わせの食事会を行うカップルも多いです。どちらを選ぶかは家庭の事情により異なりますが、場所・日程・参加者・費用負担などをあらかじめ決めておいてください。

    結婚に関する手続き

    結婚するとさまざまな手続きが発生します。

    婚姻届、転居・転出・転入届、マイナンバーカード、国民年金、国民健康保険、運転免許証、印鑑登録、パスポート、通帳、クレジットカード、携帯電話、など

    婚姻届の提出時には戸籍謄本を取り寄せる必要があるなど、結婚に関する手続きは準備するものが多いです。特に、苗字が変わる側は名義変更の手続きなどやることが多くなるため、手続きする順番を決めておくとよいでしょう。

    貯金はいつからするのが良い?

    結婚の計画表

    ケイーゴ・K – stock.adobe.com

    結婚費用を貯金するタイミングは、結婚式を基準に考えるカップルが多いです。結婚は大まかに次の費用がかかります。※全国平均

    項目金額
    婚約記念品(婚約指輪)355,000円
    結納・両家顔合わせ食事会231,000円(食事会のみ:67,000円)
    結婚式3,623,000円(ご祝儀:2,278,000円)
    新婚旅行(お土産代含む)718,000円
    新居・引っ越し(賃貸)627,000円
    合計5,554,000円(ご祝儀差し引き:3,276,000円)

    上記を見ると、結婚費用は少なくない金額が発生します。結納式を行う場合の結婚費用の合計は、後からもらえるご祝儀を差し引くと3,276,000円です。

    結婚式のタイミングと必要な貯金額

    では、結婚式のタイミングをもとに1ヵ月あたりに必要な貯金額を見てみましょう。結婚費用は上記で算出した3,276,000円を基準に計算します。

    結婚式のタイミング必要な貯金額(1ヵ月単位)
    1年後273,000円
    2年後136,500円
    3年後91,000円
    4年後68,250円
    5年後54,600円

    このように、結婚を決めてから結婚式を開催するまでの期間が長いほど、1ヵ月あたりの貯金額の負担は減ります。
     
    ただし、結納・両家顔合わせ食事会のどちらにするのか、結婚式の規模、新婚旅行の有無によって必要な結婚費用が異なります。各自のプランで計算すると、貯金額の負担を減らすことも可能です。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ、ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    結婚式や新生活までの大まかな計画表

    結婚の計画表

    yamasan – stock.adobe.com

    結婚式や新生活までの大まかな流れは下記の通りです。カップルによって順番が前後したり、必要な項目は異なったりしますが、計画表の参考にしてください。

    今後についての話し合い・結婚式(規模)
    ・結納or食事会
    ・新婚旅行(エリア)
    ・費用負担
    ・入籍日(〇〇年〇月〇日)
    ・名字
    ・新居(購入or賃貸)
    ・子ども(人数)
    ・仕事
    ・親との同居
    ・親の介護
    親への挨拶と結婚報告・お互いの親へ挨拶する日
    (女性側〇月〇日、男性側〇月〇日)
    ・話す内容の確認
    ・結婚報告後、お礼の手紙を書く
    結納・両家顔合わせ・日程(〇〇年〇月〇日)
    ・人数・場所
    ・両家の費用負担について
    ・婚約記念品の購入
    新居の準備・引っ越し・引っ越す日(〇〇年〇月〇日)
    ・予算・広さ・エリア
    ・物件検索
    ・見積もり
    ・家具・家電の検討
    ・契約
    ・水道光熱費の手続き
    友人や知人への結婚報告・職場・友人・知人・親戚へ結婚報告
    ・報告手段(口頭・ハガキ・SNS)
    結婚式の準備・日程(〇〇年〇月〇日)
    ・招待客のリストアップ・人数
    ・予算・規模・エリア
    ・会場の検討と見積もり
    ・会場と打ち合わせ(衣裳・小物、映像、飲食など)
    ・招待客の決定
    ・招待客の交通費や宿泊費について
    ・挨拶・司会・余興の依頼
    ・招待状の準備
    ・二次会の検討と参加者
    ・幹事の依頼
    ・二次会のエリア・内容・景品
    ・結婚式後のお礼・報告
    新婚旅行・日程(〇月〇日~〇月〇日)
    ・予算・エリア
    ・お土産の数量を確認
    結婚に関する手続き・婚姻届
    ・転居届・転出届・転入届
    ・国民健康保険
    ・国民年金
    ・マイナンバーカード
    ・パスポート
    ・印鑑登録
    ・運転免許証
    ・銀行口座
    ・クレジットカード
    ・生命保険
    ・携帯電話
    ・結婚届・休暇届・退職届
    ・失業保険

    まとめ

    結婚が決まったらすぐにふたりの結婚計画表を作れば新生活もスムーズに

    結婚が決まったら、やること・話し合うことを実行します。話し合いはスムーズな新婚生活を送る上でとても重要です。話し合いをもとに、親への挨拶や結納、知人・友人への結婚報告などやるべきことを済ませましょう。
     
    結納を行う場合の結婚費用は、ご祝儀を差し引くと全国平均で3,276,000円です。結婚を決めてから結婚式を開催するまでの期間が長いほど1ヵ月あたりの貯金額の負担が減るので、なるべく早めに貯金を開始したほうがいいです。今回ご紹介した計画表を参考にして、ふたりの結婚計画表を作ってください。

    関連する式場

    関連する式場はありません

    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

    関連する記事