ハワイウェディングのチップの相場はひとりにつき20ドル前後!
ハワイウェディングを挙げる際に、渡すチップの相場金額は20ドル前後です。10ドルから30ドルの間で金額を決めるのが無難です。チップには「いくら以上でなければいけない」などのルールがあるわけではありません。あくまでも感謝の気持ちを込めた「お心づけ」なので、金額に関してそれほど深く考える必要はないでしょう。
ただし、10ドル未満のチップは逆に不自然で、やや失礼にもなりかねません。少なくとも10ドル以上にしましょう。また、多くの方がハワイに到着してから日本円を米ドルに両替します。このときに100ドル札ばかりになると、いざというときにスムーズに支払いができない場面が多いため、なるべく20ドル札と10ドル札で受け取ると良いでしょう。
チップはどうやって渡すのが正解?
ハワイウェディングの際にはチップを人数分より少し多めにあらかじめ準備しておき、お年玉を入れるための「ポチ袋」に入れて渡しましょう。フォトツアーに出かける際は、ホテルから撮影場所まで車移動になります。ホテルの部屋に用意したチップを忘れてしまわないよう、きちんと持参してフォトツアーに出かけるようにしましょう。
お金をそのまま渡す方法は丁寧とは言えません。必ず封筒に入れて渡すよう、ハワイに出発するまでにあらかじめ準備しておくと良いですね。ハワイで都合の良いサイズのポチ袋を見つけるのは至難の業。現地で慌てないで済むように準備は万全にしておきましょう。
チップは誰に渡すの?
ハワイウェディングやハワイのフォトツアーには多くの人たちが関わります。そのため、チップを渡すとなると、どこまでの範囲で渡せばいいのかが分からずに悩んでしまうケースも多いです。ここで、チップを渡すべき人をまとめておきましょう。
フォトツアーでチップを渡すべき人
フォトツアーに行く場合は、下記の人たちにチップを渡すのが一般的です。
- カメラマン
- 同行ヘアメイクスタッフ
- ドライバー
- 結婚式場スタッフ(同行する場合)
カメラマンはもちろんですが、リムジン送迎をしてくれるドライバーにもチップを渡すのがマナーです。また、ヘアメイクスタッフや同行する式場スタッフがいる場合には、その人たちにもチップを渡しましょう。おおよそ、フォトツアーにかかるチップの費用は100ドル前後が平均です。
結婚式でチップを渡すべき人
ハワイウェディングでは下記の人たちにチップを渡すのが一般的です。
- 当日の担当コーディネーター(2人いる場合は2人とも)
- カメラマン
- ムービーカメラマン
- ヘアメイクスタッフ
結婚式では、常におふたりについてお世話をしてくれる式場のコーディネーターがいます。日本で言うところのプランナーですね。コーディネーターはひとりだけの場合もあれば2名体制の式場もあります。人数分きっちりとお渡ししましょう。
写真撮影はほとんどの結婚式でおこなわれますが、ムービーに関してはオプションになる場合が多いです。写真とビデオ両方のカメラマンが撮影に入る場合はこの両方にチップを渡します。
タイミングは?感謝の言葉とあわせて「最後に渡す」のが一般的
チップを渡すタイミングも悩みどころですね。チップは「ありがとう」の意味を込めて渡すものです。基本的には結婚式が終わるタイミングや、撮影が終了するタイミングでそれぞれのスタッフにチップを渡すケースが多いです。
フォトツアーでよくある渡しそびれを防ぐために
チップの渡しそびれが起こりがちなのがフォトツアーです。フォトツアーは移動が伴い、何かと慌ただしくなることが多く、「あ!渡せてない!」と後になってチップの渡しそびれに気が付くケースも少なくありません。
フォトツアーの最中にチップを渡すタイミングのことを気にかけてしまうくらいなら、フォトツアー開始時に先に渡してしまっても問題ありません。せっかくのフォトツアーです、思いきり撮影を楽しめるように気になることは先に済ませておくといいでしょう。この場合は、「本日はどうぞよろしくお願いします!」と一言添えてフォトツアー出発時に渡しておくといいです。
まとめ
日本にないチップの文化に関しては、あまりにも知らないことが多すぎて悩んでしまうものです。あらかじめ、誰にいくらチップを渡すのかを決めておき、フォトツアーや結婚式の前に準備を万全にしておきましょう。そうすることで、チップの心配をすることなく結婚式当日を心置きなく過ごせますよ!