結婚指輪を選ぶときにアフターサービスは重要
指輪売り場に行くと、素敵なデザインの指輪がたくさんあって目移りしてしまいますよね。値段やデザインも大切ですが、購入前にお店の人に「アフターサービスの有無」を確認してください。
結婚指輪は傷がつきやすい
日常使いをする結婚指輪は傷がつきやすいです。どんなに大切に使用していても、知らず知らずのうちに、細かい傷がついてしまいます。特に、登山やラケットを使ったスポーツなど、道具を使った活動をする人は、指輪に傷がつきやすくなります。
また、仕事で重いものや硬いものを日常的持つなど、指輪に衝撃を与える場面が多い人も注意が必要です。
ほかにも、体型の変化や妊娠出産によって指輪のサイズが変わったり、石が取れたりなど、使用中に思わぬトラブルが生じる場合があります。また、シルバー素材のものは、変色することもあります。
アフターサービスが無いブランドだとどうなる？
アフターサービスが無いブランドだと、指輪磨きや、サイズ直し、修理などを全て自分たちで対処する必要があります。少しの汚れ程度なら自分で磨きなおすことも可能ですが、傷を直したり、サイズを変更するなど、素人では手に負えないことも多々あります。
アフターサービスが無いブランドで購入してしまうと、いざメンテナンスが必要になったときに、対応してくれる業者やお店を探さなくてはならないので、手間がかかります。できればアフターサービスのあるブランドで選ぶと購入後も安心です。
結婚指輪の永久保証と修理の流れ
結婚指輪のブランドサイトを見ていると、「永久保証のサービスをおこなっています」という文言を見かけます。結婚指輪の永久保証は指輪ブランドのアピールポイントになっています。
結婚指輪の永久保証とは
永久保証とは、基本的に何度でも無料で修理できることです。ブランドによってはその内容や回数に制限があるので、購入前に確認しましょう。
ホームページやカタログだけでは永久保証の内容が分からない場合、直接店頭に足を運び、店員に尋ねて、どこまで保証してくれるのか確認します。購入時に永久保証の内容が具体的に書かれた保証書を発行してもらい、大切に保管しておきましょう。
修理したいときはどうすればいいの？
傷などがつき、永久保証を受けたい場合は、購入したショップに持っていきましょう。ショップによっては保証を受ける時、保証書が必須なこともあるので、結婚指輪を購入した際にもらった書類は保管しておくのがおすすめです。
修理内容によっては料金が発生することもありますし、修理までに時間がかかる場合もあります。修理を依頼する前に、料金や納期のことを確認しましょう。
万が一保証書を無くしてしまった場合は、その旨を伝えた上で、永久保証が受けられるかどうか相談してみてください。
ブランドによっては、指輪裏の刻印があれば修理を受け付けてくれることもあるので、保証書を無くしたからといってあきらめてはいけません。
永久保証はどんなことに対応しているの？
「永久保証」は、具体的にはどんなことに対応してくれるのでしょうか。ブランドによって内容は変わってきますが、ここでは基本的な保証内容を紹介します。
サイズ直し
何十年も使う結婚指輪は、途中で指のサイズが変わってしまうことはよくあることです。
サイズ直しとは、その名の通りゆるくなった指輪やきつくなった指輪をぴったりサイズにお直しすることです。
サイズを小さくするのは指輪をカットし、小さくする分だけの地金を切除したあとに、ロウ付けで再び接続します。大きくするのは延ばしたい部分に地金を挟み込み、溶接したあとに飛び出した部分を削って調節します。
仕上げ直し
最初はピカピカに光っていた結婚指輪も経年劣化で傷が増えていきます。この傷を再び新品同様に戻すのが仕上げ直しです。
仕上げ直しの方法には「研磨布で磨く」、「金ヤスリやサンドベーパーで磨く」、「金ヘラでなじませる」といった方法があります。
メレダイヤの留め直し
「メレダイヤが取れそう」「指輪をぶつけたときにメレダイヤが取れてしまった」という場合に、メレダイヤの留め直しが行われます。
メレダイヤの留め直しは、とても繊細な爪でダイヤを留めるという高度な技術が必要になります。
まとめ
結婚指輪は永久保証などのアフターサービスが充実しているものを選ぼう
結婚指輪を買うときはアフターサービスが充実しているブランドで購入すると安心です。永久保証はお店によって内容が違うので購入前に確認しましょう。指のサイズが変わってしまったり、指輪に傷がつくのはよくあることなので、アフターサービスは必要です。
新品同様の輝きを取り戻す仕上げ直しや、メレダイヤの留め直しなども永久保証の内容に含まれていれば、より安心です。結婚指輪を選ぶときには、万が一メンテナンスが必要になったときのことも考えて、保証内容も重視しましょう。
