結婚指輪はずっとつけるの?
結婚指輪をつけっぱなしにするか、気分やシーンに応じて外すかについては、とくに明確な決まりがありません。着脱のタイミングは、ライフスタイルや個人の好みで決めていいものです。仕事中でも欠かさず結婚指輪をつける人もいれば、大切なイベントのときだけ結婚指輪をつけるという人もいるでしょう。
つけっぱなしにする場合、シーンによって外す場合、それぞれにメリットとデメリットはありますが、その感じ方は人によって異なります。ただし、下記のようなシーンでは、指輪を外す方がいいでしょう。
- 洗濯をするとき
洗剤や水分で指輪が抜けやすくなるので、紛失する可能性があります。 - 力仕事をするとき
指に負荷がかかって指輪が傷ついたり、ゆがんだりすることがあります。
結婚指輪着脱のメリットとデメリット
ここでは、結婚指輪の装着や着脱に関する具体的なメリットとデメリットを紹介します。
ずっとつける場合
常に結婚指輪をつけていれば、指輪を紛失する可能性が低くなります。また、既婚者の証しになるため、ビジネスシーンでは信頼感を得られるケースもあるでしょう。結婚しているという実感が得られるなどの心理的効果もあります。
ただし、常に着用していると、結婚指輪に汚れや傷がつきやすくなり、歪みが生じる可能性も高まります。ダイヤモンドなどの石が飾られているタイプは、家事や育児など、日常生活で石が引っかかってしまうこともあるので注意が必要です。
結婚前から「結婚指輪は常につけていたい」と決めている場合は、結婚指輪の購入時に指輪のデザインにも注目してみてください。
シーンに応じて外す場合
シーンに応じて結婚指輪を着脱する場合、24時間つけっぱなしにしているときとは逆に、結婚指輪に傷がつきにくいというメリットがあります。ただし、指輪を外す機会が増えると、それだけ指輪を紛失する可能性も高くなるので、取り扱いには十分に気をつけましょう。
下記はとくに、結婚指輪紛失の原因になります。
- 何気なく近くに指輪を置いてしまう
- 結婚指輪保管ケースの置き場所を忘れてしまう
指輪の紛失を防ぐために、結婚指輪を外したときの置き場所をあらかじめ決めておきましょう。
知っておきたい結婚指輪装着のマナー
洋服やアクセサリーなどと同じく、結婚指輪もシーンに合わせて着用するのがマナーです。主なシーンでの着用マナーを確認しておきましょう。
職場
社会的に結婚指輪着用の明確なルールはありませんが、会社によっては細かい規定が定められていることがあります。アクセサリーに関する規定が厳しくなければ問題ありませんが、業務内容によっては結婚指輪の着用が不可のケースもあるので確認しておきましょう。
普段の外出
結婚指輪のデザインにもよりますが、日常的な買い物での着用は、指輪に傷がついたり紛失したりするデメリットばかりが際立ちます。ダイヤモンドなどの石がある結婚指輪なら、なおさらです。ダイヤなどの美しい輝きが特徴の指輪は、その見た目にふさわしいシーンで着用したいところです。
結婚式などのお祝いごと
結婚式やパーティなどのお祝いごとでは、積極的に結婚指輪をつけていきましょう。ドレスアップを引き立ててくれるだけではなく、指元の印象も華やかになります。
弔事
お悔やみごとでは、貴金属類の着用は避けた方が無難です。どうしてもジュエリーをつけていきたいときは、ブラックパールやオニキスなどを選択してください。ダイヤモンドなど、輝きが目立つ指輪はNGです。
子供の卒入学式
フォーマルな印象を際立たせたい場合には、結婚指輪を着用していきましょう。ただし、小さな子どもや赤ちゃんを連れて行くときは、指輪で肌を傷つけてしまわないように、細心の注意を払ってください。
実家へのあいさつや帰省
夫婦円満の証を印象づけるために、夫婦そろって結婚指輪を着用した方がいいでしょう。
まとめ
結婚指輪はライフスタイルやシーンに合った着脱を!
結婚指輪は、ずっとつけている必要はありません。装着する時間やタイミングは、それぞれのライフスタイルや考え方で決めればOKです。ただし、お祝いごとや弔事などへの出席では、最低限のマナーを守りましょう。
ずっと着用する場合と、シーンに応じて着脱する場合のメリットとデメリットを知っておけば、より効率的な結婚指輪の着脱ができるようになります。なお、どちらの場合でも、結婚指輪を外したときの保管場所を決めておけば、結婚指輪の紛失を防げます。