結婚指輪を「誰が買う」かの決まりはない!カップル次第
結婚指輪は自分で買ってもOK
結婚指輪は誰が買うのか正式な決まりはなく「自分で買っても良い」アイテムです。昔の日本では結婚指輪を男性が購入し、女性にプレゼントするという流れが一般的でした。
しかし、現代の日本では女性の社会進出などの影響で、男女の収入の差が縮まっていることもあり、結婚に関する費用をカップルがそれぞれで出し合う人が増えています。女性の方が収入が多かったり、結婚指輪に思い入れがある場合は、相談の上、女性が半分、もしくは二人分購入するという選択肢もあります。
結婚の話が出たら2人できちんと指輪についても話し合う
カップルで結婚の話が出たら、結婚指輪を「誰が買うのか」ということも、きちんと話し合う必要があります。結婚するとカップルから「夫婦」になり、経済面について話し合う場面が増えます。
結婚指輪を購入することは、少なからず夫婦の今後の生活資金に影響を与えるものなので、誰が買うのかをきちんと話し合い、お互いの考えをすり合わせましょう。
例えば、結婚指輪について男性側が「2人で折半したい」、女性側が「彼が買ってくれるだろう」と認識が異なったままだと、購入する直前になってトラブルが発生することも考えられます。
結婚指輪だけではなく、結婚に関する費用について話し合うことは夫婦として出発する第一歩ともいえるのです。
結婚指輪を「誰が買う」かは4パターン!購入費用の平均も紹介
結婚指輪を購入する人を解説(4パターン)
結婚指輪を購入する人のパターンは4つあります。「誰が買うの?」と疑問を持つカップルに向けて、購入パターンを1つずつ解説していきますね。
1. 男性側がまとめて買う
購入する人のパターンの1つ目が「男性側がまとめて買う」です。現代は男女の収入の差が縮まってきたとはいえ、やはり男性側が「自分で買う」という選択肢を選ぶ人も多いです。
- 男性の収入に余裕がある
- 結婚に関する費用はすべて男性が支払う
など、上記の状況や考えがある場合は、男性側がまとめて結婚指輪の費用を支払う傾向にあります。
2. 女性側がまとめて買う
購入する人のパターンの2つ目が「女性側がまとめて買う」です。
- 女性の収入に余裕がある
- 婚約指輪を男性が用意してくれたから
- 結婚に関する費用の負担は男性側が多いので、結婚指輪については自分が買いたい
- 結婚指輪のブランドや素材・デザインにこだわりたいから
など、上記の状況や考えがある場合は、女性側がまとめて結婚指輪の費用を支払う傾向にあります。
3. お互いの指輪を買って贈りあう
購入する人のパターンの3つ目が「お互いの指輪を買って贈りあう」です。
- 相手の結婚指輪を自分で買って、贈りあったほうが気持ちを込められるから
- お互いに贈りあったほうが大切にできそうだから
など、上記の考えがある場合は、お互いの結婚指輪を買って贈りあう傾向にあります。
4. 2人の貯金からまとめて買う
購入する人のパターンの4つ目が「2人の貯金からまとめて買う」です。
- 2人で身につけるものだから折半にしたい
- 結婚に関する費用はすべて折半にすると話し合っている
- 夫婦としての生活がスタートする証として2人の貯金から支払いたい
など、上記の状況や考えがある場合は、2人の貯金からまとめて買う傾向にあります。
ここまでは、カップルが結婚指輪を購入する場合の4つのパターンを紹介しました。結婚指輪を「誰が買う」かは、カップルの状況や考え方によって異なることがわかりましたね。
結婚指輪の購入費用の平均はどのくらい?
次に紹介するのは、結婚指輪の購入費用の平均です。結婚指輪を買う話がカップルで出た場合、やはり気になるのが購入費用ですよね?結婚指輪の購入経験者が、どのくらいで買ったのかを見てみましょう。
2人分の指輪の購入費用平均
2人分の指輪の購入費用平均は次の通りです。
- 20~25万円未満:30.9%
- 25~30万円未満:15.1%
- 15~20万円未満:13.5%
- 30~35万円未満:12.2%
- 10~15万円未満:10.7%
全体平均は24.2万円です。
男性側の指輪の購入費用平均
男性側の指輪の購入費用平均は次の通りです。
- 10~12万円未満:31.4%
- 8~10万円未満:14.1%
- 12~14万円未満:13.3%
- 6~8万円未満:9.1%
- 14~16万円未満:8.6%
全体平均は11.1万円です。
女性側の指輪の購入費用平均
女性側の指輪の購入費用平均は次の通りです。
- 10~12万円未満:22.2%
- 12~14万円未満:16.2%
- 14~16万円未満:13.1%
- 6~8万円未満:8.6%
- 8~10万円未満:8.2%
全体平均は13.2万円です。
結婚指輪の購入費用の平均は上記のようになりました。結婚指輪のデザインや素材、宝石の有無によって金額は異なりますが、自分たちの結婚指輪を購入するときの参考にしてくださいね。
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ
まとめ
結婚指輪は誰が購入しても可!カップルが納得する形で購入しよう
結婚指輪は「誰が買う」のかなどに決まりはありません。今回ご紹介した4パターンを参考にし、2人のライフスタイルや貯金の状況を見て決めると良いでしょう。
結婚指輪は2人が夫婦になった証なので、流れに身を任せるのではなく「誰が買うのか」「費用をどのように分けるか」などを2人できちんと話し合ってみてください。