結婚前に顔合わせしないのはあり?先輩カップルの顔合わせ実施状況

結婚はおふたりだけでなく両家にかかわることです。そのため、結婚前には少なくとも両家の顔合わせをしておくのが一般的。しかし、中には「結婚前に結納・顔合わせをしない」という選択をするカップルもいるのが現状です。両家の顔合わせはなぜするのか、顔合わせしなくてもよい状況とはどのようなものなのか、また、顔合わせをする際のポイントなどについて確認しましょう。

この記事のINDEX

    結婚したカップルの結納・顔合わせ実施割合

    花嫁と両親

    まずは、どれくらいのカップルが結婚前に結納・顔合わせをしているのか、顔合わせしないことを選んだ理由をご紹介します。

    顔合わせの実施割合はどれくらい?

    先輩カップルの結納・顔合わせの実施状況は、次のようになっています。

    結納・顔合わせ両方を行った10.5%
    結納のみを行った3.4%
    両家の顔合わせのみを行った80.9%
    どちらも行わなかった4.8%

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ

    結納を行う人は年々減っている傾向があり、最近は両家の顔合わせが主流となっています。しかし、4.8%の人は結納も両家の顔合わせもしていません。それはなぜなのでしょうか。

    顔合わせをしない理由と「なしでもOK」な理由とは?

    結納・顔合わせのどちらもしない理由には次のようなものが考えられます。

    • 両家の家が離れている上に、両親が忙しくて日程調整が難しい
    • マタニティ婚など、何らかの理由で父親(母親)が怒って顔合わせを拒否している
    • 両家の両親の誰かが高齢だったり病気で入院していたりなど、出歩ける状況ではない
    • 離婚や別居などで両親がそろわず、親子の関係も気まずい
    • 同棲挨拶に行き、すでに同棲しているため今さら必要ないと思っている
    • 両家の両親が結納・顔合わせにこだわっておらず、おふたりもする気がない

    少なくとも結婚をする前に顔合わせができるよう準備するのが望ましいですが、病気や親の反対など何らかの事情がある場合は両家の親に時期を相談するとよいでしょう。両家の親が「そういうことなら…」と納得した場合は、「顔合わせしない」という結論を出してもOKです。

    どちらかの家が顔合わせを希望しているにもかかわらず、病気や離婚、結婚反対などで両親がそろわない場合もあるでしょう。その場合、相手方に事情を伝えたうえで、父親だけ(母親だけ)、兄弟が代わりに出席するなどして顔合わせを行うこともあります。

    顔合わせは結婚前にしておくのがおすすめ

    結婚に向けて動き出すと、結婚式や入籍、引っ越しなど、おふたりの希望だけでなく両家の両親の意見をすり合わせる場面も出てきます。また、「我が子の結婚相手はどんなご家庭で育ったのだろう?」と両親が疑問をもったり、「結婚前に顔も見せないなんて失礼になるのではないか」と心配することもあります。

    両家の親の不安や疑問を払拭し、結婚までスムーズに進められるよう、結婚前に顔合わせをしておくことをおすすめします。

    場所や予算は?両家の顔合わせをする際のポイント

    顔合わせ

    結婚前の顔合わせをすると決めた場合、どのような場所やタイミングで行えばよいのでしょうか。会場・費用・タイミングの3点について解説します。

    顔合わせに人気の会場

    両家の顔合わせの場所は、どちらかの実家、料亭やレストラン、ホテル、結婚式場などで行えます。先輩カップルの約半数が、両家の顔合わせの会場に料亭を選んでいます。

    料亭を選ぶ場合は、両家からのアクセスが便利で、個室がある所を選ぶのがおすすめです。レストランやホテルの場合も、個室があって、ある程度の格がある所を選んでおくと安心です。

    顔合わせにかかった費用相場

    顔合わせは、食事をしながら行うケースが多く、顔合わせにかかる費用は平均で6.8万円となっています。会場費や飲食代、手土産代などを考慮すると、食事はひとりあたり5000円~8000円くらいのコース料理を選択するのがおすすめです。

    また、両家の親が和食好きか洋食好きか、苦手な食材はないかなど、事前に好みを伺っておくと間違いありません。アレルギーや食べれない食材があるかどうかも確認しておくと安心です。

    顔合わせのタイミング

    結婚前に顔合わせをする場合は、入籍・結婚式の8~9ヵ月前をめどにしつつ、遅くても6ヵ月前にしておくとよいでしょう。実際、先輩カップルが顔合わせをしたタイミングは、挙式の8.6ヵ月前が平均となっています。

    この時期に顔合わせをしておけば、顔合わせ後に結婚式場を探しても余裕をもって結婚式準備ができます。

    顔合わせで確認しておきたいこと

    顔合わせでは、両家の親睦を深めることはもちろん、結婚について両家の意見をすり合わせる場にしましょう。両家がそろった場面で引っ越しや入籍予定日、結婚式の有無や挙式スタイルなどを確認できれば、結婚に向けてスムーズに動けるでしょう。

    両家の顔合わせから入籍・結婚式までの流れ

    ウェディングプラン

    無事に両家の顔合わせが済んだら、いよいよ結婚に向けて動き出しましょう。顔合わせから結婚までの流れは次のとおりです。

    • 入籍日の決定
    • 結婚式場探しと決定
    • 結婚指輪の購入検討と購入
    • 結婚式のゲストのリストアップ
    • 結婚式の衣裳選びと決定
    • 新居やハネムーン先選びと決定
    • 友人や会社への結婚報告
    • 結婚式の打ち合わせと詳細の決定
    • 入籍
    • 結婚式

    結婚までの流れを把握し、入籍・結婚までスムーズに手続きを進めていきましょう。

    まとめ

    両家の結びつきを深めるためにも顔合わせはしておくのが無難

    両家の顔合わせは、お互いの家族の結びつきを深めることができる大切な場です。どちらかの家が顔合わせを希望しているならば、結婚前に顔合わせをすることをおすすめします。
     
    ただし、結婚前に顔合わせをしないという選択をするカップルも見受けられます。両親の病気や反対、スケジュール調整など、結婚前に顔合わせができない・したくない理由がある場合は、それぞれの両親に相談しましょう。
     
    おふたりだけでなく、両家の両親の意見も尊重しながら、スムーズに結婚準備を進めてくださいね。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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