結婚式の演出を考える際のポイント
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具体的な結婚式の演出アイデアをご紹介する前に、結婚式の演出選びの大前提をご紹介します。どんな演出を取り入れたらいいのか迷ったら、次のポイントを考えてみてください。
【結婚式の演出選びのポイント】
・ゲストが楽しんでくれる内容か
・自分たちがやりたいと思える演出か
・結婚式のテーマにあっているか
・予算や準備期間に無理がないか
・短すぎたり長すぎたりせず、プログラムにおさまるか
・感染症対策ができているか
結婚式の演出にこだわりがない人のなかには、「結婚式といえばコレ」というような定番演出を取り入れておけば大丈夫だと考えている人もいます。逆に、結婚式に憧れがあってすでに具体的なイメージができている人の場合、やりたいことがたくさんあって選べないというケースも。
定番すぎてあっさり時間が過ぎてしまったり、つめ込みすぎてバタバタになってしまったりしないよう、演出選びのポイントをおさえて取捨選択していきましょう。
挙式におすすめの演出
ここからは、卒花嫁さまが実際に行った演出写真を交えながら、おすすめ演出をご紹介していきます。まずは、挙式におすすめの演出から見てみましょう。
ベールダウン
バージンロードを歩く前、花嫁仕度の仕上げとして行うベールダウンは感動的です。
アイルランナー
アイルランナーとは布製のバージンロードのこと。オリジナルのアイルランナーで、人生を振り返りつつ新しい道を歩き始めてみては。
ゲスト参加の結婚証明書
ゲスト全員から署名をもらったり、押し花やジェンガなどを配置してもらったり。おふたりの結婚式でしかできないゲスト参加型の結婚証明書は一生の記念になります。
リボンワンズ
おふたりが愛を誓ったあとの承認の合図は、リボンワンズをふってもらいましょう。リボンと一緒に鈴をつけておけば、拍手よりも華やかで優しい音色の承認の合図になります。
リングドッグ
演出に協力してもらうことで、大切な家族(ペット)も挙式に参加できます。家族だけの結婚式なら、アレルギーや好き嫌いを心配する必要がないため、特におすすめです。
エンゲージカバーセレモニー
永遠の愛に蓋をするという意味のエンゲージカバーセレモニー。挙式の定番演出のひとつです。
○○シャワー
フラワーシャワーやバブルシャワーなど、挙式のあとの○○シャワーは、マスク着用でソーシャルディスタンスをキープ。ガーデンやテラスなど、屋外で行うのもよいでしょう。
ポイントをおさえれば、コロナ禍でもステキな挙式が叶います。
披露宴におすすめの演出
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披露宴の演出もご紹介しましょう。
エスコートカード
受付をスムーズにできるアイテムとして注目のエスコートカード。席の案内だけでなく、メッセージを記入して待ち時間もゲストに楽しんでもらいましょう。
マウスシールド
コロナ禍でオリジナルのマスクやマスクケースを用意するのもよいですが、ゲストの顔がわかるマウスシールドもおすすめ。写真は、暑さ対策ができる扇子。口元を覆えばマウスシールドとしても利用できます。コロナ禍での心配りとしては、アルコール消毒をプチギフトにするのもよいでしょう。
ケーキ入刀&ファーストバイト
結婚式の定番演出のひとつ。注目が集まる場面でもあるため、ウェディングケーキのデザインにこだわったり、ビッグスプーンでファーストバイトをしたり、思いきり楽しみましょう。
ムービー上映
ムービー上映なら、ソーシャルディスタンスを保ち、声を出さずに飛沫感染のリスクを下げられます。同じような理由から、BGMを生演奏にする演出もおすすめです。
ビュッフェ
デザートビュッフェを希望する人は多いですが、コロナ禍ではあきらめなければ…と思っていませんか。コロナ禍でもデザートビュッフェはできます!
・テーブルごとに少人数でビュッフェ台へ案内
・ビュッフェ台へ行くときはマスクを着用
・トングは共用しない、取りやすいよう小分けにする
など、感染症対策をした上でデザートビュッフェを取り入れましょう。
フォトウェディングにおすすめの演出
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フォトウェディングにも、演出があることをご存知ですか。代表的なものをご紹介しましょう。
フォトプロップス
写真にオリジナリティが出せるフォトプロップス。ハンドメイドも簡単なので、オリジナルのものを作成してみるのもおすすめです。ガーランドと組み合わせてもよいでしょう。
コンフェッティ
おふたりの幸せな姿に、コンフェッティ(紙吹雪)が彩を添えてくれます。フラワーシャワーやバブルシャワーもおすすめです。
トラッシュ・ザ・ドレス
トラッシュ・ザ・ドレスはウェディングドレスを二度と着られないよう汚してしまおうというもの。ドレスやタキシードのまま海へ入ったり、絵具やペンキで色をつけたり。新婦が新郎へ永遠の愛を証明するための演出です。
ゲストをしない結婚式なら、写真のみのフォトウェディングもおすすめ。リゾート地で二人だけのフォトウェディングはいかがでしょうか。
後日、改めて結婚式をしようという話になった際には、前撮り写真としても使用できます。
まとめ
結婚式の演出アイデアはたくさん!お二人らしいものを選んで
ここでご紹介した以外にも、結婚式の演出はたくさんあります。定番のものから、オリジナル演出まで、まずはたくさんのアイデアを挙げてみましょう。その中で、「絶対取り入れたいもの」「時間があればやりたいもの」などの優先順位をつけ、予算や時間内でできるものを選んでみてください。
特別なプログラムは行わず、ゲストと会話を楽しむというのも演出のひとつ。おふたりの結婚式のテーマにあわせて、自由に結婚式をつくりあげましょう。