家族のみ、親族のみの少人数の結婚式の招待範囲はどこまで?友達は呼んでいい?目安人数とゲストの顔ぶれ

「家族のみ、親族のみ、親しい人だけ少人数招待したアットホームな結婚式をしたいけど、どの範囲までお声がけしたらいいの?」と悩む人も少なくないようです。少人数と呼ばれる結婚式のゲスト数の目安は2名~30名程度。ゲストを招待する範囲が広くなるほどゲスト数は多くなるため、『家族のみ』『親族のみ』『身内や親しい人のみ』と限られた招待範囲の中でゲスト数を確認し、お声がけする人をピックアップしましょう。

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家族のみ、親族のみの少人数結婚式はどこまで呼ぶ?ゲスト人数の目安と関係性

家族のみ、親族のみの少人数結婚式はどこまで呼ぶ?ゲスト人数の目安と関係性

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家族のみ、親族のみの少人数結婚式を盛り上げるためには、結婚式に招待するゲストがどのような顔触れになるのか、招待範囲を確認しておきましょう。

【少人数の結婚式で招待範囲と招待人数ごとの内訳目安】

招待範囲 招待人数目安(新郎新婦除く)
家族のみ 両家の父親、母親
新郎新婦の兄弟姉妹
祖父母
4人~10人程度
家族と親しい親族のみ 家族
兄弟姉妹の配偶者
甥っ子、姪っ子
10人以上~25人程度
身内や親しいひとのみ 親しい親族
おじ・おば
いとこ・はとこ
非常に親しい友達…など
20人~30人程度

一般的な少人数の結婚式に招待する親族の続柄(新郎新婦を基準に)や具体的な顔ぶれ

『家族のみ』招待する場合、『親族のみ』招待するする場合、『身内や親しい人のみ』招待する場合、それぞれどこまで招待すればいいのか?ゲスト数と新郎新婦の関係性を確認しながら見ていきましょう。

『家族のみ』招待する場合はゲスト数4人~10人程度

『家族のみ』招待する場合はゲスト数4人~10人程度

【家族のみ招待する場合の範囲と想定ゲスト数】
・両家の親のみ招待する場合…2人~4人程度
・両家の家族(兄弟姉妹や祖父母)を招待する場合…5人~10人程度

家族のみ招待する場合は、結婚するまでや成長する中で一緒に暮らしてきた人と判断し、招待範囲を決定する考え方が主流です。
ちなみに『家族のみの結婚式』の最小単位は、いままでふたりを育ててくれた両家の親のみ招待するスタイル。いっぽう家族招待範囲を広げる場合は、一緒に暮らしてきた兄弟姉妹や同居している祖父母も共に招待するケースも多いようです。

『親族のみ』招待する場合は10人~25人程度

『親族のみ』招待する場合は10人~25人程度

【親族や身内のみ招待する場合の範囲と想定ゲスト数】
・兄弟姉妹と結婚した義理の兄弟姉妹とその子ども(甥・姪)…10人~15人程度
・父母の兄弟姉妹(おじ・おば)とその子ども(いとこ・はとこ)…20人前後

招待の範囲を『親族のみ』と考える場合は、普段から付き合いの深い親族や身内の方を中心にお声がけします。すべての親族に招待のお声がけをするかどうかは、それぞれの家の考え方があるため、招待範囲を決定する前に各親に相談したほうが良いでしょう。

『身内や親しい人のみ』招待する場合は20人~30人程度

【親しい人のみ招待する場合の範囲と想定ゲスト数】
・家族、親族のほか特に親しい友人や同僚を招待…20人~30人程度

親しい友人や同僚など、気兼ねない関係性の方まで範囲を広げ招待したい場合、ゲスト数は20人以上が予測され、多い場合は40人くらいになる場合も。
ゲスト数30人を超えると、少人数結婚式のおもてなしでは対応しきれない部分が出てくることもあるので、顔ぶれに併せてゲストを厳選する必要がある場合もあります。

少人数結婚式で必ず招待するゲストの最重要・最小範囲は『家族』

少人数ゲストでの結婚式を行う場合、最も重要なゲストはいままで一緒に暮らした家族、特に父親、母親、または親代わりだった人を最優先に招待します。

父親、母親、親代わりだったひと

基本的に少人数での結婚式で、両家の父親と母親、または親代わりだったひとの招待は最優先であり、結婚式の日程なども両家の親の都合にあわせるケースが多いでしょう。
両親が離婚している場合、招待は離婚後に一緒に暮らしていた親の意見と自分の気持ちをふくめ判断します。
離婚した両親が揃って出席する場合は、席次の配慮が必要です。席を並べるか離すか、両親の関係性に合わせて対応しましょう。
両親が離婚して再婚している場合は、再婚相手と自分との関係性もふくめ判断します。一緒に暮らしていた片親と再婚相手と自分の関係性が良好な場合には、再婚相手も招待するケースが多いようです。

兄弟姉妹を招待する際は配偶者や子どもの招待も視野に

兄弟姉妹を招待する際は、その配偶者や子ども(甥姪)もあわせて招待のお声がけをするのが一般的です。
子どもがまだ小さい場合や、配偶者がマタニティ中など体調面で不安がある場合には、無理強いをせず、状況にあわせて出欠を判断してもらいやすいよう、誘い方に配慮があると良いでしょう。

祖父母や遠方に住んでいる家族の招待は柔軟に

祖父母が高齢である場合や、家族が遠方に住んでいる、体調面に不安がある場合なども、結婚式出席は無理強いせず、柔軟に出欠を判断してもらえるよう配慮しましょう。
現在では結婚式をオンライン配信して、晴れ姿を見守ってもらうなど、さまざまな参列方法をえらんでもらうアイデアもありますので、あわせて検討するのもおすすめです。

兄弟姉妹の婚約者、彼氏、彼女

新郎新婦の家族と兄弟姉妹の婚約が普段から濃い付き合いである、仲が良い関係性なら、結婚式に招待しても問題はありません。しかし、あまり親密でないなら、家族や親戚の婚約者を、無理に招待する必要はないでしょう。
婚約をしていない兄弟姉妹の彼氏彼女は、できれば招待を避けた方が良いでしょう。
どんなに仲が良くても、関係性が定まっていない段階での結婚式招待は、家族写真など生涯の思い出に残るものが多すぎるため、万が一関係性の破綻などを考えると一生消えない思い出になってしまう場合も。

少人数結婚式で招待する親族(おじおば、いとこ)の範囲と選び方

少人数結婚式で招待する親族(おじおば、いとこ)の範囲と選び方

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家族の招待範囲や人数は比較的限られていますが、親族となると招待する範囲や人数が急に大きくなります。招待判断の基準としては、親しさや今後お世話になるかどうか、年齢順を応じて優先順位を決めるのがポイントです。
また、親族付き合いに関しては、両親の方が詳しいことがほとんどです。あらかじめ両親と、どの親族にお声がけするべきか話し合っておきましょう。

おじ、おば、いとこ

おじ、おば、いとこなどの親族を招待する判断ま決め手は「普段から親しく付き合っているかどうか」です。
普段から親しく付き合っている親戚は優先して招待しましょう。
また、結婚式以降ふたりの新居の近くに住んでいる親戚や、結婚後お世話になりそうな親戚がいるなら、今後の関係性を考えて優先して招待します。

いとこ

招待の判断基準としては、普段からの仲の良さや、いとこの結婚式に招待されたかどうかで判断しましょう。
いとこが大勢いるときは、おじ、おばを優先して招待するのが一般的な考え方です。

親族の配偶者や子ども

いとこの配偶者は、少人数の結婚式の場合は会場のキャパシティに余裕があって、本人たちの希望があれば招待する範囲でとどめます。
出席を断る場合は「相手側と招待人数のバランスをとるため」「会場のキャパシティの都合で」など、招待できない理由をきちんと伝えるようにして、相手を不快に思わせない配慮を。

疎遠になっている、関係性の薄い親族

日頃親密な付き合いをしていない、疎遠になっている親族は、基本的に呼ばなくて、結婚報告のみで問題ありません。招待するかどうかは、両親の判断に任せたほうが良い場合もあるでしょう。また、結婚報告はふたりからおこなっても、ふたりの両親からおこなっても問題はありません。
招待しなかった理由としては、「会場人数の都合」「相手側ゲストと人数の兼ね合い」あたりが角が立たず、スムーズに結婚報告に繋げることができるでしょう。

家族のみ、親族のみの少人数結婚式に友達は招待しても大丈夫?

家族のみ、親族のみの少人数結婚式に友達は招待しても大丈夫?

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家族のみ、親族のみの少人数結婚式に友達を招待する場合は、本当に仲の良い友達のみを厳選して招待します。
招待が難ししい場合には、親しい友人や同僚とは、挙式後の別日程で『お披露目パーティ』を計画し、関係性に合わせたお祝いの場を設けることをおすすめします。

招待するゲストの数や関係性を考慮する

どんなに大切な友達でも、少人数ゲストのなかで全員が和気あいあいと楽しめる関係性かどうかを見極め、人選することも大切です。家族と面識がある、会話にスムーズに入り込める関係性がある、性格的に問題ないと判断できる場合のみ招待しましょう。

友達グループは全員招待できないなら思い切って招待しない判断を

友達をグループで招待する場合、少人数という限られた席数の関係もあるため、全員招待できない場合は「なぜあのグループ内で自分は招待されなかったの?」と思われる可能性もあり、思い切って全員呼ばない判断のほうが良いでしょう。

まとめ

家族のみ、親族のみの少人数の結婚式の招待範囲は両家の親を中心に大切な人を厳選して招待しよう

家族のみ、親族のみの少人数の結婚式にどこまで声がけするか、招待範囲を判断する場合は、ふたりがゲストにどんな思いを伝えたいか、どんな関係性を重視するかを基準に判断しましょう。友達は大切な人の場合でも、少人数というゲストの顔ぶれ上、友達が楽しめない場合などは思い切って別の機会を設けることも視野に入れてお声がけすると良いでしょう。

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結婚式準備.com編集部

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