結婚式に友達は何人招待する?結婚式で役割を依頼する場合は?5人や10人では少ない?友達招待の疑問を解決

「結婚式に友達は何人招待したらいいか?」「結婚式に招待する友達が5人や10人では少ない?」という不安を持っている方へ。結婚式に招待する友達には、どんな役割を担ってもらうのか、平均的な友達の招待人数や、結婚式の友達の招待人数を決める要因になることなどを知っておくと、ふたりがどんな結婚式を挙げたいのかが見えてきます。また、友達や同僚といった肩書や関係性に囚われない、無駄なことを省いた魅力的なウェディングスタイルも紹介します。

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    結婚式に招待する平均ゲスト数と友達を招待する割合は?

    結婚式に招待する平均ゲスト数と友達を招待する割合

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    一般的な結婚式では、学生時代の友人や同僚といったカジュアルな間柄の人を結婚式に招待する割合は高くなっています。
    ただし、これはあくまで60~70名程度の結婚式を想定した場合の割合です。
    現在コロナ禍などの世情を反映して、少人数のゲスト(30人以下)のみ招待しておこなう結婚式が増加していますが、その場合は家族や親族を中心に招待することが多く、友人を招待する割合は少なくなる傾向です。

    ゲストが家族のみ、親族のみ、少人数のみの結婚式について詳しくはこちらをご覧ください。

    家族のみ、親族のみの少人数の結婚式とは?費用は?コロナ禍で注目される魅力やメリットと、盛り上げるためのポイントを解説

    平均人数割合
    親族23.6人35.5%
    学生時代の恩師や友人26.8人40.4%
    勤務先の上司や同僚15.0人22.6%
    親の友人、知人、近所の人2.1人3.1%
    その他2.4人3.6%
    計/結婚式の平均ゲスト数66.3人100%

    結婚式で友達を招待する人数はどんな要素や理由で左右される?

    結婚式で友達を招待する際、招待人数を左右する要因として「選んだ結婚式会場の種類」「新郎新婦の年齢」が理由になることが大きいようです。

    結婚式会場によって友達を招待する人数は異なる

    大人数のゲストを対応するのに適した会場は、一軒家を貸切りで利用できるゲストハウスや結婚式専門会場です。
    それ以外にホテルやレストランは30人以下のゲスト数への対応かしやすい特性を持っているため、友達を招待する人数も割合が少なくなる傾向です。

    【結婚式会場種類別の友達招待の平均人数】
    ・ハウスウエディング(ゲストハウス)…29.9人
    ・一般の結婚式場…28.9人
    ・ホテル…26.1人
    ・レストラン…24.3人
    ・ホテル・式場・会館内のレストラン…16.7人
    (※数値は首都圏の平均人数)

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ

    新郎新婦の年齢が高くなるほど友達を招待する平均人数は低くなる

    新郎新婦の年齢、特に新婦の年齢が30代半ばになると、招待する友達の人数を激減する傾向です。
    理由としては大きく2つ考えられます。
    一つ目は、大人の趣向になり大人数で盛大に執り行う結婚式ではなく、今までお世話になった人に感謝を伝える結婚式にしたいと臨む人が増えること。
    二つ目は、女性の初婚ピークと初出産ピークの年齢は29~32歳であり、その年齢を過ぎると子育てで外出が難しい、といった理由が考えられます。

    【新婦の年齢と友達の平均招待人数】
    24歳以下… 26.4人
    25~29歳… 29.8人
    30~34歳…23.8人
    35歳以上…14.8人
    (※数値は首都圏の平均人数)

    友達に結婚式での役割を依頼したい!適正の人数は?

    友達に結婚式での役割を依頼したい!適正の人数

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    仲の良い人には結婚式で受付・余興・二次会の幹事の役割も依頼する場合があり、できるだけ役割が重複しないよう配慮して依頼する必要があります。
    また、ゲスト同士のスピーチの内容も重ならないようにするために、職場の人、学生時代の友人、趣味の仲間、親族など、バランスの良くさまざな立場から人選して依頼すると良いでしょう。
    少人数ゲストでの結婚式では、スピーチを依頼する人を決めずに、全員が一言ずつお祝いのメッセージを述べたり、パーティの場で指名によるサプライズお祝いメッセージを頂いて、アットホームな演出方法として取り入れられるケースもあります。

    結婚式での役割役割の内容依頼人数
    結婚式披露宴の受付結婚式披露宴の受付。両家の代表としてゲストのお出迎えと受付業務を担当するる。友人ではなく会場スタッフにお願いするケースもある。新郎新婦両サイドから各2名ずつ
    乾杯の発声披露宴の始まりの合図を兼ねた乾杯の発声をする役割を担う人のこと。立場的には主賓に次ぐ格。
    以前は恩師や親族など目上の方が多かったが、現在では盛り上げ上手な友人や明るい同僚、頼れる先輩など、特に親しく信頼のおけるひとへのお願いも増加。
    新郎新婦全ゲストから1名
    お祝いのスピーチ仲の良い親族、友人、同僚に依頼するケースが多いが、仲の良い人には結婚式で受付・余興・二次会の幹事の役割も依頼する場合があり、できるだけ役割が重複しないよう配慮して依頼する必要がある。新郎新婦両サイドから各1名~2名ずつ
    余興ゲストを楽しませるためにダンス、演奏、ゲームといった出し物を友人に依頼。最近ではムービー動画制作などを依頼するケースも増加している。余興の内容により異なるが通常は新郎新婦どちらかのサイドから各1名~5名程度
    結婚式二次会の幹事結婚式二次会を計画から会計まで取り仕切る主催者。幹事になった人が受付など他の役割の人選も任される。負担が大きい役割のため、現在は二次会幹事代行業者に依頼するケースも増加。新郎新婦両サイドから各1名~2名ずつ

    結婚式に招待できる友達が5人、10人では少ない?友達が少ない場合の考え方は?

    結婚式に招待できる友達が5人、10人では少ない?友達が少ない場合の考え方は

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    「結婚式に招待できる友達が5人から10人ぐらいしかいないのは少ない?」といった質問をインターネットでよく見かけますが、結婚式は本来、大切な人たちに今までの感謝を伝える場であり、社会的な婚礼のお披露目の場という意味があります。現在では、つながりが深い人にできるだけ丁寧なおもてなしをしたいという考え方が主流になっており、友達や同僚といったカジュアルな間柄の人を招待する際は、ふたりの判断による傾向がより強くなっています。

    結婚式に招待する友達が少ない、いない場合の考え方はこちらから

    結婚式に招待する友達がいない、少ない…新郎新婦別の憂鬱な悩みの解決策&友達を招待しなくても可能な素敵なウェディングスタイル

    結婚式に友達を何人招待するかに決まりはない

    結婚式は両家の格を合わせるためにゲストの割合を揃えたほうがいいという考え方もありますが、現在の結婚式は時代に合わせ「本当に呼びたい人を招待する」といった考え方が主流になりつつあります。
    そのため、人数合わせのために交流の薄い友達を無理に招待するのはむしろ避けた方がよく、ふたりの重視したいことや、ふたりの招待したい人数に合わせた結婚式のスタイルを無理なく取り入れるのがおすすめです。

    新郎側と新婦側のゲスト招待数が大きくなった場合

    【新郎新婦の招待ゲストの比率】
    ・同程度:41.5
    ・新郎側の方が多い:33.1%
    ・新婦の方が多い:19.5

    ゼクシィの結婚式をおこなった人への調査では、半数以上のカップルが新郎側と新婦側で招待客数に差が出ています。
    新郎側と新婦側の友達のゲスト数の差が広がってしまった場合、さまざまな問題が起こることもあります。しかし現代は価値観の多様性とともに、新郎新婦それぞれの招待客に差がでることは比較的多いことと割り切って考える方が主流です。

    大切な人のみ少人数を厳選して招待する魅力的なウェディングスタイルとは?

    新郎新婦のやりたいことや、招待するゲストの顔ぶれにあう結婚式プランを取り入れ傾向にあり、ウェディングスタイルは多様化しています。大切なひとだけを招待したい、無駄なことは省きたいといったふたりのニーズにあった、ウェディングスタイルを紹介します。

    挙式のみ、披露宴なしの結婚式

    挙式のみをおこなう結婚式のスタイルで、withコロナ時代の現在急増している結婚式のスタイルです。結婚の誓いを立てる挙式のみをおこない、披露宴や食事会といった、招待ゲストをおもてなしして料理や飲物を提供するパーティをおこないません。
    今まで挙式のみの結婚式は、新郎新婦のみでおこなう「ふたりだけの結婚式」が多かったのですが、近年では両家の親や家族、親族のみ、4名~10名程度のゲストも参列するケースが増加しています。

    挙式のみで「披露宴なし会食なし」食事なしの結婚式を計画する際に注意するポイント。挙式に招待するゲストへの配慮は?

    少人数の食事会スタイルの結婚式

    食事会ウェディングは近しい間柄の方々のみをゲストとして招待し、一般的な結婚式披露宴のように派手な演出はせず、会食と歓談がパーティのメインです。
    身内とは、親族・親戚・親しい人たちを指し、血縁のつながりや日常的に極めて仲の良い身近な関係の人たちを指します。
    あまり派手なことはしたくない、大切な人たちに丁寧なおもてなしをして、ゆったりと結婚を祝いたい…という今までお世話になった人のつながりを大切にしたい考え方の新郎新婦を中心に、年々人気が高まっています。

    会食スタイルの結婚式『食事会ウェディング』とは。家族のみや少人数でおこなう内容、準備、費用を詳しく解説

    リゾートウェディング

    リゾートウェディングとは国内や海外の観光地やリゾート地で行う結婚式のこと。『リゾ婚・リゾート婚』とも呼ばれています。
    美しい風景や歴史的な建造物など、彩り豊かなロケーションが魅力的で、早朝からフォト撮影を行ったり明るい午前中に挙式をして、その後に披露パーティーやお食事会をするというスタイルが一般的です。
    親族やごく親しい友人を招き、10~20人程度の家族のみや少人数のみで行うスタイルが主流でしたが、コロナ禍でふたりだけのリゾートでの結婚式を挙げるカップルも急増中です。

    国内に再注目!リゾートウェディングの人気スポットランキング&費用相場。ふたりだけ、家族のみ、少人数での費用相場や挙式内容も解説

    自宅ウェディング

    自宅結婚式とは、その名の通り、結婚式の挙式会場やパーティ会場を、自宅や自宅の庭を利用し、装飾しておこなうアットホームな結婚式のスタイルのこと。
    欧米で人気の『ホームウェディング』スタイルも同様に現在人気が急上昇。自宅やガーデン、自分たちが所有する農園などを装飾し、結婚式の会場にする『ホームウェディングスタイル』で、家族や親族、友人などの大切なゲストはもちろん、今まで自分たちの成長を見守ってくれた、実家の周辺に住む近所の方々からも温かな祝福を受けることができ、自然体のふたりのままで、ゲストもリラックスして、アットホームな特別な時間を過ごすことができるのです。

    自宅結婚式(家婚式、自宅ウェディング)とは?コロナ禍で注目される挙式パーティの流れや内容、費用相場の考え方などを紹介

    フォトウェディング

    「挙式付きフォトウェディング」とは、フォトウェディングのみのナシ婚では結婚式の思い出として後悔しそう…と考え迷っている方が、いま注目しニーズが増加しているプランです。ふたりの結婚の証をたてる挙式が、本格的なチャペルでフォト撮影もしっかり行いながら、フォトウェディングの格安料金で叶います。

    格安費用で結婚式も撮影も両方可能な挙式付きフォトウェディング!プラン内容、料金、一般的な結婚式との違いを詳しく解説

    まとめ

    結婚式に招待する友達の数はふたりの考え方次第

    結婚式に招待する友達の人数はふたりの考え方次第です。多様化するウェディングスタイルの中から、ふたりの希望やゲストの顔ぶれにあわせ、最善の選択ができる時代になっています。「招待する友達が5人や10人では少ないか」という不安は、現在では過去のものになりつつあり、ふたりが誰と一緒に過ごすことか最高に幸せな時間になるのかを考え、話し合っていくことが大切です。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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