20代の男性ゲストが結婚式や二次会の服装で気を付けるべきポイント。ブランド選びや費用相場、コーデやマナーで気を付けたいポイント

「結婚式に20代になって初めて招待された」「結婚式用のスーツを持っていないけどどうすれば?」という男性に、スーツを選ぶ際のポイントや、コーディネートでNGと言われるファッションを詳しく説明します。また、フォーマル用スーツは高いのでは?と不安な方は、20代でも手ごろに利用できるスーツブランドの価格帯もチェックしておきましょう。

この記事のINDEX

    結婚式の男性の服装はスーツ!リクルートスーツはOK?20代で気を付けるべきポイントは?

    結婚式の男性の服装はスーツ!リクルートスーツはOK?20代で気を付けるべきポイント

    iStoc / taa22

    結婚式に出席する男性の服装はスーツが一般的です。ただし、招待される立場や、結婚式のテイストによっては、微妙に服装が変わる場合もあります。

    結婚式に着用する基本的なスーツの着こなしについて、詳しくはこちらをご覧ください。

    結婚式の男性の基本の服装スーツスタイルのコーディネートや着こなしのマナーを確認。靴、靴下、ネクタイ、アクセサリーの選び方

    結婚式に出席する男性の服装はどんな服装がふさわしいか詳しくはこちらから

    結婚式や二次会の男性ゲストの服装の基礎知識をすべて紹介!スーツ、着物、バッグや持ち物、スーツ以外のカジュアルな服装など

    20代の男性がスーツ選びで注意するポイント

    20代で結婚式に初めて招待された、または仕事を始めたばかりでスーツを持っていない場合、どのような点に注意して結婚式の服装を選べばいいのでしょうか。

    リクルートスーツや入学式のスーツは着用してもいいか

    20代前半の世代では、大学生の方や、仕事を始めたばかりでスーツを持っていないかたも多いでしょう。
    結婚式に着用するスーツは、本来はフォーマル用のブラックスーツやダークスーツが一般的です。
    しかし結婚式に招待されたものの、フォーマルスーツを買う余裕がない場合には、リクルートスーツや入学式のスーツ、入社時のスーツを着用する場合もあります。
    しかし、既に社会人になっている場合には、ビジネススーツ以外のフォーマル用のスーツを購入したほうがいいでしょう、
    入学式や入社時のスーツ、リクルートスーツはできれば避けたほうが良いスーツです。

    友達のお祝いだからと派手な服装は避ける

    仲の良い友達だからと盛大に祝おうとする気持ちから、柄物シャツや、黒シャツ赤シャツなど派手な色合いのシャツを着て、かっこよく決めようとしてしまう方もいます。
    が、結婚式はフォーマルな場であり、新郎新婦の友達の代表として結婚式に出席していることを忘れないようにしましょう。
    あくまでフォーマルな結婚式の服装マナーを守ったスーツを選びましょう。

    スーツの色で明るめのグレーは避けるべき色

    結婚式に参列するスーツの色で明るめのグレーがおしゃれだと選ぶ方もいますが、ダークグレー以外の明るめのグレーは避けるべき色です。
    他にもライト系のカラーのスーツは基本的にはカジュアルな色合いとみなされています。
    特にライトグレーは高い地位の方や年配の方が好んで着るイメージが強く、若い方が選ぶには不向きの色とされています。
    またネイビーカラーも色合いを間違うとビジネススーツのイメージが強くなってしまうため、結婚式に出席するためのダークカラーのスーツはフォーマル用に仕立てられたスーツを選ぶのが無難です。

    20代男性が親族の結婚式に出席する服装

    20代男性が親族として結婚式に出席する場合、続柄的には新郎新婦の兄弟、いとこ、はとこといった立場が多いでしょう。
    ドレスコード的にはこの場合は、セミフォーマルの服装から選びます。
    男性のセミフォーマルの服装は、昼の結婚式であればディレクターズコート、夜の結婚式であればタキシード、どちらも気兼ねなく着たい場合にはブラックスーツであることが一般的です。
    今まではブラックスーツが大人気でしたが、最近ではタキシードを選ぶ男性も増加してきました。
    スーツ専門ブランドでは手頃な値段でディレクターズコートやタキシードを購入できます。
    着こなしはスーツ以上におしゃれに見えるため、是非検討してみてはいかがでしょうか。

    20代男性におすすめのスーツブランドの費用相場は?

    20代男性におすすめのスーツブランドの費用相場

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    一口にスーツといっても価格帯は1万円以下のものから現在は購入することができます。しかし昔からスーツは高額なものと言われており一般的には3万円から10万円程かスーツの相場でした。
    スーツの価格を左右する要素は様々ですが、自分の年齢に合った価格相場のスーツを知っておくことも大切です。

    スーツの価格を決める要素

    【スーツの価格を左右する要素】
    ・生地の違い
    ・仕立ての方法
    ・ディテール
    ・ブランド

    スーツの良さは生地やデザインといった見た目の違いだけでなく、男性の体のシルエットにイカにぴったりと合っているか、適度なゆとりなどの縫製や仕立ての部分も大きく関わってきます。
    オーダースーツが重宝されるのは自分の体型にぴったりのスーツを仕立ててくれるから。
    ただし手間がかかっているぶん、コストも上がるため費用は高くなっていきます。

    一般的なフォーマルスーツの相場は5万円から6万円

    結婚式始め冠婚葬祭で着用するフォーマルスーツの費用相場は、ベーシックのものであれば5万円から6万円が相場です。

    20代男性におすすめの結婚式のスーツブランドの価格相場は2万円から3万円

    20代前半ではまだ就職していなかったり、仕事を始めて間もない状況でこの出費は難しいと考える方も多いでしょう。
    フレッシャーズ世代はあまり高いスーツを着用すると、不相応ととられる場合もあるのです。
    無理をして高いブランドもののスーツを手に入れる必要はありません。
    清潔感を第一にフォーマルの場にふさわしいデザインを守ったスーツであれば、安い価格帯の量販店のスーツでも問題はありません。
    トレンドのスーツ量販店であれば、フォーマル用のブラックスーツはダークスーツは1万円から3万円台で手に入ります。
    現在はタキシードの価格も下がっており2万円程度から手に入れることができます。

    20代男性が確認したい、マナー違反、NG の結婚式の服装

    20代男性が確認したい、マナー違反、NG の結婚式の服装

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    結婚式のスーツの着こなしや、カジュアルな二次会でのジャケパンスタイルの着こなしで、これだけは避けた方が良いと言う服装マナーやコーディネートをまとめました。
    結婚式に行く前にこのページをチェックして自分の服装が正しいかどうか確認してくださいね。

    柄物のスーツは着用OK?

    結婚式では、基本的には無地がおすすめです。
    ただ、最近ではある程度そのあたりのマナーが緩やかになってきており、シャドーストライプと呼ばれる織り柄や、立場が友人の場合は、グレナカートチェックや千鳥格子などの柄物も許容範囲でしょう。
    ストライプ柄はビジネススーツによく見られる柄のため、仕事着のイメージが強くなることから、あまりはっきりとしたストライプは避けた方が無難です。
    はっきりしたチェック柄も目立ってしまうことが多いため、新郎よりも目立つような服装は、基本的には避けた方がよい柄と言えます。

    結婚式の服装に適さないシャツ

    派手な色のシャツや柄物のシャツは基本的には避けましょう。また、黒のシャツなど喪を連想させる色のシャツも避けましょう。

    結婚式で避けたいネクタイの色、柄、素材のマナー

    結婚式はフォーマルな席であると同時にお祝いの場であり、両方の観点からふさわしくないネクタイの色、柄、素材は避けるべきアイテムです。

    黒のネクタイ

    黒は喪を連想させる色であり、特に黒のネクタイは日本ではお葬式や法事で着用するものという一般認識のため、着用は避けましょう。

    おおぶりの花柄や激しいドット柄など、または派手な色のネクタイ

    結婚式の主役は新郎新婦であり、二人よりも目立つ服装はマナー的には避けるべきとされています。ネクタイでも、あまりにも目に止まる派手な色や、大きめの花柄、ドット柄、チェック柄などは避けるべきアイテムです。

    アニマル柄や爬虫類柄のネクタイ

    トレンドの柄ではありますが、結婚式のようなハレの場では殺生を嫌うというマナーがあるため、アニマル柄や爬虫類柄など、動物を連想させる柄のネクタイは避けましょう。

    ニット素材などデイリー仕様のネクタイ

    ニット素材のネクタイは、デイリー使用やビジネスシーンではとてもおしゃれですが、一般的な結婚式の場ではカジュアルすぎるため、場の雰囲気にそぐいません。二次会などカジュアルなパーティでの着用を検討しましょう。

    結婚式では避けたい靴の色、デザイン、素材、柄

    カジュアルな靴、デザイン性の高い靴、新郎をイメージする色の靴は避けましょう。

    白い靴はNG

    白い靴は、結婚式に合わせる靴としては避けるべき色。白は新郎新婦の色とされているため、主役と衣裳が被ってしまうのはマナー的に避けるべきと覚えておきましょう。

    カジュアルな靴(ブーツやスニーカーなど)

    ブーツ、スニーカー、安全靴など、アウトドアやスポーツなどデイリーやカジュアルで使用する靴は、フォーマルな場では着用は避けるべきとされています。

    殺生を連想させる素材やアニマル柄の靴はNG

    ワニ革や動物の毛皮など殺生をイメージさせるものは縁起が悪いので結婚式にふさわしくありません。
    アニマル柄など明らかに動物をイメージさせるものはNGです。
    また、秋冬シーズンに合うスエード素材も、子牛や子羊の皮を使った生地なので避けましょう。

    デザイン性の高い靴はNG(カジュアルな結婚式や二次会ではOK)

    ローファーやタッセルシューズ、メダリオンデザイン(つま先にたくさんの小さな穴を空けたデザイン)のように、トレンドの靴やデザイン性の高い靴は、カジュアルな印象を与えるのでNGです。

    結婚式では避けるべき靴下の色や柄

    避けるべき靴下の色

    靴同様、一般ゲストが白い靴下を履くのは避けましょう。ブラックスーツやダークスーツに白い靴下を合わせると、コーディネート的にそぐわず、カジュアルな印象を与えます。
    また、赤や青、ストライプやペイズリー柄といった派手な色柄の靴下を履くのはNGです。

    避けるべき靴下の丈の長さ

    スニーカーソックスなど、足首の肌が露出するものも避けましょう。丈の短い靴下を履いて、座ったときや足を組んだときに素肌が見えてしまうことは、失礼な印象を与えるとされ、避けるべきマナーです。

    素足はNG

    素足に靴を履いて出席することは、フォーマルでは大変失礼です。必ず靴下を履いて出席しましょう。

    結婚式のスーツに指輪は既婚者のみ着用が無難

    男性の場合、中には「結婚指輪でも外すべき」と思っている人も中にはいるようですが、特にそういったマナーはなく、既婚男性であれば結婚指輪はしていってかまいません。
    ただ、男性のファッションリングに関しては、あまり好ましく思わない年配の方もいるため、友人ゲストばかりのカジュアルな結婚式でななら外していったほうがいいでしょう。

    結婚式に腕時計は外したほうが無難

    結婚式の席で腕時計をして出席することは、「お祝いの場で時間を気にしている」ということで失礼にあたるという考え方があり、年配の方や目上の方が多いような結婚式では、外していったほうが無難な場合もあります。
    最近はそういったマナーもゆるやかになり、スーツに合わせるファッションのひとつとして、腕時計をしていく人も多い傾向です。腕時計は大人らしい上品でキレイ目の落ち着いたテイストのもの、バンドはレザーかメタルのドレスウォッチが、フォーマルな服装によくあうでしょう。
    一方で、派手で目を引くようなデザインや、スポーティなデザイン、アウトドア仕様の腕時計は、カジュアル過ぎて場の雰囲気にそぐわないため、避けるべきアイテムです。

    結婚式にピアスは外す

    男性のピアスは現在でこそファッションのひとつとし浸透していますが、年配の方だけでなく若い方でも、いまだ受け入れられない方もいます。二次会のような友人同士のカジュアルなパーティ以外で、新郎新婦の親族も出席されるような結婚式の場合は、はずしていくほうがいいでしょう。

    結婚式の服装には適さないコート

    カジュアル、アウトドアテイストのコート
    ・ピーコート
    ・ダッフルコート
    ・モッズコート
    ・ダウンジャケット、ダウンコート
    ・スポーツ・アウトドア系コート
    ・ライダース・ミリタリー系コート

    明らかにカジュアルテイスト全開のコートは、いくら防寒のために会場まで着て行くだけとはいえ、場の雰囲気を考えて避けたほうが無難です。簡単なイメージを伝えると、デニム・スニーカー・ブーツに合わせたほうがしっくりくるイメージのものはフォーマルな席では避けたほうがいいでしょう。
    ピーコートは本来はミリタリールーツのコートであり、カジュアルが強いアイテムのため、結婚式で不向きとされてきました。しかし最近はドレスコードも緩くなり、二次会からの使用やカジュアルな会場(カフェレストランやパーティスペースなど)の、トレンドファッション重視のウエディングスタイルでは着用OKの傾向です。格式高いホテルや結婚式会場での着用は避けましょう。

    夏の結婚式に注意したい男性の服装マナー

    ワイシャツ一枚になるのは避ける

    夏に注意したいのは、上着を脱いでワイシャツだけの姿になるのはマナー違反ということです。ワイシャツはもともと下着と同じ意味合いを持つアイテムなので、暑いからといってスーツのジャケットを脱ぐのことはフォーマルの場では無作法という印象になります。

    半袖シャツもマナー違反

    半袖のワイシャツも結婚式にはふさわしくありません。たとえ二次会のみに参加するというときでも半袖は避けましょう。

    まとめ

    これからの結婚式に出席するためにも20代でフォーマルな服装の着こなしをマスターしよう

    20代で結婚式に招待された場合、男性はスーツが一般的であるものの、まだスーツを持っていないという方も多いでしょう。スーツをどのように着こなせばいいか、フォーマルな場でのコーディネートのマナーはどうなっているかを一度確認してしまえば、出席の度に服装で迷うことはなくなります。
    まずは基本的なスーツの着こなしを確認し、友達のお祝いの場に水をささないためのマナーを学んでおきましょう。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

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