結婚挨拶に兄弟が同席するのはどんなとき?
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結婚挨拶は、結婚の意思を伝え承諾を得るために、お互いの親元へふたりで挨拶に伺う大切な場面。一般的に対応するのは両親のみと言われていますが、訪問する日程や家族の考え方によっては、兄弟姉妹が同席するケースも少なくありません。兄弟が同席するシチュエーションにはどのようなケースがあるのでしょうか。
ケース1.片親家庭なら兄弟姉妹の同席は自然
母子家庭や父子家庭の場合、兄弟が父親代わり、姉妹が母親代わりとして結婚挨拶に同席するのは、自然な流れと言えるでしょう。家庭の中で兄や姉が父親・母親の役割を担っている場合はなおさら、同席してもらうことが礼儀と捉える家庭も多くあります。もちろん、お母様やお父様のみで対応される家庭もありますが、「兄弟(姉妹)の同席は当然のこと」とあらかじめ考えておきましょう。
ケース2.両親が「兄弟同席」を希望している
一般的な考え方がどうであれ、結婚というビッグイベントに関しては「家族みんなで受け止めお祝いしたい」と考える家庭もあるでしょう。両親に「結婚挨拶の場には兄弟も同席すべき」という価値観がある家庭なら、両親の意向による兄弟同席もあり得ます。
この場合、兄弟は結婚挨拶の場に改まった形で同席することになることがほとんどでしょう。事前情報がなく、当日突然の同席となれば、パートナーの緊張は倍増してしまうもの。ただでさえ緊張する結婚挨拶の場ですから、サプライズにならぬよう、兄弟は同席するのか、どのようにどのくらい同席するのかを事前に両親に確認しておくと安心です。
ケース3.兄弟が実家にいるなら「一瞬同席」もあり
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兄弟が実家暮らしだったり、実家の近くに住んでいて結婚挨拶の情報を聞き当日集まる場合は、同席というよりも「家にいるから挨拶する」というスタンスの「一瞬同席」というシチュエーションがあり得ます。
兄弟が実家暮らしで休日などの日程によっては、家にいるのもおかしくありません。家にいるのなら挨拶するのが自然の流れ。逆に、挨拶をしなと失礼な印象を与えかねません。
また、結婚挨拶の情報を聞き実家に集まる兄弟もいます。「こちらは緊張しているのに、興味本位で集まるなんて…」と思う方もいるかもしれませんが、自分の兄弟姉妹が結婚するとなれば、相手を見たい、どんな人か知りたい、一言くらい話してみたいと思うのは自然のこと。兄弟姉妹の仲が良ければ、なおさらです。
どちらにしても、この場合は結婚挨拶の改まった場に同席するわけではなく、「初めまして、兄の○○です」「弟の○○です」といった挨拶が交わされる程度のことがほとんど。気負いすぎず、丁寧な対応ができればOKです。
兄弟の同席で気を付けたいこと
兄弟が同席、または挨拶程度でも一瞬の同席をする場合、あらかじめの情報収集と手土産への気遣いは気を付けたいところです。それぞれについてみていきましょう。
兄弟の在否を事前に確認しておく
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結婚挨拶の当日に兄弟が実家にいるかどうか、事前に親に確認しておくと安心です。実家にいる場合、どのような同席になるのか、結婚挨拶の場にいるのか顔を合わせた際に挨拶をする程度なのかを確認しておきましょう。
もしパートナーが「緊張するので兄弟の同席は避けてほしい」と希望するのであれば、「このタイミングで挨拶するだけにしてほしい」など伝えておきましょう。
手土産は人数分+余裕がでる個数で用意する
結婚挨拶でパートナーの実家を訪問するとき、手土産を持参するのがマナーです。手土産を個包装のお菓子などにする場合は、兄弟がいることを知らずに準備すると、当日数が足りず気まずい思いをしてしまうことも。もちろん、当日兄弟が実家に不在だったとしても、実家暮らしであれば兄弟分のお菓子も用意するのは当然の気遣いです。当日の在否に関わらず、実家に兄弟がいるかどうか、何人分用意しておくべきかを事前に確認し用意しましょう。
同席する兄弟の服装は”キレイめカジュアル”が好印象
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父親代わりとして結婚挨拶の場に兄弟が同席するのなら、兄弟の服装は「キレイめカジュアル」がおススメ。改まった席のためスーツが妥当のように感じますが、結婚挨拶の場には少し大げさかも。挨拶に来たパートナーが余計な緊張を感じないように、少しカジュアルダウンした服装を選びましょう。
男性のキレイめカジュアルの代表格といえば、襟付きシャツ&チノパンのコーディネート。Tシャツにカジュアルなジャケットをさらりと羽織るのも素敵です。
自己紹介的な挨拶をするだけの「一瞬同席」なら、チノパンやキレイなデニムにTシャツなど、かしこまりすぎず清潔感のある服装だと好印象です。挨拶だけだからといって、ハーフパンツやダメージジーンズなどは清潔感に欠け、印象ダウンになりがちなので避けるのが無難です。
まとめ
結婚挨拶での兄弟同席はケースバイケース
結婚挨拶には両親のみで対応するのが一般的ですが、片親家庭や家族の考え方次第では、兄弟が同席する場合もあります。また、改まった席に同席するわけではなく、挨拶を交わす程度の一瞬だけ同席するケースもあり、兄弟の同席はケースバイケースといえるでしょう。「同席してはいけない」というルールがあるわけではないので、両親やパートナーと話し合い、みんなが納得する形式で結婚挨拶を執り行えるよう、事前確認をしながら進められるとよいですね。