ご祝儀を5万円・10万円包むのはどんな立場の人?金額の決め方を解説

友人や同僚の結婚式に参列する場合、ご祝儀の相場は3万円です。しかし、新郎新婦との関係性やゲストの年齢によっては5万円・10万円を包むケースもあります。5万円・10万円を包むのはどんな人たちなのでしょうか。今回はご祝儀の金額の決め方と5万円・10万円を包む場合についてご紹介します。新郎新婦との関係性に合わせて、ご祝儀の額を決めましょう。

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    ご祝儀の金額の決め方

    ご祝儀の金額の決め方

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    ご祝儀の一般的な金額

    友人や同僚の結婚式に招待された場合のご祝儀の相場は3万円です。結婚式が重なると出費がつらいと感じるかもしれませんが、結婚式の料理・飲食代には平均2万円、引き出物には平均5500円かかっています。
     
    ゲストひとりをもてなすためには平均2万5500円かかるため、お祝いの気持ちをプラスして3万円と考えると、納得のいく金額と言えるでしょう。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    関係性・年齢によって相場が違う

    ご祝儀は新郎新婦との関係性(友人・兄弟姉妹・同僚・上司など)によって相場が異なります。一般的に兄弟姉妹は3~5万円、上司や恩師は3~5万円、親族は5~10万円が相場です。また、ゲストの年齢によっても変わり、年齢が上がるほどやや多めに包む傾向があります。

    避けたほうがいい金額とは

    ご祝儀の金額は4万円や6万円などの偶数だと「割り切れる数字=別れ」を意味すると考えられているため、3万円、5万円、7万円などの奇数がよいとされています。
     
    ただし2万円は「ペア」を意味するので問題ないとされており、8万円は末広がりを連想させるためむしろ好ましい数字です。9万円は奇数ですが「苦」をイメージさせるので避けてください。10万円は切りのいい数字で、奇数の「1」が入っていることから歓迎されています。

    ご祝儀を5万円包むのはこんな人

    ご祝儀を5万円包むのはこんな人

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    ご祝儀を5万円包む人のケースを具体的にご紹介します。

    兄弟姉妹やいとこ

    20代、30代、40代の兄弟姉妹や30代、40代のいとこは5万円包む場合があります。
     
    20代の兄弟姉妹の相場は3~5万円、30代・40代の兄弟姉妹の相場は5~10万円です。また、20代のいとこは3万円、30代・40代のいとこは3~5万円が目安となります。
     
    なお、叔父や叔母が甥または姪の結婚式に参列する場合も30代なら5万円、40代なら5~10万円が相場です。

    会社の上司・取引先

    20代、30代の上司・取引先は3万円が相場ですが、40代以上は3~5万円が相場です。会社の部下が結婚する場合は3万円でも問題ありませんが、立場や年齢を意識して5万円包むという選択肢もあります。

    友人の結婚式に夫婦で出席する場合

    友人の結婚式に夫婦で出席する場合は「3万円×2人=6万円」となりますが、偶数になってしまうので5万円が相場です。夫婦ともに親しい間柄であれば7万円包んでもいいでしょう。
     
    子どもも招待されている場合は、料理代を目安に金額を上乗せするのがマナーです。赤ちゃんだと食事の提供は受けませんが、ベビーベッドや授乳室の手配など気遣いをしてくれていることがあるので、気持ちだけでも上乗せすると好印象です。

    ご祝儀を10万円包むのはこんな人

    ご祝儀を10万円包むのはこんな人

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    ご祝儀を10万円包むのは新郎新婦にとって近しい間柄の人です。具体的にどんな人なのかご紹介します。

    兄弟姉妹

    夫婦で兄弟姉妹の結婚式に参列する場合は10万円包むことがあります。ひとりで参列する場合は5万円が相場なので、ふたり分で10万円と考えると妥当な金額です。懐事情によって7万円や8万円でも問題ありません。40代以上の兄弟姉妹なら夫婦で15万円包んでもいいでしょう。
     
    また、30代・40代の兄弟姉妹がひとりで出席する場合も10万円包むという選択肢があります。ひとりだけなら5万円でもかまわないため、お祝いの気持ちや懐事情を考慮して決めてください。

    叔父・叔母

    叔父や叔母が甥または姪の結婚式に参列する場合は、10万円包むことがあります。ひとりで出席するなら5万円でもかまいませんが、立場や年齢、お祝いの気持ちなどを考慮して10万円包んでもいいかもしれません。
     
    叔父や叔母が夫婦で参列する場合は、7万円・8万円・10万円が相場です。せっかくのおめでたい席なので、気持ちよく贈れる金額を選択しましょう。
     
    なお、子どもも一緒に招待されている場合は、上記の金額にプラスして子どもの分を上乗せするのがマナーです。

    まとめ

    ご祝儀を5万円・10万円包むのは兄弟姉妹や親戚、上司など

    ご祝儀の相場は新郎新婦との関係性やゲストの年齢によって異なります。友人や同僚の結婚式に参列する場合は3万円が相場ですが、兄弟姉妹やいとこ、叔父や叔母、上司・取引先などは5万円包む選択肢があります。友人の結婚式に夫婦で参列する場合も5万円が相場なので覚えておきましょう。
     
    10万円を包むのは兄弟姉妹や叔父・叔母などです。友人や同僚よりも近しい間柄なので多めに包むのが一般的とされています。ぜひ関係性や年齢などを考慮して、包む金額を決めてください。

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    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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