職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に結婚祝いを贈るには。ご祝儀や品物の金額相場、贈り方マナー、おすすめのプレゼント例まで

職場や会社でお世話になっている同僚同期、先輩後輩、上司に結婚祝いを贈る際に、事前に絶対に確認しておきたい金額相場や贈り方のマナーを徹底解説します。ご祝儀(現金)とプレゼント(品物)のどちらを贈るべきか?1人で贈る?有志一同で贈る?結婚祝いを贈るタイミングは?結婚式なしの場合は?渡さないもあり?など、一緒に働く仲間だけに迷うさまざまなケースやお祝いへの考え方について、具体的な目安をご紹介しましょう。

この記事のINDEX

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に結婚祝いを贈るケース

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に結婚祝いを贈る

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職場や会社で共に働いている関係性は、通常の関係性に比べ顔を合わせる機会なども多く、今後のお付き合いなども踏まえ、結婚祝いを贈るケースが多々考えられます。一般的には、結婚祝いは贈った方がよいと考えられています。

職場、会社の一員として結婚式に招待されたらご祝儀(現金)を包む

職場や会社の同僚、同期、先輩後輩、上司、部下の間柄として、結婚式に招待され、出席する場合には、結婚祝いとして「ご祝儀」を包み、結婚式当日に持参します。
ご祝儀の中には披露パーティでの自分の飲食代と、結婚する二人へのお祝い金が含まれた金額になっています。

招待された結婚式に欠席する場合は「結婚祝い」を贈る

職場や会社の同僚、同期、先輩後輩、上司、部下の間柄として、結婚式に招待されたものの、これを欠席する場合には「結婚祝い」を贈ることが一般的なマナーとなっています。
結婚祝いはご祝儀(現金)で贈るか、またはプレゼント(品物)で贈るか選びますが、これは断りを入れた時期や、新郎新婦との関係性の深さ、また立場によって、予算金額の目安なども大きく変わってきます。詳しくは次章を参考にしてください。

結婚式なしの場合、結婚式に招待されていない場合は「結婚祝い」を贈る

結婚式をしない職場の方、または身内のみの挙式などで結婚式に招待されておらず、職場への報告のみの場合にも、同僚、同期、先輩後輩、上司、部下の間柄であれば、結婚祝いを贈るケースは多くあります。この場合の結婚祝いの予算金額は、自分の結婚式に相手を招待したかどうかや、関係性の深さ、立場などで相場を判断します。

会社や職場で冠婚葬祭の贈り物のルールが決められている場合もある

人数が多い職場や会社では、冠婚葬祭の贈り物をする際に、前例をもとに部署ごと、または会社全体で贈り方の予算などがルール化されている場合もあります。キャリアが長い人が多い職場では、結婚祝いを贈る際に連名で贈るためのルールがある場合などもあるでしょう。会社で関わる人は一般的には多くなるため、自分1人で予算を決めず、周囲の人と足並みを揃える必要があります。基本的には、周囲の先輩や同僚に「結婚祝いをどうするか」を相談、確認をとったほうが良いでしょう。

職場や会社で結婚祝いを渡さない場合とは?

現在では、職場や会社の組織が大きい場合やリモート化が進んでいる場合、社員や職員の移り変わりが激しい場合など、さまざまな要因で結婚祝いを贈らないケースも増加しています。結婚祝いを渡さないケースとして、以下のようなケースでは、結婚祝いを贈らなくてもよいことも考えられます。

結婚祝いを個人では渡さないルールがある場合

会社や職場で冠婚葬祭の贈り物のルールが社則として決められている場合があります。
慶弔などの際に会社が各社員に贈り物をするため、給料から月々一定額が引かれている場合や、社内でイベントごとにお祝いなどを贈りあうのを禁じているケースなどもあるようです。自分の会社がどのようなルールになっているかは、事前に確認したほうが良いでしょう。ただし、自分の結婚式に個人的に出席してもらっている場合には、個人として結婚祝いを贈る必要があります。

さほど関係性が深くない場合

大きな会社で同期や同僚同士のつながりが薄い場合や、最近入ったばかりでそこまで親しいわけでもない、あまり顔を合わせるタイミングがないなど、明らかに関係性がお互い薄いと感じる場合には、結婚祝いを贈る必要はありません。贈る場合にも、相手が負担にならないお返し不要の金額(1000円~2000円)のものが良いでしょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いは現金か品物か

結婚式に出席する場合はご祝儀を包むため、現金を結婚祝いにすることが明確に分かりやすいのですが、それ以外のケースでは、「結婚祝いで現金を贈ったら良いか、それても品物が良いか」と判断するのに迷うケースもあるでしょう。判断の基準は金額の大きさで決めると良いでしょう。

1万円以上の場合はご祝儀(現金)が望ましい

基本的に、個人で1万円以上の結婚祝いを贈る場合には、品物ではなくご祝儀(現金)が良いとされています。特に結婚式を欠席する際の結婚祝いを贈る場合、予算金額の目安が1万円以上にになる際にはご祝儀(現金)で贈ったほうが良いでしょう。

1万円以下の場合はプレゼント(品物)が望ましい

結婚祝いの予算金額の相場が1万円以下になる場合には、プレゼント(品物)を贈った方が良いとされています。相手のことを思って品物選びをするひと手間で、金額は少なくてもお祝いの気持ちを伝えることができます。
また、ご祝儀にプラスして何か贈りたい場合にも、1万円以下の品物を一緒に贈ることができます。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司として結婚式に出席する場合のご祝儀金額の相場

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司として結婚式に出席する場合のご祝儀金額の予算相場

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職場や会社の同僚、先輩後輩、上司として結婚式に出席する場合の結婚祝い、ご祝儀金額の相場を確認しましょう。

職場や会社の同僚、部下、上司にの関係性で包むご祝儀の平均的な金額相場

結婚式に職場や会社の同僚、上司、部下の関係性でご祝儀を包む際には、一般的に「ご祝儀の相場」と考えられている金額を目安に包みます。会社によってはご祝儀の金額が一律でルール化されている場合もあるようです。また、同じ部署の何人かと一緒に招待されて出席する場合、周囲がいくら包むかなどは足並みを揃えた方がよいため、事前に確認すると良いでしょう。

上司、先輩として包むご祝儀相場

上司、先輩の立場で結婚式に招待された場合、ご祝儀の相場は年齢により高くなっていくのが一般的です。また、業種によってはこれ以上の相場になるケースも多くみられます。
新郎新婦から主賓やスピーチを頼まれた場合のご祝儀は5万~10万円が一般的な相場になっているため、多めに包む配慮が必要です。

年齢 20代 30代 40代 50代 60代
相場金額 3万円 3万円 3~5万円 5万円 5万円

データ出展:H24/一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会アンケート結果

同僚、同期、部下、後輩として包むご祝儀相場

一般的な目安である3万円を包みます。一般的な目安である3万円をご祝儀として包んだうえで、別途1万円以下の品物(通常相場3000円~5000円)を結婚祝いとして結婚式とは別の日に贈るということも多いようです。

ご祝儀以外でプレゼント(品物)を贈る必要は基本的にはない

基本的にはご祝儀の中に結婚の御祝金も含まれているため、結婚式のご祝儀以外にお祝いを別で用意する必要はありませんし、マナー違反にもなりません。関係性によっては、過剰なお祝いはお返しなどで新郎新婦の負担になることも考えられるでしょう。
最近では特に仲が良い、特にお世話になっているなど関係性が深い場合には、ご祝儀以外に別途贈り物をするケースも増えています。また同僚同士や部下同士など、3~10名以下の連名でご祝儀以外に1万円以下の贈り物を贈るケースも増加しています。その際には、贈り物(品物)を結婚式の1ヵ月前~1週間前までに、手渡しまたは配送して贈りましょう。

職場や会社での間柄で招待された結婚式を欠席する場合の結婚祝いの相場

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司としての関係性で、招待された結婚式を欠席する場合、基本的には欠席の場合でも「結婚祝い」を贈るのがマナーです。
結婚祝いの予算金額は、欠席を告げた時期、自分の結婚式の出欠の有無で相場を判断します。

結婚式を欠席する場合に贈る結婚祝いの金額相場の目安

欠席を告げた時期により結婚祝いの金額相場は異なります。現在では、いきなり結婚式の招待状が送られてくるようなことはほとんどなく、まずは出席してほしいので招待状を送っていいかどうか、という前もっての打診があることが一般的です。そこで欠席の返事をしたとしても、マナーとして品物での結婚祝いを贈ったほうが良いでしょう。また、結婚式1ヵ月前を過ぎた頃から、ゲストのために用意した席次、引き出物、料理をキャンセルするのに手間や料金が発生する場合があります。結婚式前1ヵ月を切ったタイミングで欠席の連絡をいれる場合には、ご祝儀を包んで現金を贈るのが一般的なマナーです。

欠席の連絡タイミング 欠席の連絡方法 ご祝儀 プレゼント
招待状送付前
(電話で招待状を送っていいかの打診を受けていた場合)
基本的には打診を受けた際の連絡方法と同様の方法で返答する。電話なら電話で、メールならメールで返答。 1万円程度
(ご祝儀を贈る場合は1万円以上にしてきりの良い数字で贈るのがマナー)
3000円~10000円程度
結婚式2ヵ月前
(招待状が来たタイミングで欠席返信)
事前に欠席を先に伝えたうえで返信用はがきで欠席を通知。直接会って伝えるか電話での連絡が望ましい。 1~2万円程度 5000円~10000円程度
結婚式1ヵ月前
(招待状で出席を返信後の欠席連絡)
直接会ってのお詫びが望ましいが、難しい場合は電話での欠席報告とお詫びをする。 1万円~3万円
(通常の相場は1万円程度だが、一度行くと返信している手前、2万円程度贈る場合も多い)
ご祝儀を送るのが望ましい。
ご祝儀にプラスして品物を贈るケースもある。
結婚式10日前 直接会ってのお詫びが望ましいが、難しい場合は電話での欠席報告とお詫びをする。 ご祝儀金額1万円以上~全額
(キャンセルが難しい時期なので全額に近い額を贈るのが望ましい)
ご祝儀を送るのが望ましい。
ご祝儀にプラスして品物を贈るケースもある。
結婚式直前
(5日前~当日)
直接会ってのお詫びが望ましいが、難しい場合は電話での欠席報告とお詫びをする。当日の欠席は先に会場側に連絡を入れる。 ご祝儀金額2万円以上~全額
(キャンセルが難しい時期なのでできれば全額ご祝儀を贈るのが望ましい)
ご祝儀を送るのが望ましい。
ご祝儀にプラスして品物を贈るケースもある。

自分の結婚式に招待した人の結婚式を欠席する場合の結婚祝いの金額相場

自分の結婚式に出席してくれた人、または近いうちに招待する予定の人の結婚式を欠席する場合、どのタイミングで欠席を告げたとしても、基本的にはご祝儀(現金)を贈るのがマナーとなっています。招待状送付前に打診を受けた状況で断る場合は、ご祝儀から飲食代を引いた1~2万円程度を贈るのが目安です。ただし、相手が包んでくれたご祝儀と同額にするという考えの人も多いようです。自分と相手の関係性や間柄の深さをよく考えた上で、ご祝儀金額を決めましょう。ご祝儀が相場よりも少ない額と感じる場合は、5000円~10000円程度の品物を添えて贈るという場合もあります。
また、結婚式の日程に近いタイミングで欠席を報告する場合には、全額ご祝儀を包んで贈ったほうが良いでしょう。

結婚式なしの場合、結婚式に招待されていない場合に贈る結婚祝いの金額相場

結婚式なしの場合、結婚式に招待されていない出席しない場合に職場の人に贈る結婚祝いの金額相場

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結婚報告は受けたものの、結婚式をしない人、またはさまざまな理由で結婚式には招待されていない場合にも、職場や会社での間柄では結婚祝いを贈るケースが多くなっています。

結婚式なし、または結婚式に招待されていない場合の結婚祝いの金額相場

個人として結婚祝いを贈る場合の金額予算は3000円~5000円程度
結婚式をしない人、または親族のみでの挙式などで結婚式に招待されていない場合でも、職場の上司、同僚同期、先輩後輩、部下から結婚報告を受けた場合には、結婚祝いを贈るのがマナーです。
職場や会社の中での関係性で、個人として結婚祝いを贈る場合の金額予算は3000円~5000円程度、品物で贈るのが一般的な相場となっています。
ただし、関係の深さや立場によって金額は変動します。関係性による金額については、別章に詳しく記してあるためそちらでご確認ください。
また、個人ではなく部署やグループなど有志一同で、相場より少額の費用を1人づつから集め贈るケースも多くあります。できれば同じ立場の職場の人に、結婚祝いをどうするか確認し、足並みを揃えた方が良いでしょう。

自分の結婚式に招待した、または今後招待したい場合の結婚祝いの金額相場

結婚式に出席する際のご祝儀相場の1/3~1/2程度の控え目な金額で包む
自分の結婚式に出席してもらった、または近いうちに出席してもらう予定がある場合は、ご祝儀を現金で包んで贈ることが一般的なマナーとなっています。
結婚式をしない、または招待されていない人へご祝儀を贈る場合、職場や会社の間柄の場合は、相手を恐縮させない、お返しで気を遣わせないよう、結婚式に出席する際のご祝儀相場の1/3~1/2程度の控え目な金額で包むのがマナーとなっています。
立場や関係性の深さを考慮して、10000円~20000円を目安に、ご祝儀をお送りしましょう。ご祝儀の額が足りないのではと心配になる場合や、お祝いの気持ちを上乗せしたい場合には、5000円程度の品物を一緒に贈る方法もあります。

結婚祝いを職場の有志一同で連名で贈る場合の結婚祝いの金額相場

職場や会社では、同僚同期、上司、部下、先輩後輩などへ贈る結婚祝いを個人ではなく連名で贈るケースも多いでしょう。また会社や部署によっては、冠婚葬祭での贈り物の予算やルールが決められているケースもあるようです。職場の前例がどのようになっているかを、まずは確認した方がよいでしょう。

連名で集める結婚祝い総額相場は1万円~2万円

職場で連名で結婚祝いを贈る場合、人数は3名~10名程度、集める金額は1人/1000円~3000円程度で、予算相場は10000円~20000円程度になることがほとんどです。
1人で贈るより予算が高くなるため、ご祝儀で贈るか、または品物で贈るかは職場の考え方によって異なることが多いでしょう。

連名での結婚祝いを抜けて個人で結婚祝いを贈る場合

自分の結婚式に出席してもらった、または今後近いうちに出席してもらう予定がある場合は、有志一同の代表者に事情を話し、連名を抜けて個人としてご祝儀を贈ると良いでしょう。もちろん職場での義理も考え、連名での結婚祝いに参加して別途結婚祝いを贈ってもかまいません。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いのプレゼント(品物)の贈り方マナー

結婚祝いを贈る際には、お祝いの気持ちがスムーズに気持ちよく伝わるよう、贈る時期や贈り方のマナーを守って、お祝いを贈る必要があります。職場や会社で結婚祝いの贈り方のマナーを確認しておきましょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司にに結婚祝いを贈る時期

職場や会社の方へ結婚祝いを贈る時期は、結婚式のある、なしで考え方が変わります。

結婚式がある場合は結婚式の1~2ヵ月前に贈る

結婚祝いは結婚式の日時を起点として、1~2ヵ月前までに贈りましょう。遅くても結婚式の1週間前までに贈ります。結婚式準備で新郎新婦は1ヵ月前から非常に忙しくなり、結婚式後も新婚旅行や新居の片付けなどで慌ただしいことを踏まえ、結婚式前までに贈るのがマナーです。

結婚式なしの場合は結婚報告を受けてから1ヵ月以内に贈る

結婚式なしの場合や入籍のみの場合は、結婚報告を受けたらすぐに贈った方が良いでしょう。早く送った方がお祝いの気持ちが伝わるという考え方が一般的なマナーです。遅くとも1ヵ月間に贈るのが良いのですが、万が一遅れた場合には「遅くなって申し訳ない」と贈る際に伝えるか、一筆添えるのがよいでしょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司への結婚祝いの渡し方

お祝いを渡す際には、直接会って手渡しするのが最も丁寧な方法とされています。ですが、会社や職場の人に渡す場合はできれば職場で皆の前で渡すのは、他の人への配慮もあり避けるべきとされています。また、仕事で忙しい場合や重い、かさばる結婚祝いは配送にするなど配慮も大切です。

直接手渡しする場合

直接手渡しする場合には、自宅に訪問したり、個人的に会う機会を作って渡すのが一番です。会社で渡したい場合には、勤務時間前後や休憩時間を利用するなど、皆の目の前で渡すのは避ける配慮が必要です。周りに人がいない、個人的な時間を作って渡しましょう。勤務時間内に皆の前で渡すようなことは避けましょう。

配送、郵送する場合

マナー的には直接会って手渡しするのが丁寧とされていますが、現在では配送という手段をとっても問題はありません。特に食器や家電、お酒など、かさばるものや重いものなど持ち帰りが大変なものは、自宅に郵送や配送の手配をとる配慮が必要です。
配送の日程指定は、慶事の贈り物を贈る際には六曜の吉日を調べ、さらにその日の縁起のよいとされる時間帯に届くようにするのがマナーとされていますが、忙しい現代では受け取る側の都合がよく、一度で受け取れる日時を指定して贈る配慮の方が喜ばれるケースが増加しています。

結婚式当日や1週間前後に持参、配送するのは避ける

結婚式に出席する場合、職場の有志一同で購入した結婚祝いや、ご祝儀とは別に用意した結婚祝いを結婚式当日に持参するのは避けるべきマナーです。また、結婚式当日や結婚式の1週間前後に届くよう配送や郵送を手配するのも避けるべき配慮です。結婚式前後は新郎新婦は非常に忙しいため、この時期の受け取りやお祝いを頂いたお礼などはすべて相手の負担になってしまうことを考慮しましょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司へ贈る結婚祝いへ熨斗(のし)をかける

結婚祝いを贈る際には、贈り物の包装紙の外側または内側に熨斗(のし)紙をかけるマナーになっています。のしは、現在では購入した店で「結婚祝い用で」といえば、表書きまで記入して包装紙の上からかけてもらうことができます。

結婚祝いに贈るのしの水引は『結びきり』

結婚祝いののし

結婚祝いの品物にかけるのしの水引は、『紅白または金銀10本結びきり』が一般的です。
水引の結び目が、ほどけて結び直すことはないように固結びになっていることから、結びきりと言います。一度きりで、二度繰り返さないことが良いお祝いのための、婚礼用ののしになります。

表書きには『御結婚御祝』『寿』『お祝』

結婚祝いののし

表書きとは、このお祝いがどのようなお祝いなのかの内容を記すことで、のしの中央上部(水引を起点に中央上)に記入します。
表書きは「四文字」(しもじ・死文字、縁起が悪いとされている。例「御結婚祝」)を避けた言葉を入れるため、結婚祝いの場合には『御結婚御祝』『寿』『お祝』などの表書きが適しています。

名入れは『贈り主(自分または有志一同)』の名前を入れる

水引の下部中央には、贈り主が誰か分かるように、贈り主の名前を入れます。個人で贈る場合と、職場の有志一同で贈る際には名前の書き方が異なるため、注意してください。
また、配送で贈る場合や目上、年上の方に贈る場合には、必ず名入れをして贈ることがマナーです。同僚同期など特に親しい間柄で、直接手渡しして贈る場合には、名入れをしなくてもマナー違反にはなりません。

個人的に贈る場合

結婚祝いののし

水引の結び目の真下に自分1人の名前を書きます。

有志一同など連名で贈る場合(3名まで)

結婚祝いののし

職場や会社の有志一同での、連名の贈り物の場合は、3名まではそれぞれの名前を水引の下に書きます。
名前の記載の順番は同僚や同期一同でお祝いされる場合、右から五十音順に記載してください。職場の部署一同など立場や年齢がそれぞれ違う方同士でお祝いされる場合は、五十音ではなく役職や年齢の高い方から右から順に記入することがマナーです。

有志一同など連名で贈る場合(4名以上)

結婚祝いののし
結婚祝いののし

4名以上のメンバーになる場合は、水引の結び目の真下から「代表者の名前【改行】他一同」「〇〇一同」とまとめて書きます。受け取った側がお返しを考える際に困らないよう、誰が贈ったかが分かるように別紙にリストを記入して同封します。
このリストも、役職や年齢が高い順に右から記していきましょう。

手渡しの場合は『外のし』配送の場合は『内のし』

結婚祝いののし

のしを品物にかける場合には、包装紙の内側ののしをかける『内のし』と外側にかける『外のし』があります。
一般的には『外のし』は贈答品をお渡しする際に、表書きが贈り先にはっきりと見え、どような目的でギフトを贈ったかが明確に伝わるため、結婚・出産祝いなどは外のしが適切と言われています。
使い分けの基本の考え方として、「宅急便などで配送をするときは内のし」「持参するときは外のし」と覚えておくと分かりやすいでしょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いのプレゼント(品物)の選び方マナー

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いのプレゼント品物の選び方マナー

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結婚祝いの品物を贈る際には、選び方で注意する点があります。特に品物の予算金額と、品物で結婚に際し縁起の悪い意味合いを持つ品物に関しては、きちんと理由を踏まえた上で、品物選びを行いましょう。また、男性や女性の同僚や先輩後輩、上司などに結婚祝いを選ぶ際のポイントもまとめました。また異性に結婚祝いを選ぶ際は、パートナーに配慮して選びましょう。

関係性に応じた金額相場で予算を決める

お祝いでは、立場や関係性によっては、あまり高すぎるものをあげると相手が恐縮してしまい、あまり安すぎるものをあげると相手ががっかりしてしまう、まはた自分が軽んじられていると感じさせてしまう恐れがあります。立場と関係性に合わせた相場の金額を贈ることで、相手にお祝いの気持ちをスムーズに伝えることができるでしょう。
予算となる金額目安は、次の章を参考にしてください。

縁起上タブーとされる避けた方がよい品物は贈り方に配慮を

職場の結婚祝いでは、品物の名前のもつ語呂や由来などの縁起上、避けた方がよい品物や、贈る際に気をつけた方がよいとされる品物があります。ただし、現在ではそれほど気にされなくなっていたり、逆に結婚に対して良い意味合いをもつと解釈されるようになっている品物も増えています。事前に確認した上、贈る相手が縁起を気にするような人がどうかを判断した上で贈り物を選びましょう。タブーとされる贈り物は、次の章を参考にしてください。

男性の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いの選び方

お酒、食品、トレンドの家電など、実用的なものが喜ばれる傾向です。ただし、実用的と言っても、身に着けるようなものはパートナーの手前、相手が「これが良い」と指定がない限りは職場の同性同士や同僚などでも避けた方が良いでしょう。
連名で贈る際には、商品券やギフトカードなども実用的かつ合理的な贈り物のため、男性には喜ばれる傾向です。

女性の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いの選び方

普段はなかなか買わない、自分の生活をワンランクあげるようなものが喜ばれます。美容器具やコスメセットなどは職場の結婚祝いでは定番で選ばれます。また、新婚の食卓を彩る食器やグラス、トレンドのキッチンツールなど、二人の『おうち時間』を大切にする贈り物も喜ばれるようです。

異性の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いの選び方

職場の異性の同僚、先輩後輩、上司に結婚祝いを贈る場合は、相手のパートナーに配慮し、距離感を保った贈り物を選ぶ必要があります。
ペアで使えるものにすることや、ギフト券または食事券や旅行券など二人で特別な時間を過ごすために自ら選べる、使えるものにするなど、少し距離を置いた配慮があると良いでしょう。連名を募って贈れる場合には、1人ではなくそちらの方法もおすすめです。

上司や先輩に贈る結婚祝いの選び方

目上の方に結婚祝いを贈る場合、目下のものからあまり高すぎるものをあげるのも失礼と見る向きがあり、相場の予算内で品物を選びましょう。また上司や先輩など目上の方にあげるのに失礼とされているもので、商品券やギフト券、カタログギフトなどが挙げられます。これは、目下のものに目上のものが施すようで失礼とする考え方もあるようです。ですが一方で年下の人から現金をもらうことに抵抗を覚える方にとっては商品券のほうが良いと見る向きもあるようです。連名などでお祝いを集めて贈る場合など、高額になった場合には選択肢として考えても良いでしょう。

結婚祝いのプレゼントで縁起上タブーとされる避けた方がよい品物をチェック

職場の結婚祝いでは、品物の名前のもつ語呂や由来などの縁起上、避けた方がよい品物や、贈る際に気をつけた方がよいとされる品物があります。ただし、現在ではそれほど気にされなくなっていたり、逆に結婚に対して良い意味合いをもつと解釈されるようになっている品物も増えています。事前に確認した上、贈る相手が縁起を気にするような人がどうかを判断した上で贈り物を選びましょう。

不吉な数字を連想させるセット商品

結婚祝いで贈り物をする際は、数字には配慮するマナーです。食器セットやタオルセットなど、セット商品を贈る場合には、不吉な数字を連想させるものはNGとされています。
基本的にはは割り切れる偶数は避けたほうが良いとされ、凶数と呼ばれる「4」は“死”を連想させるので、もっとも不吉とされています。また、「6」も避けたほうが良いでょう。
これに対して、“割り切れない”奇数は吉数とされていますが、一部例外もあり、“苦”をイメージさせる「9」は奇数でもお祝い事には使ってはいけない凶数とされています。
しかし、偶数ですが「8」は“末広がり”なので吉数。さらに、「2」は“1ペア”、「12」は「1ダース」と数えて吉数と見なし、贈ってOKの数字とされています。

刃物、(包丁、ナイフ、はさみ)

日本では古くから「割れる」「切れる」「別れる」を連想させる品物は結婚祝いでは贈ってはいけないとされており、特に刃物は「縁が切れる」と言われ、結婚祝いのタブーとして派代表的な品物です。ただし近年では『運を切り開く』と解釈する向きもあり、新郎新婦が特に欲しいと望んでいれば、贈り物として選ぶケースも増えてきました。ですが、結婚祝いのタブーとしては代表的な品物であるため、本人の確実な希望が分からない場合には避けた方がよい品物です。

割れ物(陶器、ガラス器、手鏡、鏡台)

日常的に割れたり欠けたりするものも、結婚祝いとしては不吉とされてきました。特に鏡は割れた鏡を一片ずつ持って夫婦が離別するということわざから「破鏡=離婚」も意味するため、基本的には避けるべき贈り物とされています。ドレッサーなどは、嫁入り道具として身内から贈った方がよい品物であり、鏡も刃物同様、新郎新婦が確実に欲しいものでなければ避けたほうが良いでしょう。
一方で食器やグラスなどは『慶びを分かち合う』と解釈し、現在ではそれほど気にしない傾向で、食器やグラス類は結婚祝いの定番でもあります。ただし、個数や枚数には注意して選びましょう。

ハンカチ

ハンカチを漢字で表すと「手巾(てぎれ)」で、手切れから縁を切るという意味になり贈り物にすることは「もう会いたくない」という解釈になるとされています。また悲しい際に涙を拭う品物であることから、慶事の贈り物にはふさわしくないとされてきました。
現在では2人でお揃いの名入れ刺繍のハンカチをお祝いで贈るなど、お祝いの品物として認知も広がっており抵抗感を持つ人は少なくなっていますが、真っ白なハンカチは故人にかけるものとして死を連想させるため、避けましょう。

日本茶(緑茶)

日本茶、特に緑茶はお葬式や法事など弔事で弔問客に出すもの、またお香典のお返しとして選ばれる品物であることから、慶事以外の贈り物としても、全般的に縁起が悪いという考え方がありました。ですが、中国ではお茶の木は「植え替えができない」「根づく」ということから不老長寿のもととされたことや、九州地方では結納品にはつきものの品物であるなど良いイメージが浸透しつつあります。また各地のお茶ブランドも慶事の贈り物にぴったりなお茶の銘柄やセットを用意しているため、現在ではよほど縁起を気にする方でなければ贈っても問題ないと見る向きもあります。

消えもの(消耗品)

お菓子などの食品やバスグッズ、洗剤などの消えものは、贈り物の定番という考え方が現在では定着していますが、「使うとなくなる=すぐに消えてなくなる」ということから、結婚祝いには縁起が悪いと見る向きもあります。特に縁起を気にするような人であれば、避けた方が無難です。

花(生花、プリザーブドフラワー)

花の贈り物は
・結婚に縁起の悪い花言葉がある花も多い
・贈る相手にアレルギーがある場合がある
・贈る花の本数まで注意する必要がある
などの理由から、結婚祝いとしてはあまりおすすめできない贈り物です。逆に、これらの点をすべてクリアして贈る場合には、問題はありません。また、サムシングブルーを意識した青色の花を贈るのも喜ばれるでしょう。

ベビー用品

昔は気の早い贈り物としてほほえましいと見る向きもありましたが、現在では「結婚=子ども」と考える夫婦ばかりではなく、非常にナイーヴな面を孕んでいるため、避けるべきお祝いです。また、マタニティ婚の場合も出産前のお祝いには避けた方が良いでしょう。お子さまと一緒のファミリーウェディングなどの場合には、問題はありません。

アクセサリー、装身具、衣類、靴

特に異性の知人に贈り物をする際には、絶対に避けた方がよい品物です。身に着けるものは特にその人のことを思って選ぶ贈り物であり、特別な意味合いを感じさせるため、相手のパートナーにあらぬ疑念を感じさせる恐れがあり、贈り物として良いものとは言えないでしょう。また、贈る相手の好みがしっかり分かっていないと、不要の贈り物になってしまうことも考えらます。贈る場合には同性同士、または連名で贈るのがよく、できればペアで贈る配慮があると良いでしょう。

商品券、ギフト券

金券などの贈り物は、自分より年上の人や目上の人には避けたほうが良いとされる贈り物です。そのため、上司や先輩などに結婚祝いとして贈る場合は避けた方が良いでしょう。ただ、現在では何でも好きなのが自由に選べるとして、もらって嬉しい結婚祝いのアンケート結果などではご祝儀(現金)と共に常にトップに位置しており、あまりそういったこと気にしない方であれば、贈っても問題はないでしょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝い(品物)の関係性による予算金額目安

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝い品物の関係性による予算金額目安

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職場での立場や関係性を踏まえ、予算金額を考える際の目安となる金額です。立場と関係性に合わせた相場の金額を贈ることで、相手にお祝いの気持ちをスムーズに伝えることができるでしょう。

予算1000円~2000円の金額相場で贈る、購入できる結婚祝い

関係性:関係性の薄い同僚や同期など
顔見知り程度の同僚や付き合いの浅い同期、最近知り合ったばかりの方などに個人として結婚祝いを渡す場合、1000円~2000円前後のプチギフトを贈るケースも最近は多いようです。相手にお返しの気遣いをさせない金額でもあります。もらったらちょっと嬉しいお菓子やボディケアグッズなど、すぐに使える消えものがおすすめです。

予算3000円~5000円で贈る、購入できる結婚祝い

関係性:上司、先輩後輩、同僚同期、部下など
会社関係の人に品物で結婚祝いを贈る場合の、一般的な目安の金額になります。高価すぎず、もらった側がお返しを考える際にも負担にならない金額です。選べる品物の種類も多いので、その人にあった適切なプレゼントを選びましょう。

予算5000円~10000円前後で贈る、購入できる結婚祝い

関係性:部下、後輩、直属など特に親しい間柄の上司や同僚など
部下や後輩などの年下、目下の方に贈る結婚祝いのプレゼントは、立場的に一般的な相場より少し高くなっています。また、特に親しい間柄である同僚や上司などへ贈る場合も、一般の相場(3000円~5000円)より少し高いもので、お祝いの気持ちを表しても良いでしょう。ただし、上司が部下からお祝いをもらったお返しは半返し以上という考え方もあり、相手の負担に関しても配慮する必要があります。
きりの良い数字で1万円にして贈る場合には、ご祝儀(現金)や商品券、ギフト券なども喜ばれるようです。また、部下や後輩との関係性では関係の深さをよく踏まえ、相手が恐縮しないような金額にしましょう。

予算10000円~20000円前後で贈る、購入できる結婚祝い

関係性:連名、有志一同など
会社や職場の関係性で1万円以上の品物を贈るケースでは、3人以上の有志一同で募って、連名の複数でお祝いを集めて贈るケースが多いでしょう。品物の金額が高くなる分、できるだけ贈る相手の好みや欲しいもののリクエストを聞いて選ぶのもはずれがなくおすすめの方法です。生活レベルをワンランクあげる家電や食器、高級食材、選べるカタログギフトなど、幅広い選択肢があります。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝い、おすすめのプレゼント(品物)

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いで人気の品物の種類をまとめました。結婚祝いの贈り物を考える際の参考にしてください。

お菓子やグルメ食材など食べ物系、食品系の結婚祝い

食品系の贈り物は結婚祝いだけでなく、贈り物として定番です。できれば食品の由来や縁起などにもこだわり、結婚に縁起の良い食材や飲物を選ぶよう配慮しましょう。

お菓子、グルメ食材、調味料、ドレッシング

美味しい食べ物やグルメはとても喜ばれる贈り物のひとつです。また、食べればすぐに消費でき、保管場所に困らないという利点があります。上司へのお祝いを食べ物にする場合は、有名店やブランドなどちょっと高級なお菓子や紅茶、グルメセットなどがおすすめです。同僚や後輩の場合は、自分でも買えるものの、なかなか買わないものを選んで贈ると喜ばれるでしょう。

ワインなどお酒

贈る相手のお酒の好みが分かっている場合には、昔から慶事の贈り物としてお酒を贈るのも良いでしょう。お祝いに適したスパークリングワインやシャンパン、普段はあまり飲まない高級酒などが選ばれることが多いようです。

新郎新婦が門出に使えるペアの食器、グラス、箸

食器を贈る際には、夫婦二人でお揃いで使えるよう、ペアで贈る配慮があるとよいでしょう。お皿、グラス、夫婦箸、夫婦茶碗、近年では箸置きなどもかさばらずに人気の贈り物となっています。

いまおしゃれでトレンドなおうち時間を充実させるブランド製品の結婚祝い

最近は家で家族の時間を重視する流れで、「おうち時間」を二人で満喫し、楽しむためのおしゃれでトレンドな贈り物が結婚祝いとして喜ばれているようです。

タオル、寝具

日常でふんだんに使い、消耗品であるタオルや寝具は、年齢や嗜好を問わず、何枚あっても喜ばれる贈り物です。タオルや寝具は肌ざわりや素材にこだわり、高級感のあるものを選びましょう。今治タオルやオーガニックコットンなどが人気です。

キッチン用品

外食よりも自宅で料理をして楽しむことがトレンドになりつつあります。また、新居に友人たちを招く際にも料理をして振る舞えことが予想されるため、海外国内で人気のブランドのおしゃれなキッチン用品やキッチンツールなどは、結婚祝いとしておすすめです。

バスグッズ、アロマグッズ

お風呂など、家でのリラックスタイムを、二人で楽しみより充実させるための癒し系、リラックス系のグッズは定番の結婚祝いでもあります。オーガニックにこだわったバスコスメや、ハイブランドのアロマグッズなど、新居のインテリアにもなるようなおしゃれなものが結婚祝いにはおすすめです。

お茶のセット

現在ではお茶を楽しむことが大きなトレンドで、おうち時間をリラックスできる重要なアイテムでもあります。今人気のコーヒーを楽しむセットや、高級な紅茶ブランドのセット、日本茶だけでなく、香りと縁起の良い中国茶や台湾茶を楽しむセットなど、結婚祝いに適したおしゃれなお茶のセットが数多く販売されています。

人気の家電

キッチン家電、掃除用家電、美容家電など、普段購入を考えている際に「買おうかな、どうしようかな、あったら便利だな」と迷う、トレンドでおしゃれな家電が結婚祝いでは人気です。あげる本人がまだ持っていないもの、もし持っていたとしてもワンランク上、または最新型やトレンドであるものを配慮して贈ると良いでしょう。

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司が自ら選べる結婚祝い

新郎新婦が自分の意志で選べる実用的で合理的な結婚祝いです。目上の方に贈る場合は失礼と考える向きもあるため、贈る際には相手の人柄を十分配慮して選びましょう。

ご祝儀(現金)

実は一番喜ばれる結婚祝いがご祝儀だという声もあります。結婚式は物入りな上に、金額がはっきりしているため、お返しの予算を考える際にも明確で手間がかからず合理的という声もあります。

カタログギフト

何を贈っていいか分からない場合や好みがつかみかねる場合は、カタログギフトがおすすめです。できるだけ相手の好みに合わせたものや、使えそうなものが多く含まれているカタログギフトを選びましょう。年上や上司の方であれば、その年齢の人を考慮してきちんと役立つものが選べるような品物が入っているカタログギフトを選びましょう。最近では旅行や体験が選べるカタログギフトなど、アクティビティが選べるものも人気です。

ギフト券、ギフトカード

現金だとちょっと直接的すぎて気が引ける、という際に便利なのがギフト券やギフトカードでの贈り物です。また、現在では旅行やディナーなど、目的がはっきりしたギフト券も数多く販売されています。
贈る際には、新郎新婦の生活圏内で使える場所が多くある種類のギフト券やギフトカードを選びましょう。

まとめ

職場や会社の同僚、先輩後輩、上司に贈る結婚祝いは周囲の人へ相談確認を

職場や会社で一緒に働く関係性の人に結婚祝いを贈る場合、社内でルールが課せられていたり、有志で連名で贈ろうという計画がある場合も考えられます。1人で先走って用意を進めることなく、まずは周囲の人に相談し、足並みを揃えることも大切です。そのうえで、特に仲がいい場合や結婚式に出席してもらったケースなどを含めて判断し金額相場などを対応すると良いでしょう。

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

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