リゾ婚の旅費の予算相場
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リゾ婚の費用は旅行期間や旅行時期によっても大きく左右されます。まずは、海外で挙式したカップルの旅行期間を見てみましょう。
旅行期間 | 回答数(%) |
---|---|
3日以内 | 0.8 |
4日 | 6.2 |
5日 | 10.3 |
6日 | 12.8 |
7日 | 31.4 |
8日 | 18.9 |
9日 | 11.2 |
10日 | 7.0 |
11日 | 1.7 |
12日 | - |
13日 | 0.8 |
14日以上 | 0.8 |
平均日数 | 7.2日 |
データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2018調べ
費用はゲストの数によっても変わります。「ゼクシィ海外ウエディング調査 2018」では、ゲスト数の平均は「9.1人」で、もっとも多いのは「6人~10人」という結果に。15人以上のゲストが集まるリゾ婚は、大規模な挙式ということになるようです。
リゾ婚の総額
リゾ婚の総額は平均「203万円」で、もっとも多いのは「150万円~175万円未満」となっています。なお、ここでは「挙式にかかった費用と旅行代金、現地でのパーティ・会食の費用」の合計を「総額」としています。
リゾ婚の総額は場所によっても異なります。主なリゾート地での総額平均は以下です。
ハワイ:210.8万円
ヨーロッパ:182.2万円
グアム:207.7万円
アジア(ビーチ含む):202.3万円
現地で必要になる予算
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現地で必要になる主な費用を見ていきましょう。
挙式料
挙式料には「会場使用料」や「小物」「介添料」「関係者への謝礼」など、挙式にかかった費用がすべて含まれます。
挙式料の平均と、リゾート地別の平均は以下です。
平均:111.9万円
ハワイ:112.1万円
ヨーロッパ:106.6万円
グアム:126.0万円
アジア(ビーチ含む):113.6万円
挙式場やオプションによっても総額は大きく変動するため、事前に「こだわりたいポイント」を決めておくといいでしょう。
衣裳代
衣裳代は新郎と新婦で変わります。また、衣裳の手配方法や手配先、衣裳を手配した場所によっても変わってきます。それぞれの平均費用は以下です(単位は「万円」)。
新婦 | 新郎 | |
---|---|---|
国内で購入 | 25.2 | 17.6 |
国内でレンタル | 30.8 | 12.0 |
現地でレンタル | 22.4 | 11.6 |
国内で選び現地でレンタル | 27.1 | 13.6 |
平均 | 26.7 | 14.0 |
データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2018調べ
なお、衣裳は各旅行会社やプロデュース会社、提携店によっても異なるので、事前に紹介方法や提携店舗を確認しておくといいでしょう。
パーティ代
パーティは、チャペルに併設されているレストランや、ホテル内のレストランなどでおこなうのが一般的です。平均費用とリゾート地別の平均費用は以下となっています。
平均:25.0万円
ハワイ:26.1万円
ヨーロッパ:10.6万円
グアム:26.3万円
アジア(ビーチ含む):21.6万円
費用はパーティの内容によって差が生じます。費用に差が出るポイントは主に以下です。
ゲストの人数
参加者が多くなるほど費用も上がります。
時間帯
ランチとディナーでは費用が変わるので、事前に調整をしておきたいところです。
食事のスタイル
コース料理とビュッフェスタイルでは料金が違います。
ドリンクの内容
パーティにアルコール類は欠かせませんが、用意するドリンクの内容によっては高額になることもあります。
オプションの有無
集合写真の撮影やDVS撮影、送迎などのオプションによっては10万円以上の差が出ることもあるので、こだわりたいオプションに絞っておくといいでしょう。
リゾ婚のゲストの旅費は負担する?
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新郎新婦がゲストの旅費を全額負担するというケースはほとんどありません。一般的には交通費か宿泊費のいずれか、あるいは、一律の金額を負担するケースが多いようです。また、ご祝儀を受け取るかどうかによっても、負担する金額や内容は変わってくるでしょう。
ご祝儀にも正式なマナーは存在しませんが、旅費を全額ゲストに負担してもらった場合には、一般的にご祝儀は受取りません。トラブルを防ぐためにも、招待状に旅費の負担割合やご祝儀の有無を明記しておくといいでしょう。
まとめ
こだわりたいポイントを決めれば費用を節約できる!
リゾ婚には旅費や挙式料、衣裳代など、どうしても必要になる費用がありますが、式場やオプション、旅行日数などによって総額は大きく異なります。
挙式後のパーティ代も、パーティを開催する場所や時間、食事の内容によって総額が変わるので、事前にしっかりと計画を立てておきましょう。ゲストの旅費の負担割合に正式な決まりはないので、トラブルを防ぐためにも、招待状を送る時点でゲストに費用の負担について知らせておきたいところです。