和装の前撮りを行うメリットとは?
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結婚式の前に撮影をおこなう前撮りでは、和装だけでなく、ドレスでの撮影をすることもできます。その中で、和装を選ぶことでどんなメリットが得られるのでしょうか。これから和装での前撮りをおこなう方は、ぜひ参考にしてみてください。
結婚式では着ない着物を着れる
結婚式では費用やお色直しの時間などから、和装よりもドレスを選ぶことはめずらしいことではありません。ドレスを納得して選んだものの、やっぱり和装もしたかったと思う花嫁さんや、和装を見たかったと思う親御さんもいるでしょう。そんな思いを叶えてくれるのが和装での前撮りです。
フォトスタジオにもさまざまな種類の着物や和装小物がありますので、思う存分和装を楽しむことができるでしょう。
時間を気にせず撮影できる
結婚式は余裕をもってスケジューリングしていても、いざ当日になると時間が足りなくなることも多々あります。特に新郎新婦は、その日の主役となるため、ゲストとのコミュニケーションや演出を円滑にできるようにしなければなりません。
もっと時間を確保したいのであれば、前撮りを利用するのが1番です。前撮りで和装を堪能すれば、結婚式当日は余裕をもって楽しむことができるでしょう。
前撮りした写真を使って結婚式のアイテムを作ることができる
プロが撮影する写真は想像以上にクオリティの高いものです。そのため、前撮りした写真を招待状や結婚式のウエルカムボードに使用することなどもできます。
理想とするロケーションやポーズなどがあれば、打ち合わせの際に伝えることでしっかりと再現することができるでしょう。
和装の前撮りの種類とかかる費用は?
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前撮りをするのに知っておきたいのが、撮影の種類やそれぞれの相場の価格です。自分たちらしい写真を残すためにも、まずは撮影の概要を把握しておきましょう。
スタジオ撮影
スタジオ撮影とは、その名の通りフォトスタジオ内で撮影する写真のことで、費用相場は平均で16.7万円程度です。スタジオ撮影は、スタジオで撮影をおこなうので天候に左右されないのがメリットになります。
また、衣裳サロンを併設しているフォトスタジオも多く、衣裳選びからスムーズにできるため、時間が限られているカップルにもおすすめです。
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ
ロケーション撮影
ロケーション撮影は屋内でおこなう撮影のことを指し、費用相場は平均で17.6万円程度となっております。ロケーション撮影のメリットは、スタジオよりも撮影範囲が広いため、自由度の高い撮影ができることです。
また、さまざまな場所で撮影できるため、ふたりの世界観や季節感を出しやすく、写真の世界観をこだわりたいカップルにおすすめです。
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ
おすすめの時期と場所
和装で前撮りをおこなう場合は、着物にぴったりの時期や場所を選ぶと、写真の仕上がりがさらに良いものになります。和装で人気のロケーションの場所としては、京都や鎌倉などがあげられます。近隣にない場合は、神社や庭園などを選ぶといい雰囲気の写真に仕上げられます。
また、季節は秋や紅葉などの季節であれば、美しく写真映えする時期でもあります。いずれにしても人気の場所や季節は、希望者が殺到するため、早めに予約しておといいでしょう。
和装の前撮りで人気の衣裳
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和装で人気の衣裳は、大きく分けて3種類あります。衣裳それぞれの違いやメリットを知ったうえで、自分にあった着物を選びましょう。
華やかな印象の「色打掛」
華やかな印象にしたいのであれば、色や模様のバリエーションが豊かな、「色打掛」がおすすめです。白無垢と同じように婚礼衣裳として認められているので、前撮りでも選びやすいのが魅力。和装衣裳の中でも写真映えするので、多くの花嫁さんが前撮りで色打掛を選んでいます。
和装の定番「白無垢」
結婚式の和装の定番として知られる「白無垢」は、和装の婚礼衣裳として最も格式が高い着物です。挙式で着用される婚礼衣裳であり、神聖な婚礼の儀式に欠かすことはできません。
白無垢が白色であるだけでなく、小物類もすべて白で統一するのが特徴。一見、白色の着物に見えますが、よく見ると刺繍や織りが施され、それぞれの白無垢で雰囲気が異なります。
花嫁の清らかさをを感じる写真に仕上げることができます。
格式の高い礼装「引振袖」
花嫁衣裳として着用される「引振袖」は、成人式で着用する振袖と違い、裾を引いているのが特徴の着物です。 引振袖も最も格式高い礼装であり、結婚式ではお色直しでよく着用されています。他の和装衣裳と比べると動きやすいため、動きのある撮影をしたい花嫁さんに選ばれるケースが多いです。
まとめ
日本ならではの婚礼衣裳である和装を前撮りで着用をしよう!
前撮りが一般的になり、撮影方法や場所のバリエーションが豊富になっています。衣裳もさまざまなものがあるので、迷われている方もいるのでは。せっかくなら、花嫁さんしか着用できない和装の婚礼衣裳をチョイスするのがおすすめです。今回ご紹介した記事を参考に、おふたりらしい1枚を残してくださいね。