結婚式二次会の会費の内訳は?赤字にしない会費設定のポイント

結婚式の二次会は、できるだけ赤字を出さずに行いたいものです。しかし、赤字を意識するばかりに、ゲストから「全然費用に見合っていない二次会だったね。ガッカリ…」と思われてしまってはふたりが築き上げた信用を失ってしまいます。二次会にはどのような費用がかかり、いくらくらいの会費設定にすればよいのか、把握してから会費を決めましょう。赤字にしないための方法も紹介します。

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    結婚式二次会にはどんな費用がかかるの?

    計算するカップル

    joyfotoliakid – stock.adobe.com

    二次会費用の内訳は、思っているよりもたくさんの項目があります。パッと思いつくのは飲食代や景品代ですが、それだけではありません。

    会場使用代

    会場を使用するためにかかる費用のことです。豪華な会場や、披露宴会場をそのまま二次会で使用する場合は使用料がかかることが多いです。

    飲食代

    新郎新婦やゲストが食べる料理や、飲み物の費用のことです。一人ひとりに提供されるレストランのコース料理なら高価に、ビュッフェスタイルの簡単なオードブルやスナックといったものならリーズナブルになります。飲み放題にするのか、飲んだ分だけ支払うのか、どちらが招待したゲストに合っているのかも検討しましょう。

    新郎新婦の衣裳代

    二次会を手持ちのパーティドレスやスーツで参加する場合は衣裳代は必要ありませんが、もし二次会用に新しくドレスやタキシードをレンタルするなら衣裳代もかかってきます。

    幹事や司会者への謝礼

    幹事を引き受けてくれた友人には、会費分+5000~1万円程度の謝礼を、司会者へは会費分+1万円程度の謝礼を渡しましょう。もし幹事代行の業者に頼んだり、司会をプロに依頼すれば、その費用も発生します。

    景品代

    二次会の演出の定番といえば、ビンゴなどのゲームです。景品がある方が盛り上がるので、ゲームの景品をいくつか用意しましょう。テーマパークのチケットや、ブランド牛肉などの食品はゲストにも人気が高いです。

    お土産代

    お土産代とは、二次会の最後にゲストに渡すプチギフトの費用のことです。1つ単位では数百円ですが、人数分となると数千円~数万円ほどになります。

    備品代

    備品代とは、受付に使うノートや、演出に使用する小道具、テーブルやマイクに飾る花などの費用です。ひとつひとつは大きい額ではありませんが、積み重なるとまとまった金額になります。

    二次会の会費設定の相場はいくら?

    カップル

    Drobot Dean – stock.adobe.com

    では、二次会の会費は具体的にいくらくらいにすればいいのでしょうか。高すぎる会費だと、ゲストから「高いから二次会参加は見送ろう」と思われてしまう可能性があります。

    二次会会場には先輩カップルはいくら払っているの?

    二次会会場に支払った金額は、10~15万円未満が最も多く、全体の15.3%になります。この価格帯で一番多い会場は居酒屋で、その割合は40.0%です。居酒屋の場合、会場使用代や備品代がかからないことが多く、費用のほとんどが飲食代だと考えられます。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    基本的な会費設定の考え方とは

    飲食代や景品代など、必要経費の合計が結婚式二次会全体にかかる費用となります。基本的には、必要経費の合計金額をゲストの頭数で割った金額を会費とする、と考えます。
     
    全ての費用を会費でまかなえば、新郎新婦の持ち出しなしでも二次会をおこなえますが、会費に含んではいけない項目もあります。必要経費をどこまで会費に含むかを考えて金額を設定しましょう。

    当日ドタキャンがあることも想定しよう

    会費を設定するときに忘れてはいけないことは「当日ドタキャンがあるかもしれない」ということです。ゲストが事前に参加表明をしていたとしても、当日体調不良や急用で突如欠席になる、ということは十分ありえることです。
     
    数名がドタキャンすることを前提に、参加人数を少なく見積もり、会費に少しゆとりを持たせると安心でしょう。

    二次会を赤字にしたくない時の節約方法とは

    お金を持つ女性

    Maksym Povozniuk – stock.adobe.com

    いくら赤字にしたくないからといって、ゲストに負担ばかり押し付けてしまうと、信用を失う可能性もあります。

    こんな費用の節約方法はNG

    ドレス代などを全て会費に上乗せする、料理やゲームの景品をチープなものにする、といった方法はあまりおすすめできません。確かにドレス代は高価なものも多く、会費に上乗せしたい気持ちもあるかもしれません。
    しかし、ドレスだけが豪華で、二次会の内容が貧相だとゲストは「私の会費は新婦のドレス代になったのね…」と勘繰ってしまうかもしれません。
     
    料理や飲み物、ゲームの景品を節約すれば、かなりの金額を抑えることができますが、その分ゲストの満足度は低くなります。「高い金額を払ったのに、全然料理がない!景品も安っぽい!」と思われるのはせっかく二次会を開いた意味がなくなってしまいます。なるべく避けましょう。

    会場使用料がかからない店や二次会プランを選ぶ

    会場使用料がかからないお店なら、費用を節約することができます。二次会会場を下見するときに、会場使用料がかかるかどうか確認しましょう。
    居酒屋やカジュアルなカフェは、会場使用料無料の場合が多いです。
    また、二次会プランなどを活用するのもよいでしょう。ドレスなどの衣裳や飲食代など二次会に必要な物品がセットになっているプランを用意している店もあります。

    手作りのアイテムや演出を工夫する

    演出をお金のかからないものにしたり、手作りアイテムで節約するのもおすすめです。例えば「プロフィールムービーは自分たちで作る」「プチギフトを手作りする」などの工夫をすれば費用を安くすることも可能です。

    ウェルカムボードや会場の飾付けを結婚式で使ったものをそのまま利用しても節約になります。結婚式の雰囲気をそのままに飾りつけられることができるので、二次会から参加したゲストも2人の結婚式の雰囲気を楽しんでくれるでしょう。

    まとめ

    ゲストにかかる必要経費を含めて会費設定をしよう

    二次会にかかる必要経費をすべて計算して、全体にかかる金額を把握しましょう。全ての費用を会費でまかなうこともできますが、現実的な会費設定の方法ではありません。
    全ての経費をゲストに負担させてしまうような会費金額を設定すると、ゲストの満足度は挙げられません。ドレス代のような2人にかかる費用は新郎新婦で負担するのがよいでしょう。
    節約したいなら、演出を工夫したり、手作りのアイテムや結婚式で使った装飾をそのまま利用するのもよいでしょう。ゲストが「二次会に参加して良かった!」と思えるパーティを目指してください。

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    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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