披露宴はしない！「挙式のみの結婚式」とは？
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結婚式というと、神様やゲストの前で新郎・新婦が愛を誓うための挙式と、食事を楽しみながら2人の結婚を報告する披露宴の両方を指すのが一般的です。これに対し、披露宴をしない結婚式を、「挙式のみの結婚式」と言います。
挙式のみの結婚式にゲストは呼ぶ？
「挙式のみの結婚式」でも、挙式スタイルはキリスト教式（教会式）・人前式・神前式・仏前式など選ぶことができ、ゲストを招待しても問題ありません。披露宴をするよりも費用が安くて準備が手軽にできるというメリットもあります。しかし、挙式のみではゲストを呼びづらい、式場によっては挙式のみでは予約を受けつけてもらえないなどのデメリットもありますので、挙式のみスタイルの結婚式を決める際は注意が必要です。
以前は、国内・海外のリゾートウェディング（リゾ婚）の際に挙式のみの結婚式を選ぶ人が多いイメージがありましたが、最近では「結婚式に費用をかけたくない」「準備に時間や手間をかけたくない」など、何らかの理由でリゾ婚ではなくても「挙式のみの結婚式」を選択する人が増えています。
挙式のみの結婚式にかかる費用相場
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挙式のみの結婚式をする場合の費用は、38.3万円が平均的な相場とされています。挙式・披露宴を行う場合の相場は382.6万円ですから、約10分の1の費用で結婚式が挙げられることになります。（※首都圏の平均相場）
ただし、結婚式場や挙式スタイル、選ぶ衣裳によって費用は異なります。挙式スタイル別の費用相場は次のとおりです。
| キリスト教式（教会式） | 42.8万円 |
| 人前式 | 34.9万円 |
| 神前式 | 28.5万円 |
データ出展：ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
キリスト教式（教会式）では、牧師や聖歌隊、オルガン奏者など、挙式をサポートしてくれる人が多いため、費用は高め。神前式の場合も、斎主（いわいぬし）や巫女などを手配したり、挙式料と別で「初穂料（玉串料）」を支払う場合がありますが、平均費用は安くなっています。会場の人気度や使用料の違いで差が出てくるようです。人前式はセレモニー要素をふたりだけで決めるためそれにかかる演出料が必要になります。
また、挙式料とは別でウェディングドレスや白無垢などの衣裳代・着付け費用・撮影料などがかかるのが一般的です。
とはいえ、挙式のみであれば、食事や引き出物など、ゲストの人数によって変わる費用はほとんどないため、予算を組みやすいのではないでしょうか。
挙式のみの結婚式を選ぶ理由とは？
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結婚式を挙げたものの、挙式のみを選んだのはなぜなのでしょうか。さまざまな理由があると思いますが、主なものについて詳しくご紹介しましょう。
結婚式に費用をかけたくない
データを見ると、挙式・披露宴の両方を行う場合、約65名の結婚式で平均360万円くらいはかかると想定できます。しかし、挙式のみなら平均38万円ほどで結婚式ができそうなことがわかります。そのため、費用を抑えたいという理由で挙式のみを選択するカップルも多いのです。
ただし、挙式・披露宴をする場合は招待ゲストからご祝儀をいただくことができるため、全額を自分たちで負担しなければならないと考える必要はありません。平均で227.8万円のご祝儀がいただけ、新郎・新婦が自分たちで負担する金額は平均154.6万円というデータもあります。
挙式費用は披露宴より安くなりますが、いただけるご祝儀も披露宴をおこなわない分、少なくなることを想定して予算を考えなくてはいけません。
データ出展：ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ
身内だけで結婚式をしたい（仰々しい披露宴をしたくない）
けじめとして結婚式をしたいと思うものの、「仰々しい披露宴はしたくない」「身内だけでアットホームな結婚式をしたい」という理由から、挙式のみを選択する人もいます。
挙式・披露宴を行う場合、「当然招待されるだろう」と思っている会社の上司や先輩がいたり、「あの人もこの人も呼ばなくちゃ」といったしがらみがあったり。こじんまりとした結婚式をするのが難しいケースもあります。そんな時、「身内で挙式のみを行いますので」といえば、「挙式のみなら…」と波風立たずに納得してもらえることも。
ちなみに、リゾートウェディングの場合も同様に「身内のみで家族旅行を兼ねて海外挙式をしてきます」といえば、快く送り出してくれるケースも多いです。家族など近しい間柄の人達とであれば、挙式の後に簡単な食事会を楽しむのもおすすめです。
準備に時間をかけたくない
マタニティや再婚、仕事が忙しいなどの事情から「時間や手間をかけずに簡単に結婚式を済ませたい」というのも挙式のみの結婚式を選ぶ理由のひとつになっています。
ゲストを招待する披露宴をする場合は、どんな演出を取り入れたプログラムにするのか、引出物は何にするのか、席次を決めて招待状を送ってなど、さまざまな準備が発生します。しかし、挙式の準備をする場合、衣裳を選んで指輪を準備して。人前式であればプログラムを決めて…など、比較的簡単に時間をかけずに挙式することが可能。打ち合わせ1回のみで挙式ができるケースもあるほどです。
少人数で手軽な結婚式ならリゾ婚もおすすめ
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「身内だけで結婚式をしたい」「時間をかけずに手軽に結婚式がしたい」という理由で挙式のみの結婚式を選択しようとしているなら、リゾートウェディングもおすすめです。
準備が大変そうというイメージのあるリゾートウェディングでも、打ち合わせ3回で結婚式準備を終わらせることも可能です。ハネムーンや家族旅行を兼ねて、国内リゾ婚や沖縄挙式を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
国内に再注目！リゾートウェディングの人気スポットランキング＆費用相場。ふたりだけ、家族のみ、少人数での費用相場や挙式内容も解説
結婚の写真だけ残すフォトウェディングも人気
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フォトウェディングの料金相場は、1万円～3万円（撮影データなし）といわれています。
多くのフォトウェディングのプランでは、料金の中に『撮影、新郎新婦の衣装レンタル、着付けとヘアメイク、台紙（撮影データの中から1～2カット）』が含まれており、プランの値段を支払えば結婚の記念となる撮影がおこなえます。結婚式は落ち着いてから、まずは入籍した記念に写真だけ残しておきたいという方に人気です。また、チャペルで写真撮影をおこないながら、挙式もおこなえるプランも用意されています。
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まとめ
費用負担も少ないのでおすすめ！記念に残るステキな「挙式のみの結婚式」を
披露宴をしない挙式のみの結婚式なら、相場は33.4万円と一般的な結婚式の約10分の1の金額で結婚式ができます。準備に時間がかからず、身内だけでこじんまりとした結婚式にしやすいなどの特徴も。費用や手間を理由に結婚式をするか迷っているならば、ぜひ挙式のみの結婚式を検討してみてください。
また、準備が大変そうというイメージがある海外リゾ婚も、実は国内の一般的な結婚式より安く簡単に挙げられる場合もあるのです。挙式のみの結婚式を検討している人には、海外リゾ婚もおすすめですよ。
どんな結婚式にしたいのかイメージしながら、ステキな結婚式を挙げてくださいね。
