結婚式で使うロゼットとは?
近年、結婚式で大活躍をしているウェディングアイテムといったら『ロゼット』。ロゼットとは、リボンで作られたオシャレな勲章のバッジのこと。ゲストの名前やイニシャルを刻んだロゼットを渡して胸元につけてもらう演出が、お子様から年配のゲストまで喜ばれる大人気演出。新郎新婦と共にゲストも身に付けると、一体感が生まれてより素敵なウェディングになります。新郎新婦のドレスやタキシードなどにも合わせやすいシルク生地のリボンなどを使用して作り上げるロゼットは市販のものもありますが、なんと手作りする花嫁さんが多数!お手軽にDIYできる点も魅力のひとつです。
ウェディングセレクトショップでの販売がきっかけで流行
日本の結婚式でロゼットが流行りだしたきっかけは、芸能人や花嫁たちに絶大な支持を集めるウェディングセレクトショップが販売をはじめてから。そのオシャレでかわいいロゼットがSNS上で話題となり、今では結婚式の新定番アイテムになりました。
ロゼットの素敵な意味
ink drop – stock.adobe.com
相手に対して敬意を表し、海外ではおもてなしのために用いられているロゼット。結婚式では『ゲストにも勲章を』という意味があり、大切なゲストにおもてなしをしたい二人に取り入れて欲しいウェディングアイテムです。
ロゼットはどのように作るの?
ロゼットの作り方は意外にもとてもシンプル!リボン・布・くるみボタン・クリップピン・グルーガン・厚紙など、準備する材料はすべて100円ショップなどで簡単に手に入れられます。ジグザグに縫って両端を縫い合わせたリボンを、中心となるくるみボタンに取り付けます。そのくるみボタンに、生地を貼り付けて、ペンや英字スタンプを使って名前やメッセージを入れれば完成です。簡単にDIYできるので、招待ゲスト一人一人に作ることができるのも人気に一役をかっています!
テーマや雰囲気に合うロゼットを作ろう!
リボンの生地やボタンの素材のベースからデザインまで、二人のウェディングテーマや会場の雰囲気に合わせて作ると統一感がでてよりオシャレ感アップ!
例えば、クラシカルなロゼットにするならレースやサテンなどをベース生地に選ぶことでより華麗さを演出でき、ナチュラルなロゼットにするなら麻素材を取り入れたり、ポップで明るいロゼットにしたいなら柄入りのカラフルな生地を選ぶと良いでしょう。
和柄が入った生地や和テイストの素材を使うことで和婚にぴったりな仕上がりになります。着なくなった着物や浴衣などを生地にして作る花嫁さんもいるんです。
ウェディングロゼットの使い方
使い方(1)ウェルカムボードに飾る
コルクボードや木のボードにロゼットをたくさん飾り付けて、とっても華やかでオシャレなウェルカムスペースに。二人の名前やイニシャル、Welcome Our Wedding Party!などのメッセージを添えてゲストを迎えましょう。
使い方(2)席札・エスコートカードの代わりに
ゲスト一人一人の名前を刻んだロゼットをウェルカムスペースに飾り、受付後にゲストに渡します。各テーブルのプレート(皿)の上にのせて席札スタイルにするのも、オシャレでオリジナリティ溢れるアイデア。そのままゲストにロゼットを付けてもらえば会場に一体感が出ます。
使い方(3)ウェルカムスペースにテーマに沿ったロゼットを飾る
結婚式のテーマやカラーを使ったロゼットをウェルカムスペースに装飾します。ウェルカムスペースはゲストが一番はじめに目にする結婚式のはじまりの場所。素敵な飾りつけでゲストをワクワクさせましょう!
使い方(3)王道演出!新郎新婦の胸につけたロゼット
二人の名前と結婚式の日付けを刻んだロゼットをつけます。胸に付ける勲章としての意味を持つロゼットの正しい使い方です。最近では友達から結婚祝いとしてロゼットを贈られることもあるそう。二人のために心を込めて手作りしてくれるオリジナルロゼットは本当の勲章になりますね。
まとめ
手作りもできるロゼットで結婚式を盛り上げよう
結婚式は一生に一度の思い出となるもの。ロゼットなどのちょっとした手作りのアイテムをどこかだけでも取り入れれば最高のおもてなしに。そして、挙式と披露宴が終わった後はそのままゲストにプレゼントできて、いつまでも心に残る結婚式となるはず…!新郎新婦ともゲストもみんなでロゼットをアクセサリー感覚で付けて、素敵なウェディングのひとときを楽しみませんか?