プロポーズから結婚式までの一連の流れ
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プロポーズから結婚式までは、十分に時間がとれないケースもあります。どれも外せない大切なイベントですので、時間に余裕をもって進めていきましょう。
両親への報告・挨拶
はじめは、お互いの親に結婚の報告をするところからスタートします。プロポーズされたらすぐに、親に、結婚する相手と挨拶に行きたい旨を伝えます。結婚の報告と親挨拶は結婚の許しをもらう機会となりますので、まずは女性側の両親への挨拶から行くのが一般的です。
結納(両家の顔合わせ)
それぞれの両親に結婚の報告・挨拶が終わったら、今度は両家の顔合わせを行います。最近では結納をするケースが少なく、食事会をするのが一般的。これから両家が家族になるための大切な一歩なので、入籍や結婚式の日取りなどもこの時に伝えておくようにしましょう。
指輪を買いに行く
挙式の8カ月から9カ月の時期に結婚指輪を検討し始めるカップルは多く、6カ月から9カ月の時期に指輪を決めるのが一般的で、余裕をもってじっくり選ぶ人が多いようです。
既製品の結婚指輪を購入する場合でも、刻印やサイズの調整等があり、購入時から受け取りまで2週間から3週間ほどかかります。挙式では指輪交換がありますので、直前の購入を避け、ゆとりをもって購入しましょう。
また、式を挙げないカップルも、入籍日の3カ月前から半年前に購入すると、入籍日に間に合わすことができます。
入籍・新居探し
入籍をするのは、結婚式前がおすすめです。以前は結婚式当日に行う人も多かったようですが、役所や会社への手続きなどを考えると早めに入籍しておくのがベター。入籍を済ませれば夫婦なので、新居探しもスムーズに行えます。親によっては、入籍は結婚式の後にするものと考える方もいるため、前もって入籍への考えや時期を伝えるようにしてください。
式場決定
結婚式の準備は、一般的に半年前からスタートします。結婚式を希望する時期や日程を決めたら、その半年前~1年前に式場探しをはじめましょう。また、人気の結婚式場や、人気の日取りは予約でいっぱいのケースもあるため、日程と式場にこだわりたい場合は、なるべく早く探しはじめるのがおすすめです。
結婚式準備
結婚式の準備は半年前からはじめますが、段々あわただしくなりますので着実に進めるようにしましょう。式場や演出等へのこだわりによって項目は変わりますが、一般的な結婚式では以下のような準備を行います。決めることが多く大変ですが、ウェディングプランナーのサポートがあるので、力を合わせて準備を進めていきましょう。
- 招待客のリストアップ
- 招待状の発送
- 結婚式の衣裳の試着
- ブライダルエステ
- 結婚式や披露宴での演出、流れの打合せ
- 披露宴の席
- 料理
- 飲み物などの細かい部分の打合せ
結婚式当日
これまで大変だった準備もひと段落します。結婚式当日はあっという間に時間が過ぎていくので、思いっきり楽しむことが大切です。ゲストへの感謝の気持ちを忘れず、当日を過ごしましょう。
プロポーズ後に話し合っておくべきこと
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プロポーズされてから結婚式当日まではやることも多く、あっという間に時間が過ぎていきます。結婚は一生を添い遂げ、ふたりの人生を大きく左右するものなので、結婚準備に入る前にこれからのことをじっくり話す機会を設けるようにしましょう。
お金の管理について
結婚後のトラブルとして多いのがお金の管理です。結婚式のお金もそうですが、車やマイホーム、子供の教育費など多くのお金が必要になります。日々の暮らしももちろんですが、将来にむけてのお金の考え方も話しておくべきです。また、最近では共働きをする夫婦が一般的になっているので、財布を一緒にするか別にするかも最初に話し合っておきましょう。
仕事や家事分担について
日々一緒に生活するにあたっては、家事分担についても話し合っておきましょう。お互いに仕事をしていると、家事をするのが大変な場面も多くあります。共働き夫婦にとって、家事はお互いがおこなうものです。どちらかがストレスを感じないようお互いが協力しあって家事をこなしていきましょう。
両親との同居について
結婚は自分たちだけでなく、家同士の結びつきにもなるため、両親との同居を考えなければいけないケースもあります。また、同居までとはいかなくても、立場的に親の面倒を見ることを考えている場合、早い時期から相手に伝えることが大切です。
将来の夫婦像について
夫婦になるうえで、お互いの理想の夫婦像や家族像を共有することは大切です。これまで育ってきた環境が違うふたりが一緒に過ごすので、時には価値観の相違などが生まれる可能性もあります。あらかじめ考えを知っておくことで、結婚生活をより良いものにできます。
結婚で必要になるおもな手続き
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結婚にともない姓や住所が変わるため、名義変更や住所変更などが必要とされます。先延ばしにしていて必要に迫られ急いだ結果、抜けがあるまま手続きしてしまったということがないように、優先順位が高いものから順に行っていきましょう。
役所で行う手続き
役所で行う結婚にともなう手続きは、まず最初に婚姻届があります。その際には役所で必要なほかの手続きについても案内してもらえます。年金や保険、印鑑登録など、いずれも大切な手続きになりますので、先延ばしにせずすぐに行うようにしましょう。
引越しで必要になる手続き
引越しをする際にも、いくつかの手続きが必要になります。特に市町村が変わる場合は、これまで住んでいた場所に転出届を提出しますが、引越しの日より2週間前から手続きが可能です。また、新たに住む場所に転出証明や転入届を提出する際には、引越し後より14日以内にすることが義務付けられています。
名義や住所の変更手続き
入籍を済ませると姓が変わりますので、名義変更が行えるようになります。日頃運転している人は運転免許証、新婚旅行を控えているならパスポートなどの優先順位が高くなってきます。ほかにも、クレジットカードや通帳、勤務先など必要なものからどんどん進めていきましょう。また、新居が決まり次第、住所の変更も行うようにして下さい。
まとめ
結婚準備は余裕をもたせて、準備自体も楽しもう!
プロポーズから、結婚式当日までの大まかな流れをお伝えしました。全体の流れがわかることで、余裕をもって結婚準備を進められます。一生の中でも大きなライフイベントとなりますので、準備自体も楽しんで行うようにしましょう。