小値賀島のあらゆるロケーションが『ウェディング会場』になる!
おぢかアイランドツーリズムHPより
『小値賀島DIYウェディング』。
いったいどんな部分が“新しいウェディングスタイル”と言われているのでしょうか。
それは、小値賀島全体が新郎新婦とゲストのための「ウェディングロケーション」になり、小値賀島の魅力をウェディングを通じてすべて体験できるところ。
新郎新婦とゲストの宿泊、結婚式のためのお仕度、式の前撮りとなるフォトツアー、挙式会場、披露パーティ…。
このすべてを、小値賀島全体の「イチオシスポット」から自由に新郎新婦が選ぶことができるのです。自転車があれば1日で回りきれる広さの小値賀島ですが、美しい景色や、島での暮らしの息遣いが感じられる場所がたくさんあります。
小値賀島ウェディングのさまざまなスポット
新郎新婦宿の泊場所は『古民家ステイ・鮑集』
©樋口 晶子
築100年の古民家を現代的かつ快適に過ごせるようリノベーションした「鮑集」が、二人の宿泊場所として選ばれました。多彩な部屋や美しい広い庭は、ゆったりした準備風景や古民家のロケーションを生かしたフォト撮影も楽しめます。
フォトツアー1. 姫の松原
©樋口 晶子
姫の松原は小値賀島の中央に位置し、港ターミナルから自転車で約20分で行くことができます。学校が並ぶ通りを抜けると、空まで覆いつくすほどの松並木が約400~500mにわたり連なり、まるで江戸時代の街道にタイムスリッしたかのような風景が楽しめる好ロケーションです。日本の名松百選と新・日本の街路樹百景に選定されています。
フォトツアー2. 長崎鼻
©落合 由夏
長崎鼻は島の北端にある牛たちの放牧地。小値賀は牧牛が盛んで、牛たちがのんびりと草を食む景色が多く見られます。長崎鼻では空と海の青、広々として牧草地のグリーンとのコントラストが美しいパノラマは圧巻のロケーションで、他にはないフォト撮影がのんびりと楽しめます。
餅撒き『笛吹本通り』
おぢかアイランドツーリズムHPより
笛吹本通りは島で唯一の商店街です。小値賀港からすぐのところにあり、1本のゆるい坂道に商店、郵便局、銀行などが集中して並んでいます。新郎新婦が挙式会場に移動する際に、小値賀島での祝賀の風習のひとつ「餅撒き」をこの商店街で行います。
挙式&パーティ会場『柿の浜海水浴場』
©樋口 晶子
海の透明度は小値賀の中では1番透き通っていて綺麗な海水浴場と言われる「柿の浜海水浴場」。
引き潮によって現れる砂浜の美しさは島内一とも言われており、小値賀島の海の美しさを存分に堪能できるスポットです。新郎新婦がお仕度&フォトツアーを行っている間に、島の人たちによって着々と会場設営が行われています。(※小値賀島DIYウェディング2参照)
準備からフォト映え抜群!古民家ステイ「鮑集」で温かいお仕度
©樋口 晶子
邦彦さん、佳奈さんのお仕度は、二人の宿泊場所である小値賀島の築100年の古民家をリノベーションした「鮑集」で行われました。
ドレスの着付けやヘアメイクに適した設備や広い場所が必要で、島で唯一の商店街・笛吹本通りからも一番近い場所にあるこちらは、ヘアメイクを担当する美容師・藤屋まつみさんが大きな荷物をもって移動するにも便利な場所です。
©樋口 晶子
お仕度ショットも映える!古民家ステイ「鮑集」の魅力
小値賀の中心である笛吹郷の港に面した高台の上に「鮑集」はあります。元商家で間取りもゆったりとした作りになっています。また、緑がまぶしい広い庭があり、さまざまな角度からの撮影も楽しめる古民家です。
©樋口 晶子
小値賀島の「古民家ステイ」とは?
おぢかアイランドツーリズムHPより
「古民家ステイ」とは、小値賀島のいくつかの集落の中に点在する古民家を、一棟まるごと一組様のみで貸し切りにできる宿泊滞在施設のこと。時代の流れとともに空き家となった古民家を、それぞれの家主さんが「小値賀の未来のために」と小値賀町に寄付された建物です。
2007年に東洋文化研究者、アレックス・カーさんプロデュースの元、島の暮らしと共にあった築100年以上の古民家を趣や日本の美はそのままに、快適な空間にリノベーションして生まれ変わりました。
小値賀島では、古民家事業で生まれ変わった8棟の古民家(古民家ステイ・古民家レストラン藤松・ゲストハウス小白山)があります。
そのうち6棟の古民家ステイ、古民家ゲストハウス小白山を島の観光窓口「おぢかアイランドツーリズム」が委託管理者として運営しています。
©落合 由夏
武家屋敷、港を望む漁師町の家、海を望む家、港の見える家、緑鮮やかな庭を囲む家、路地の先に佇む静かな家など、6棟はどれも趣も広さも違っています。
豊かに栄えた島の歴史を刻む、一棟一棟がかけがえのない、「今」につづく島の文化資源なのです。
いよいよ『小値賀島DIYウェディング』開始!自然体の笑顔が撮れるフォトツアー
二人の準備も整いました。いよいよ小値賀島ウェディングでの素敵な思い出を、美しいロケーションをめぐって撮影する「フォトツアー」の開始です。
フォトツアーはリゾ婚では定番の撮影イベントのひとつ。他のリゾート地では味わえない、とてものんびりとした空気の中で、邦彦さんと佳奈さんの晴れ姿の撮影が始まりました。
姫の松原での豊かな緑の中でフォトツアー
歩いているだけで、自然と笑顔がこぼれる二人。
どこまでも続く松原を背景に、和のグリーンと白の洋装が不思議なコントラストで調和します。
©樋口 晶子
手をつなぎながら歩いているだけで、自然な笑顔になる邦彦さんと佳奈さん。
©落合 由夏
『ききょうや』藤田ハツヨさんが、ウェディングトレンドを研究して、思いを込めて作ってくれたナチュラルな風合いのヘッドピースは、松原の深いグリーンにぴったりマッチしていますね。
©落合 由夏
ウェディングフォト定番の「足元ショット」。
カジュアルコーデの邦彦さんのスニーカーと、ドレスに合わせた佳奈さんのバレエシューズ。うまくはずしが効いていて、風景にもお似合いです。
©樋口 晶子
振り返りショット。定番ポーズなのに、どこか懐かしくて、とても温かい雰囲気での撮影に小値賀島のロケーションが大きく生かされています。
長崎鼻でのどかな海と牛と一緒にフォトツアー
姫の松原とは対照的な、海と空と牧草地が広がるロケーションで開放的な撮影を楽しむ邦彦さんと佳奈さん。足元はおそろいのスニーカーにイメージチェンジして、牛たちと一緒の30分の撮影時間を思う存分楽しんでいました。
©樋口 晶子
こんなのどかな風景は、きっと一生の思い出に。牛のつぶらな瞳がかわいい「長崎鼻」ならではのベストなショット。
©落合 由夏
ドレス×スニーカーのコーディネートが映える牧草地帯。二人の表情はリラックスしていて、とても自然です。
©落合 由夏
どこまでも手をつないで歩いていけそうな、開放的な大パノラが広がります。
小値賀島には他にもこんな観光&フォトスポットがあります
今回はウェディング会場としては選ばれなかったものの、小値賀島にはこんな見どころ&フォトスポットがあります。
玉石鼻・ポットホール
おぢかアイランドツーリズムHPより
小値賀島北東端にある玉石鼻には、存在感のある鳥居が立ち、神秘的な印象の景色が広がっています。実はその奥には、玄武岩の裂け目の深さ3m口径2mの穴の中に、直径50cmの玉石が入っている「ポットホール」があり、国指定天然記念物となっています。
出入りする海水の勢いで玉石が回転することで周囲の岸壁を削り取り、今もなお甌穴を掘り下げているのです。ポットホールの大きさは世界第2位の規模を誇り、大シケの時には玉石が回転すると言われています。
※大シケの時のみ玉石が回転すると言われておりますが近づくことはできませんので、見ることはできません。
赤浜海岸
おぢかアイランドツーリズムHPより
赤浜海岸は、港ターミナルより自転車で20分の場所にあります。砂も砂利も赤く、鉄分を多く含んだ火山島特有色がよく分かる海岸です。この赤色は火山礫によるもので、小値賀島が火山だったことを示すものです。泳ぐ場所というよりは景色を楽しめる場所で、幻想的な撮影を楽しんだり、綺麗なシーグラス拾いをすることもできますよ。
『小値賀島DIYウェディング』はいよいよ挙式本番へ!どんな結婚式になるの?
フォトツアーを終えた二人、一度古民家「鮑集」に戻り、撮影衣裳から本番衣裳へお色直し&ヘアメイクチェンジ。
©樋口 晶子
とある長崎の女子大生の「小値賀島の素敵な部分をもっと全国に知ってほしい!」という思いから始まった『小値賀島DIYウェディング』。
邦彦さん、佳奈さん、そして小値賀島の島民の方々の思いがひとつになり、ついに結婚式は本番を迎えることになりました。小値賀島の魅力をすべて詰め込んだ、すべでが手作りで、すべてが初めての試みの挙式&披露パーティが、いよいよ始まります。
続きは【小値賀島DIYウェディング レポート4】をご覧ください!
このモニターウェディングプランへの問い合わせ先
『小値賀島DIYウェディング』については、「おぢかアイランドツーリズム」にお問い合わせください。
おぢかアイランドツーリズム・公式ホームページ
http://ojikajima.jp/
〒857-4701 長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷2791-13 小値賀港ターミナル内
TEL:0959-56-2646
9:00~18:00 年末年始を除き無休
メールフォーム:http://ojikajima.jp/category/contact
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