結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ?雨や寒さも味方にする撮影テクニック

結婚式の前撮りを検討するとき気になるのが、いつ、どのタイミングで行うか。結婚式と同じく一生の思い出として残る前撮りは、しっかり計画を立てて準備を進めたいもの。前撮りをするベストなタイミングはいつなのか、前撮りをする理由や雨や寒い季節でも楽しめるアイデアも併せて紹介します。

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結婚式の前撮りはなぜ人気?みんなが実施する理由

結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ

2019年の前撮り・後撮りの実施率は62.6%。うち、91.3%のカップルが、結婚式の日程よりも前に写真撮影を行う前撮りを実施しています。
 
前撮りをやろうと決めた理由で多く挙げられるのが、「当日とは違う衣裳を着て撮影ができる」という意見。「和装で撮りたかった」という声は特に多く、色打掛や白無垢などの和装衣裳を選んでいる花嫁は92.6%という結果に!
 
次いで多かったのが「結婚式当日の演出アイテムとして前撮り写真を使いたい」という声。ウェルカムボードや席次表などのペーパーアイテムのほか、前撮りの様子を撮影した動画を当日の映像演出として使ったり、「当日の親へのギフトで使うため」という意見もありました。
 
そのほかにも、「結婚式や披露宴以外で撮りたいシーンがあった」「ゆっくり時間をかけて撮影したかった」「撮影自体が楽しそう!」などの理由も挙げられました。
 
こうした理由を背景に、先輩花嫁たちはいつごろ、どのタイミングで前撮りを実施したのでしょうか。目的に合わせた撮影時期や検討を始めたいタイミング、雨や寒い季節でも楽しめる撮影アイデアを紹介します。

結婚式の演出アイテムに使うなら3ヵ月前までに

結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ

前撮り写真を結婚式の演出アイテムに使いたい場合は、結婚式の3ヵ月前までに前撮り撮影ができているとベスト。
 
前撮り撮影した写真データの納期は、納品枚数や依頼先によって異なります。写真数枚であれば1週間程度で納品してくれる業者もあれば、全データを1ヵ月後にまとめて納品される場合もあり、対応は依頼先によってさまざま。アルバムとしての納品は数ヶ月以上かかる場合もあるようです。

結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ

前撮り撮影の様子を録画した動画を、結婚式のオープニングやエンドロールとして流したいカップルも多いでしょう。写真や動画にBGMをプラスしたムービーを制作してくれる業者も、1ヵ月以上の納期を設けている場合が多いようです。
 
撮影データの納品がいつごろになるのか依頼先に確認し、納品されてからのアイテム作成期間、結婚式場への納品時期なども考え、余裕をもって準備を進めましょう。

人気シーズンのロケフォトは早めに検討を開始して

結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ

ロケーション撮影をいつにするか迷っている場合は、結婚式とは別の季節を選ぶと、ふたりの晴れ姿を異なる印象で残すことができます。なかでも桜や紅葉が美しく写真映えする、季節感を楽しめる春や秋が人気。気候的にも過ごしやすく、安心して屋外撮影にのぞめます。
 
一方で、春や秋は結婚式の人気シーズンとも重なります。素敵な庭園、人気の衣裳やカメラマンなどは早々に予約が埋まりやすいため、早めの検討開始がおすすめ。先輩花嫁たちの動向を見てみると、検討開始の平均時期は5.2ヶ月前、申し込み完了の平均時期は4.2ヵ月前という結果に。結婚式の7ヵ月前から検討を始めているカップルは全体の約24%と多くいました。
 
ロケーションフォトは天候によって撮影が延期されるケースも少なくありません。撮影が延期になれば、納期も後ろ倒しとなり、結婚式の演出アイテムに使いたい場合は作成期間がタイトになっていまうことも。希望の撮影場所や着たい衣裳のイメージが固まっているのなら、早めに行動に移しましょう!

雨や寒さもアイデア次第!オフシーズンだからこその一枚を

結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ

ロケーションフォトの前撮り日を検討するとき、雨が降りやすい時期や肌寒い冬は避けたいと感じるカップルも多いのではないでしょうか。
 
実際、前撮りの人気シーズンは春や秋の過ごしやすい時期になりますが、雨は通年を通して予想しづらいもの。冬も寒さや交通の便への不安はありますが、春先に結婚式を予定している場合、前撮り最適時期はどうしても冬シーズンとなってしまいます。
 
ただ、雨や寒さが気になるロケーションフォトも、アイデアや小物使いにこだわれば、ふたりだけのオリジナリティあふれる一枚が叶います。

雨粒がかなえる幻想的な世界観

結婚式の前撮り、ベストな撮影時期はいつ

フランスには「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」という伝説があります。日本にも古くから「雨降って地固まる」という言い伝えがあるように、結婚式にまつわる行事において、雨は幸せの象徴でもあるのです。
 
ロケーションフォトでの前撮り予定日に雨予報が出ていたら、雨を活かした撮影方法やポージングを考えてみましょう。衣装が濡れてしまわないよう配慮する場合は、ロケーションフォトを屋内撮影に変更する必要もありますが、窓際で撮影をすれば幻想的な一枚が叶いそう。
 
相合傘のポージングが楽しめるのも、雨の日ならでは。和装に和傘を合わせたレトロモダンな雰囲気も叶います。デザインにこだわったレイングッズでふたりらしい世界観を演出できそうですね。
 
なお、前撮りのロケーションフォトでは、雨天時のルールが決まっていることがほとんどです。申し込みの際にあらかじめ確認をしておきましょう。

寒さを楽しむ小物使いがオシャレ!

挙式シーズンとして人気の2月や3月に結婚式を挙げる場合、前撮りのベストタイミングである3ヵ月前は、冬真っただ中。前撮りのロケーションフォトをウェディングドレスで撮影する場合は、デザインによっては寒さが気になることも多いでしょう。

そんな時は、冬の前撮りだからこそできるデザインを選んだり、小物使いで楽しんでみましょう。ロングスリーブのウェディングドレスやウェディングボレロを着れるのは、冬ならでは。普段使いで人気のライダースジャケットやデニムジャケットでカジュアルダウンしたコーディネートもオシャレ!結婚式での着用に賛否両論のあるファーを使ったボレロや帽子なども、前撮りなら気兼ねなく使えそうです。

まとめ

前撮りは3ヵ月前が目安。リサーチと予約は早めがベスト!

結婚式の前撮り写真の撮影時期は、写真や動画の使用目的や、スタジオ撮影かロケーション撮影か、摂りたいイメージなどによってもさまざま。いつ撮影をするか迷ったら、結婚式の3ヵ月前までに撮影するスケジュールを目安に考えてみましょう。
 
前撮りも結婚式と同じく、人気の衣裳や撮影場所は予約が埋まりやすいもの。結婚式の時期や会場が決まったら、早めに前撮りの検討をはじめましょう。どんなイメージの前撮り写真を撮影したいか、着たい衣裳などをふたりで話し合い、早いタイミングで予約できるよう進めていきましょう。
 
天候が気になる場合も、雨天時などのルールをあらかじめ確認し、雨や寒さを活かした撮影ができるよう小物使いなどを考えておきましょう。前撮りは結婚式を控えたふたりの貴重な時間。幸せな笑顔を写真に残せるよう、準備も楽しんで進めてくださいね!

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結婚式準備.com編集部

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