結婚8年目に再び挙げた結婚式。バウリニューアルを行ったご夫婦にお話しを聞きました!

夫婦が再び愛を誓い合う「バウリニューアル」。欧米ではポピュラーなこのイベント、日本でも行う夫婦が増えています。「愛を再び誓うってどうやるの?」「照れくさいと嫌がられない?」そんな疑問を解決するべく、実際に結婚8年目の記念にバウリニューアルを挙げたおふたりに、バウリニューアルをやろうと思ったきっかけやセレモニーの内容、行った感想について詳しく聞きいてみました!

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きっかけは”妻の願いを叶えたい”夫の想い

2013年にご結婚された佳泰さん、真由香ご夫妻。ご結婚8年目を迎えられた今年、沖縄「古宇利島 空と海の教会」でバウリニューアルを挙げられました!
 
きっかけはワタベウェディング主催で行われた「1.31愛妻の日SNSフォトコンテスト」への応募。

@yoshiogw / Instagram

真由香さん:「またウェディングドレスを着たいと思っていて、ウェディング関連のインスタを見ていたときにワタベウェディングのキャンペーンを知りました」

佳泰さん:「もう一度ウェディングドレスを着せてあげられるなら…と思い、妻と相談して応募(インスタに投稿)。当たったらラッキーだね、というくらいの気持ちでした。まさか当たるとは思っていなかったので、嬉しかったです」

応募されたインスタからは応募テーマである「愛妻ぶり」はもちろん、真由香さんの「愛夫ぶり」も感じられる心温まるエピソードが綴られていて、晴れて当選されたおふたり。奥さまが大好きな沖縄でバウリニューアルの実現が叶うこととなりました!

一方で、おふたりが親族や友人に「バウリニューアルを挙げる」と話すと、「バウリニューアルって何?」という声が多かったそう。元は欧米の文化で、日本でも近年注目されているセレモニーですが、馴染みが薄いのが実際のところ。佳泰さん、真由香さんご夫妻が「一度目の結婚式よりも感動した」と語るバウリニューアルとはどういうものだったのか、おふたりの体験談を詳しく聞きました!

夫婦が再び誓い合うバウリニューアル。意味や行う場所、費用について

今だからできる、子どもと一緒のセレモニー

バウリニューアルは、家族の絆を改めて感じ合い、感謝を伝え合う家族のためのイベントでもあります。佳泰さんご夫妻のお子さんも、今回のバウリニューアルにドレスアップして参加してくれました。

愛妻の日バウリニューアル

佳泰さん:「チャペル入場を娘と手をつないで、3人でできたのは印象的でした」

真由香さん:「結婚誓約書のサインも娘と一緒にできたり、レイセレモニーのレイを娘に被せてもらったり、夫婦ふたりだけじゃない、家族も参加できるスタイルがとってもよかったです」

愛妻の日バウリニューアル

最初の結婚式では、主役となるのは新郎新婦であるおふたりだけ。8年の年月を経て挙げるバウリニューアルではお子さんも主役の一員となり、お子さんの成長からも夫婦の歴史を感じられます。

「バウリニューアルの話をしたら友人家族も『ぜひ参加したい!』と言ってくれた」と佳泰さんご夫妻が語るように、大切な友人たちに見守られながら感謝の想いを分かち合えるのも、バウリニューアルの魅力のひとつ。コロナ禍によりご友人ご家族の招待は叶いませんでしたが、みんなが安心して集まれる環境なら、大切な友人や親しい親族を招いた賑やかなセレモニーも、思い出になりそうですね。

”再び”だから、会場も衣裳もこだわれる!

結婚式とは異なる雰囲気を楽しめる

1.31愛妻の日SNSフォトコンテスト」では、バウリニューアルを挙げる会場は「古宇利島 空と海の教会」と決まっていましたが、ここにも「妻の大好きな沖縄でもう一度結婚式ができれば最高」という佳泰さんの想いがありました。

愛妻の日バウリニューアル

真由香さん:「古宇利島 空と海の教会は、景色が想像以上にキレイで、島から見る景色も素晴らしかったです。天窓から入る光がやわらかく、温かみのある美しいチャペルでした。
空き時間に島を観光できたのもよかったです。古宇利オーシャンタワーにはシェルミュージアムがあって、娘も退屈せずに楽しむことができました」

佳泰さん:「天候に恵まれて開放的な気持ちで挙式をおこなえました。写真も本当にキレイに撮れていて、感動しました」

結婚式はホテル婚だったというおふたり。今回はリゾートで、まったく異なる雰囲気のセレモニーとなりました。こうした違いを楽しめるのも、”再び”だからできること。
 
また、ホテルでは子どもの騒ぐ声が気になりがちですが、「今回は開放的な場所で人も少なく、大きな声を出しても気にならずに楽しめた」と語ってくれました。

打合せはリゾ婚オンラインカウンターで安心・気軽に

様々な理由で外出が難しくても、自分の都合に合わせた空き時間で気軽に打合せができるリゾ婚オンラインカウンター。今回のセレモニー打合せもオンライン上でおこなわれました。

真由香さん:「オンラインカウンターで困ったことは特になかったです!逆に小さい子がいるのでオンラインでの打合せはとても助かりました。オンラインでもプランナーさんがとても丁寧にご案内してくださったので、安心して楽しい打合せ時間を過ごすことができましたし、細やかにメールをくださったので不安は全くありませんでした。」

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”今の自分”を美しく魅せるドレスを選んで

結婚式ではプリンセスラインのウェディングドレスを着た真由香さん。今回希望していたのは、プリンセスラインからは印象がガラリと変わるマーメイドライン。実際セレモニーでは希望通りのマーメイドラインのウェディングドレスをご着用されました。

愛妻の日バウリニューアル

真由香さん:「着たかったデザインのウェディングドレスを着れて嬉しかったです。結婚式以来、普段はドレスを着ることも、ヘア&メイクをプロの方にお願いする機会もないので、モデル気分を味わうことができました」

佳泰さん:「結婚式の時は可愛らしい印象でしたが、当時と比べて大人っぽく女性らしい、美しい姿を見ることができて満足です。希望のドレスを着せてあげることができて、本当によかった」

普段はあまりお化粧をしないというナチュラルスタイルな真由香さんも、ドレスアップした姿はやはり格別だったそう。お子さんからは「パパはベストを着ていたからコーヒー屋さん、ママは天使みたいだった!」という感想をいただきました!

着用ドレスの詳細はこちらから

ワタベウェディング Resoll Royal『CHERIE』

照れあり、サプライズありの感動演出

夫婦だからこそ、照れてなんぼ!

バウリニューアルを「照れくさそう」と感じるご夫婦は多く、その予想はまさに正解。でも「照れくさい」って、慣れ親しんだ夫婦の間に刺激を与えてくれる、嬉しい感情ですよね。おふたりから聞いた「照れくさかったエピソード」も幸せいっぱいでした!

愛妻の日バウリニューアル

佳泰さん:「一番緊張したのは、ファーストミートの瞬間。テラスで海を眺めていたら肩を叩かれ、振り向くとドレス姿の妻がいて、初めて見る姿に照れてしまいました。周囲にギャラリーがいなくてよかったです(笑)。現場の担当者の方みなさんで盛り上げてくれたので、すぐに緊張も解け、楽しく過ごすことができました」

真由香さん:「プロの方にキレイにしてもらって、気分よくファーストミートを迎えられました。どういう反応するかな?と気になっていましたが、とてもいい反応をしてくれて嬉しかったです(笑)」

サプライズの”再プロポーズ”に感動!

バウリニューアルのセレモニーでは、パートナーへの変わらぬ愛や家族への感謝の想いを誓いの言葉にのせて伝え合うのが定番です。佳泰さんご夫妻もセレモニーでプロポーズの言葉を交わし、さらにその後、予想外のサプライズが準備されていました!

愛妻の日バウリニューアル

真由香さん:「サプライズでプロポーズがあるかもと期待していたら、セレモニーで牧師さんから促される形で簡単に再プロポーズを受けました。これで終わりかなと諦めかけていましたが、セレモニー後のガーデンで再度プロポーズされ、感動しました!」

佳泰さん:「セレモニーの後、教会のガーデンでサプライズプロポーズをしようと考えていて、妻には秘密でプランナーさんと事前にメールで打ち合わせていました。プロポーズのプレゼントとして、花束をオプションで申し込み、現地で用意してもらいました」

愛妻の日バウリニューアル

実は結婚前のプロポーズに、ちょっと残念な思い出が残っているおふたり。真由香さんはテレビなどでプロポーズの話題が出るたびに「羨ましい」と思っていたそう。佳泰さんはそんな真由香さんの気持ちをしっかり理解し、サプライズとして準備を進めていました。7年間共に過ごしてきた夫婦の絆を感じます!

家族一緒の思い出は、一生の宝物に

写真に残す、家族一緒のセレモニー姿

「とにかく家族写真をたくさん撮影してほしい」と事前に伝えていた佳泰さんご夫妻。ドレスアップしたお子さんと3人で撮影した写真は、家族の温かさや愛情の深さを感じる、特別な思い出になったそうです。

愛妻の日バウリニューアル

佳泰さん:「家族写真をたくさん撮影してもらい、写真はすべてキレイに撮影していただいてとても満足しています。現場でも私たち家族が自然体でいられるよう盛り上げてくれて、撮影したロケーションも申し分なく、沖縄を知っているプロの方にお任せして正解でした」

年月を経ても愛し合う両親の姿は、いつかお子さんの憧れになるはず。そう思うと、写真一枚一枚すべてに意味があるように感じます。

リゾートなら家族旅行も楽しめる!

バウリニューアルを行う場所として、国内なら沖縄などのリゾート、海外ならハワイやグアムが人気です。その理由のひとつが、家族旅行も併せて楽しめるから。
佳泰さんご夫妻も、3泊4日で沖縄家族旅行を楽しまれたそう。

バウリニューアル

真由香さん:「沖縄到着初日はホテルでのんびり過ごし、2日目にバウリニューアルを行いました。3日目はホテルのアクティビティを楽しみ、4日目に水族館へ遊びに行き、帰りの途につきました。セレモニーがあってもゆったり旅行を楽しめるスケジュールを組んだので、沖縄を家族で満喫することができました」

佳泰さん:「本当は友人の2家族をセレモニーに招待し、旅行も一緒に楽しむ予定でした。コロナ禍のため叶いませんでしたが、バウリニューアルは家族同士でも楽しむことができる。結婚後も友人たちと旅行ができる良い機会になると思います」

お互いを高め合う、バウリニューアル

バウリニューアルを挙げたおふたりにどうしても聞きたかったこと。それは、セレモニーで普段はなかなか口にできない感謝の想い、大切に想っている気持ちを伝え合ったことで、夫婦の間に何か変化は生まれた?ということ。

佳泰さん:「結婚式は親兄弟や友人への感謝の場でしたが、バウリニューアルは3人の家族の絆を深める場だと改めて感じました。普段生活の中で口にしている『ありがとう』とは違う、7年間連れ添った時間と苦労を振り返り、ここまで来れたことへの感謝を込めた『ありがとう』を伝えることができました。写真を見返すたびに、やってよかったと本当に思います」

真由香さん:「27歳で挙げた結婚式の時は、これからの生活への楽しみな気持ちしかありませんでしたが、バウリニューアルでは結婚してからの時間を思い返していました。結婚生活の中で感じてきたいろいろな気持ちを思い出し、感慨深い気持ちになりました。結婚生活はいいことばかりではないし、反省したり、気持ちが沈んだ時もあった。それでも今、仲の良い関係でセレモニーを迎えられることに感謝したいと心から思いました。子どもと一緒にセレモニーができたのも嬉しかったし、結婚式よりも感動は大きかったです」

愛妻の日バウリニューアル

また何年か後に再びバウリニューアルをやりたいと思うか訊ねてみると真由香さんは「やりたい!」と即答してくれました。

真由香さん:「きっかけはドレスが着たいという気持ちでしたが、実際にセレモニーを挙げてみて、家族の絆について改めて考える機会をいただきました。バウリニューアルが、私たち家族をひとつ前進させてくれたと感じています」

佳泰さん:「家族の在り方について考える、良い機会になりました。”○年後にまた挙げよう”と決めると、その日に向けていつまでも若くキレイでいよう、カッコよくいようと意識し合えるので、お互いに高めある気もします。
金額的にも結婚式ほど高くはないので、無理なくできそう。節目の思い出にもなるし、バウリニューアルを挙げる人が増えたらいいなと思います」

古宇利島 空と海の教会の式場詳細はこちらから古宇利島 空と海の教会|結婚式準備.com

担当フォトグラファー インタビュー

@watabewedding_okinawa / Instagram

沖縄ワタベウェディング株式会社
アシャリフ・エリカさん

大学院にて絵画と写真の視覚表現を研究。様々なアート活動に参加。2016年に入社し、現在フォトグラファーとして雑誌やウェディング撮影を担当。「永遠に残る日だからこそ、素敵な一日と写真を」をモットーにお2人に最高な笑顔とメモリーをお約束します。対応言語は、日本語や英語、ペルシャ語。

バウリニューアルと通常の挙式で準備の違いや意識することはありますか?

結婚式は【2人がメインの誓い】、バウリニューアルは【2人そして築きあげた家族との誓いと感謝】

撮影の際に意識していることは、2つあります。1つ目はフォトグラファーとしてお客様を理解し、2人の想いや考えに寄り添い、理想とするセレモニーの撮影を心掛けています。また2つ目に意識していることは、バウリニューアルではゲストも主役であり、2人が結婚後に築き上げた家族の前で再び誓い合うことで、ゲストの表情などにも笑みや涙が現れ、その瞬間を逃さずに撮影します。通常の結婚式とはまた一味違った、2人とそして家族の距離がさらに深い絆で結ばれる、それがバウリニューアルと考えています。​

今後バウリニューアルを考える方にフォトグラファーの目線からアドバイスがあれば教えてください!

【バウリニューアルは感謝の気持ちを伝える、とっておきなスペシャルな記念日】

結婚式は、「1度っきり」という考え方がありますが、バウリニューアルはそのイメージを変えてくれると思います。既に結婚式を挙げたお2人が共に生活をし月日が流れ、必ずしも楽しいことばかりではなく、時には悲しいこともあります。だからこそ、そんな日常生活でも乗り越えてきた困難をお互いに感謝の気持ちで伝え合う機会がバウリニューアルです。また2人が築き上げた家族にも日頃の感謝の言葉をお伝えすることもでき、そして「これからもよろしくね」と新たなる人生を歩むポイントでもあると考えています。

担当コーディネーター インタビュー

担当コーディネーター インタビュー

沖縄ワタベウェディング株式会社
眞榮田 志穂さん

2018年に沖縄ワタベウェディングへ入社、コーディネーターとして古宇利島 空と海の教会へ配属。入社1年目で、新設チャペルの立ち上げに携わる。
「お客様とご一緒できる限られた時間のなかで、お客様の心の声に耳を傾け、寄り添えるような素敵なコーディネーターを目指して日々業務にあたっています。」

当日のスケジュールと一日の流れを教えてください。

おふたりのご来館後、お打ち合わせを行いました。そして、真由香様のお仕度、佳泰様のお仕度へと進み、ビーチ撮影を行いました。撮影後はチャペルへご案内し、牧師カウンセリングののちセレモニーを執り行っております。その後ガーデンにてお写真撮影を行い結びとさせて頂きました。

バウリニューアルと通常の挙式で準備の違いや意識することはありますか?

通常の挙式では誓いの証として指輪の交換を行いますが、バウリニューアルではレイの交換を行うためこちらでレイの準備をしました。
おふたりの出会いやお子様のことなど様々な思い出を積極的にお伺いし、これまでのことを振り返ったうえでセレモニーに挑んで頂けるよう意識しながらご案内にあたっていました。

今後バウリニューアルを考える方にコーディネーターの目線からアドバイスがあれば教えてください!

バウリニューアルでは日頃の感謝や様々な想いを伝え合うことができ、改めて誓いを立てることでおふたりの絆をさらに強いものにしていく素敵な機会となり得ます。今現在、バウリニューアルの認知度は高いとはいませんが、これからさらに多くの方に馴染みのあるものとなっていくことを願っています。

沖縄挙式・古宇利島でおこなう結婚式の魅力とは?

古宇利島は自然豊かでゆったりとした時の流れ、うちなーたいむを体感することができ、訪れる人の心を癒してくれる素敵な場所です。また、沖縄版アダムとイブ伝説が残るロマンチックな島であることから恋島(くいじま)とも呼ばれています。
そんな古宇利島にあるチャペル、古宇利島 空と海の教会には太陽の熱に負けないくらい、温かなおもてなしに全力を尽くすスタッフが新郎新婦様をお迎えしています。
最高のロケーションで、最幸の想い出をつくりませんか?

まとめ

家族の新しい絆と思い出を作り出す、バウリニューアル

日本ではまだ馴染みの薄いバウリニューアルですが、実際にセレモニーを挙げられたおふたりから話を伺うと、バウリニューアっていいものだなぁと率直に感じます。結婚してから嬉しいことも大変なことも共有してきたふたりが改めて伝え合う「ありがとう」には、日常で登場する「ありがとう」の言葉の何十倍、何百倍もの価値がありそうです。
 
バウリニューアルのように振り返るタイミングがないと、なんとなく時間は過ぎてしまうもの。コロナ禍により家族時間が増えた今だからこそ、感謝を伝え家族の絆を深めるイベントを、家族と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
佳康さん、真由香さん、今回は素敵なお話しをありがとうございました!家族みなさんで、末永くお幸せに♡

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この記事のライター

結婚式準備.com編集部

結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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