グラハム子さんからプレ花嫁さんたちへ。『結婚式のここだけのはなし』第1話

読んでクスッと笑ったあとになんだか誰かと会いたくなる、愛おしくてちょっぴり切ない気持ちになる世界観やストーリーが印象的な漫画を描くグラハム子さん(@gura_hamuco)。旦那様とふたりのお子さまとの優しい毎日を丁寧に描いた漫画や、思わず「あるある!」と膝を打ちたくなる女子校の女の子たちを生き生きとを描いたコミックで話題沸騰中です。そんなグラハム子さんが、旦那様と結婚に至るまでの思い出『長い人生のなかでいろいろな苦しいことがあっても、あのときのことを思い出したら、また頑張る気持ちになれる』瞬間について、結婚式準備.comで語ってくれました。胸キュン度200%の物語が、いま始まります。

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    期待値ゼロのありふれた出会い…でもありふれたひとじゃなかった

    グラハム子さんからプレ花嫁さんたちへ。『結婚式のここだけのはなし』
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    夫となるトシさんとの出会いは、合コンでした。
    どうせ合コンで良い出会いはないよな~と思っていたので、期待せず飲み会を楽しもうという気持ちで向かいました。
    そしたらたまたま前に座った人と意気投合。
    初対面なのに会話に詰まることもなく、沈黙も苦にならず、まるで昔からの友人と喋っているような感覚で話すことができました。

    合コン解散後お礼のメールをして、その後のやりとりで2人で会うことに。
    そして何回か会った後、お付き合いをすることになりました。
    でも出会いが合コンであることを言うのはなんとなく抵抗があって、人に言う時には「先輩の紹介で~…」と言っていました。
    まぁ今となっては、出会い方なんてどうでもいいんですけどね。笑
    出会い方がどうあれ、成るべくしてなる関係なら、上手く進んで行くものだなぁと思います。

    結婚にドラマチックな理由はなく…でも日々の積み重ねが愛おしかった

    グラハム子さんからプレ花嫁さんたちへ。『結婚式のここだけのはなし』
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    何気ない日常の中でも、「疲れたから会いたかった」と言われたことがとても嬉しくて、今でも覚えています。
    私がトシさんと結婚したいなと思ったのは、特にコレ!という理由はなく、日々の積み重ねでした。
    一緒にいて気を張らないで過ごせるところが1番の決め手です。
    私たちは年齢も職業や趣味も全然違うのですが、不思議と相性が良かったです。

    大好きな人は貯金ゼロ…でも自分の価値観を大切にしたら気にならなかった

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    付き合っていた頃のトシさんは結婚を意識するまで、全く貯金がありませんでした。
    それを親友にこっそり言ったところ「そんな男嫌だ!笑」と言われてしまいました。
    でも私は貯金が無いことは、そこまで嫌とは思っていませんでした。
    それよりも私は、借金がある人、ギャンブルやタバコをやる人、お酒を飲み過ぎてベロベロに酔っぱらう人の方が嫌でした。
    それを親友に言うと、「ベロベロに酔っちゃう人、楽しくて私は好きだけどなぁ」と言っていました。

    つまり結婚を決めるときの『嫌ポイント』は、人それぞれなわけです。
    自分が嫌じゃなければオッケー。
    他人の意見を聞くことは大切だけど、自分の価値観に従う事もまた大切だと私は思っています。その人と結婚するのは自分なんだしね。

    『自分が素敵だなと思った気持ちを大切にしたい』グラハム子さんのここだけの話

    ── 実は以前、グラハム子さんのInstagramの中で、旦那様から「付き合おう」と告白されたときのプレゼントの話が最高に素敵なエピソードで、グラハム子さんと旦那様の結婚までのお話を詳しく伺ってみたいなとずっと思っていたんです。

    @gura_hamuco / Instagram

    グラハム子さん:ありがとうございます。
    もらった時はあまりにも斬新なプレゼントでびっくりしましたが、後になって共通の友人達から私の好きなものをリサーチして考えてくれたと知りました。 私がジブリが好き、植物が好きと話していたのを融合させて選んでくれたみたいです。
    それ以外にも、お花とか入浴剤とか…付き合い始めた頃は、本当に会うたび毎日のようにプレゼントを持ってきてくれたんです。
    …だから、貯金がまったくなかったんですけど。

    貯金がまったくないことが結婚のネックにならない理由

    グラハム子さん

    ── お付き合いされていた時に『貯金がまったくない』ことに気づいたのは、結婚を考え始めた時でしょうか?

    グラハム子さん:いえ。付き合ってからわりと早い段階で、貯金が一切ないことを本人が自分で言ってきたんです。というのも、先ほど言ったように付き合った当初からすごくいろいろなプレゼントをくれるんですよ。それで「どうしてこんなにお金があるの?」と聞いたら、「貰ったぶんだけ使ってるから」と言われました。「貯金もないけど、借金もないよ」と。

    ── そんなストレートに!まったく嘘のない正直な返答で好感が持てます。でも旦那様が貯金がないことは、グラハム子さんにとって結婚を真剣に考えた時に、ネックにならなかったのでしょうか。

    グラハム子さん:付き合って一年ぐらいで結婚についてお互い真剣に考え始めましたが、夫に貯金がないことはそんなにネックになりませんでした。むしろ私にとっては熱中できる趣味があるのは良いことだし(※漫画参照)、当時は「お金は私が稼げば良いや」と思っていた部分もありました。
    それに夫の方から「自分の性格では管理できないから家計の管理をお願いしたい」と言ってくれたのも大きかったです。結婚した現在では、Webの家計簿アプリを利用して、お互いに何にお金を使ったかを『見える化』して、使いすぎはチェックしています。

    ── 旦那様はお付き合い前から、車という趣味を持っていらっしゃったんですよね。結婚された現在も変わらずお好きなんですか?

    グラハム子さん:夫は今も、ブレることなく車が大好きです。結婚して家を買うときもガレージ付きの物件を中心に選びましたし、将来の夢は“フェラーリに乗ること”で、現在も夢に向かって邁進(まいしん)しています。いまはフェアレディZ(※)というスポーツカーに乗っていますが、微々たる音の違いで車のマフラーを変えたり…私も本人が好きならまあいいか、と思っています。
    他にも夫は、ずっとカメが好きなんです。カメの飼育にはかなり力を入れていて、学生時代から飼っているカメを現在も飼育してかなり大きく育てました。ヒーターを水槽に入れて冬眠することなく越冬できるようにしています。ちなみに我が家のカメは肉食なので、冷凍庫の中には餌となる冷凍マウスや虫エサが常に入っている状態です…。

    (※)フェアレディZとは…
    フェアレディZとは前身の「ダットサン フェアレディ」世代も含めれば、日本の自動車産業の黎明期からもっとも古い歴史がある国産スポーツカー。海外でも高い人気を誇り、国産のスポーツカーが次々生産中止になっていく中で、いまだに現行車種が生産されいる貴重な存在。スポーツカー車種の歴史的アイコンとして、ポルシェ911、シボレー コルベットとも並び称されつつも、車好きにとっては国産車として身近な「いま会えるアイドル」。

    グラハム子さんの考え方を変えたトシさんのブレない生き方

    @gura_hamuco / Instagram

    ── そんな多趣味な旦那様と知り合ったのは、先輩の紹介…いわゆる合コンだったんですね。その頃には、グラハム子さんは既にイラストや漫画のお仕事をされていらっしゃったんですか?

    グラハム子さん:結婚前は漫画はまったく描いていなくて、夫と出会った頃は公立中学校の教員をしていました。
    わたしが漫画を書き始めたのは、結婚して出産のために仕事を辞めてからで、実はまだ4年目です。Instagramに日々の出来事を絵日記風に綴っていたら、半年ぐらい続けた頃に某編集部の方から「連載を初めてみませんか?」と声をかけていただきました。その後に漫画のお仕事がどんどん広がっていったんです。

    ── もともとグラハム子さんには漫画家になりたいな、という気持ちがあったのでしょうか。

    グラハム子さん:子どもの頃から漫画を読むことや、絵を描くことは好きでした。でもまさか自分が漫画を描く仕事をするようになるとは思っていませんでした。小学校低学年ぐらいには漫画家に対する憧れもありましたが、成長して現実的になるにつれ、いつの間にかそんな夢を忘れていました。
    というのも『漫画を描く』ことって、昔はそんなに恰好がよいこととは思えなかったんです。もし、漫画が好き、なんて人に言ったら地味だと思われるんじゃないか、とか…。
    どこかに自分を“もっとお洒落な人間なんだよ”と見せたい部分があったんです。

    ── 確かに、つい10年くらい前まで“漫画を描く=おたくっぽい”というイメージは一定ありましたね。今でこそ、さまざまな生き方や考え方を伝えるエッセイ漫画や、素敵なファッションやトレンドを発信する情報コミックがたくさんあり、おたくへの認知度も広がり、漫画そのもののイメージが大きく変わりましたが…。

    グラハム子さん:今の私にとって、漫画を書くことが仕事であり趣味と言えますが、夫と付き合っていた当時はまさに『量産型女子』で、周りに流されがちな人間でした。『自分』がまったくなく、人目を気にしてしまうことが多かったですね。
    例えばファッションひとつを選ぶ際にも「流行っているから着る」「みんなが良いといったから選ぶ」といった感じでした。

    ── ああ…その気持ちはすごく分かる気がします。自分も学生時代や社会人なりたての若い頃は「リア充に思われたい!」という、人の目ばかりを気にする気持ちがどこかにありました。いまもあるかもしれません。

    グラハム子さん:ところが、夫は人目を気にして自分の意見を変えてしまうような部分が一切ないんです。
    ブレることなく『自分が好きなものは好き』『好きだから行動する』と、自分を貫く人なんです。出会った時も、付き合ってからも、そういうところが素敵だなと思いました。
    夫の生き方を目の当たりにして一緒に暮らしていくうちに、私も「ああ、こういう生き方もいいなあ」と思えるようになったんです。
    「じゃあ自分は何が好きなんだろう?」と考えた時に、小さいころの『絵を描くことや漫画を描くことが好きだったこと』を思い出しました。そこでようやく「漫画を描くことはちょっとだけ恥ずかしいけれど、自分が好きだったらいいや」と考えられるようになってきたんです。
    おかげで今は、自分自身の軸がしっかりしましたね。

    もっと知りたい!グラハム子さんとは

    グラハム子さん

    グラハム子さんは現在、恥ずかしがり屋な息子さん、破天荒な娘さん、クレイジーな夫のトシさんとの4人家族。グラハム子家にはそのほかにも、猫と亀、ハムスター、ウーパールーパーという楽しい相棒がいます。楽しい日常備忘録を育児漫画やエッセイ漫画として、InstagramやさまざまなWEBサイトで連載中です。グラハム子さんの活動をぜひチェックしてみてくださいね。

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    この記事のライター

    グラハム子

    恥ずかしがり屋な息子さん、破天荒な娘さん、クレイジーな夫のトシさんとの4人家族。グラハム子家にはそのほかにも、猫と亀、ハムスター、ウーパールーパーという楽しい相棒がいます。楽しい日常備忘録を育児漫画やエッセイ漫画として、InstagramやさまざまなWEBサイトで連載中!

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