データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ
結婚挨拶には婚約指輪はつけて行かないのがベター
結婚挨拶は、おふたりの結婚をそれぞれの両親に認めてもらうための場。結婚挨拶では婚約指輪は身につけないほうがよいと考えておくのが安心です。
結婚挨拶に親もとを訪れる時点では、両親はまだおふたりの結婚を許していないことになります。そのため、「結婚の許しをもらいに来たはずなのに気が早い!」「まだ結婚を許していないのに…」など、結婚挨拶時の婚約指輪に不快感を表す親もゼロではありません。両親の性格や子どもの結婚に対して前向きかどうかにもよりますが、結婚挨拶時は婚約指輪をつけて行かないようにしましょう。
ただし、実家が遠方でなかなか両親に会えないなどの理由から、結婚挨拶時に披露したい場合もあるはずです。その際は、婚約指輪は箱に入れて持参し、両親から結婚を認めてもらった後に「このようなものをいただきました」と報告・お披露目することをおすすめします。
親の前で婚約指輪を身につけるのは結納の挨拶後がおすすめ
結婚挨拶では婚約指輪を身につけないほうがよいとなると、親の前ではいつ身につけたらいいのかという疑問をもつ人もいるのではないでしょうか。
一般的には、婚約指輪は結納後に身につけるものとされています。これは、お住まいの地域や風習にもよりますが、昔から婚約指輪は婚約記念品や結納品のひとつとして用意されるものでした。そのため、結納の場面で男性側から女性側へ贈られるものであり、結納後に身につけるのが正式であると日本では考えられています。
結納をしない場合は顔合わせで婚約指輪をお披露目しよう
最近では、結納をしないカップルも増えています。しかし、結納はなくても結婚前に両家の顔合わせをするケースは多いです。そのため、結納をしないカップルは、両家の顔合わせの際に婚約指輪をお披露目することをおすすめします。
とはいえ、「結婚することをしっかり理解してもらいたい」「結婚の意思が固いことを理解してほしい」などの理由で、結婚挨拶時に婚約指輪を身につけて行く人もいます。おふたりも両家のご両親もしきたりにこだわらない場合は、ご両親の性格などを見極めて判断するようにしてください。
そもそも婚約指輪とは?
婚約指輪とは、おふたりが「結婚を約束した証」として男性から女性に贈られ、女性が身につけるものです。入籍・結婚後は「永遠の愛を誓い合った証」として男性・女性ともに結婚指輪を身につけます。
一昔前は、「婚約指輪の入った箱のふたをパカっと開けてプロポーズをする」というイメージが一般的でしたが、最近では少し様子が違っているようです。婚約指輪について掘り下げてみてみましょう。
婚約指輪を購入するタイミング
最近では、プロポーズのために男性が婚約指輪を選んで事前に購入するだけではなく、おふたりで婚約指輪を選びに行くケースも増えています。実際、どの婚約指輪にするかを誰が決めたのかという問いに対して、次のような回答・割合が得られました。
男性が決めた | 38.9% |
女性が決めた | 22.6% |
おふたりで選んだ | 37.5% |
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ
すなわち、プロポーズされることがわかっていてプロポーズ前におふたりで婚約指輪を探しに行ったり、プロポーズ後におふたりで婚約指輪を購入したりする人もいるということです。
先輩カップルが婚約指輪を購入した理由
先輩カップルは主に次のような理由で婚約指輪を購入しています。
- プロポーズの際に夫が贈ってくれた(45.5%)
- けじめとして夫が贈ってくれた(37.1%)
- 結婚指輪と重ねづけがしたかったから(22.3%)
- 昔からもらう(買う)ことが当たり前だと思っていたから(19.3%)
- 一生に一度のものなので夫にお願いをした(16.3%)
- 以前から欲しかった(憧れていた)ので夫にお願いをした(15.4%)
データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ
女性から婚約指輪が欲しいと男性にお願いしているケースもあることが読み取れます。
婚約指輪を購入しない人もいる
婚約指輪は、必ず購入しなければならないものではありません。しかし、婚約記念品として婚約指輪を購入している人は多いです。
「婚約指輪が欲しかったのにもらえなかった」ということがないよう、男性が婚約指輪について考えている様子がない場合は女性からおねだりしてみてもよいかもしれません。
先輩カップルの婚約指輪の相場
ちなみに、婚約指輪の相場は36.5万円です。国内ブランドのものが人気で、付け心地がよくシンプルなデザインのものが好まれているようです。
婚約指輪に対して憧れを持っている女性は多いものです。しかし、お金がもったいない、結婚指輪だけでいいと自ら婚約指輪の購入を遠慮する人や、欲しかったのに贈ってもらえなかったという人もいます。
後々のわだかまりにならないよう、機会があれば婚約指輪について話し合ってみるのもよいかもしれません。
まとめ
結婚挨拶で婚約指輪を身につけるかはおふたりで話し合って決めよう
おふたりの結婚を両親に認めてもらうための場である結婚挨拶では、婚約指輪を身につけない方がベターです。ただし、親の性格や状況にもよりますので、それぞれの両親への結婚挨拶で、婚約指輪を身につけるかどうかはおふたりで話し合って決めるようにしてください。
また、婚約指輪は必ず購入しなければならないものではありません。しかし、あこがれを持っている女性も多いものです。婚約指輪の購入については、女性の意見を尊重して決めるようにしましょう。