カラードレスとは
カラードレスとは、ウェディングドレスを着たあとに新郎新婦が披露宴の最中に中座をし衣装を替えることを指しています。
その際に純白のドレスとは真逆のカラードレスに着替えるのが日本では主流になっています。
お色直しの由来
大昔の結婚は女性が男性の家に嫁ぐことが大半でした。結婚して3日は白無垢を着て過ごし、4日目に色打掛けに着替えると習慣がありました。これは相手の家に染まることが許されたという証なんです。
和装の結婚式では全身白無垢の衣装から「相手の家に染まる」という意味を込めて色打掛けに衣装を変えていますが、現在は簡略化され和装から洋装、純白のウェディングドレスからカラードレス、といったように移り変わってきました。
新婦のお色直しは、トイレタイムでもあります。約2時間半の披露宴なので休息をとることも必要です。
【ピンクカラー】恋愛と幸福の色
色が持つ効果として女性ホルモンの分泌の促進や若返り、美しさや、幸せな気分を作る効果があるとされているようです。
初々しさと女の子らしさをふんだんに表現できる色合いで、かわいらしくお姫様のような雰囲気を表現したい方や若々しさと女性らいさを最大限に引き出した印象を演出した方にピッタリのカラーです。緊張を和らげる心理効果もあります。
【レッドカラー】活発的な色
情熱、衝動、生命力のカラーで元気を出す、神経を興奮させるなどのエネルギーを感じさせる色です。
標識や信号にも使われ目立つ色になっているので赤いドレスは主役の場面では適したカラーです!ドレスに反射して顔の血色も良く見せてくれるという効果もあるので華やかな印象にしたい方にぴったりなカラーです。
【グリーンカラー】癒しの色
木々や植物、自然などを連想させてくれるカラーです。
見る人をリラックスさせて穏やかな気持ちにさせてくれる色合いでグリーンカラーは、明るく元気な印象を与えるイエローカラーと、落ち着いた印象のブルーカラーを混ぜた中間の色です。その2つの色がバランスよく交わっている緑は安心感はもちろんの事、若々しさと落ち着きを表現するのに最適なカラーです。
【ブルーカラー】平和や安全の色
清潔や誠実、爽やかな印象なので、赤の反対で冷静という印象もあります。
青い空や海、水をイメージさせるので夏のシーズンにピッタリなカラーで夏場には売り上げが伸びる人気色!また冬を連想させるという部分もあり一年で最も安定したカラーです。ブルーは世界的に見ても一番人気が高い色の系統と言われています。
同じ青でも濃いロイヤルブルーになるとグッと高級感が出るので明るさの違いで印象が変わります。ドレス試着の際に印象を確かめてみてください。
【イエローカラー】元気な色
イエローは見た目の印象から太陽の色と言われています。なので元気な印象を与えてくれます。
好奇心、向上心、幸福の色で、他には知識や集中力を高める色という効果もあります。肌の色にも近いので血色もよく見せてくれるという効果も期待できます。
違和感無く着られる色なので淡い色から濃い色まで探してみると自分に合うイエローのドレスが見つかるはずです。
【オレンジカラー】暖かい色
初々しく明るい黄色と情熱的な赤との中間色で、果実や果物、太陽などを連想させてくれる色です。
子供らしいイエローカラーと衝動的な赤色の中間色はバランスの取れた落ち着きと、若々しさを表現してくれます。
喜びや幸福感、親しみ、元気、明るいといったポジティブな印象を強く受けるのでいろんなシーンで見る人や会場を明るく元気な雰囲気に変えてくれる色です。
【パープルカラー】妖艶さの色
パープルは、正反対の性質を持つ、ブルーとレッドの混合色です。
冷静さと情熱さの両方の意味を持ち美意識や芸術的な印象を与えてくれる色合いで日本でもっとも手に入りにくいカラーとされていたことから位の高さのイメージが定着し気品・優雅・高貴を演出してくれるカラーと言われています。
気品を感じさせる色合いなので落ち着きのある印象や、妖艶さを演出するのに最適なカラーです。
まとめ
私たちは7~8割の情報を視覚から得ていて、その視覚情報の中の8割が色による情報だと言われています。
せっかくお色直しをしカラードレスを着るのであれば、自分の好きなカラーはもちろん、新郎の好きなカラーを取り入れたり、カラーの意味合いも込めて選ぶと良さそうですね。
カラーイメージはカラードレス以外にも、会場演出やアイテム選びに使えるのでぜひ参考にしてみてください!