結婚式で使う花の種類《オリーブ》の特徴・花言葉とは?

オリーブといえば、オイルや観賞用の植物としてよく知られていますが、オリーブは「夫婦の木」とも呼ばれていて、晴れやかなウエディングシーンにピッタリな花材なんです。ブーケ、花冠、会場装花、ウェディングケーキ装花、花束などに使えるオリーブの特徴や花言葉について詳しく解説していきます。

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    オリーブとは?

    オリーブとは

    丈夫な枝にスモーキーな深緑色の葉っぱが彩るオリーブ。春になると、黄色味がかかった白色のかわいらしい小さな花を20輪ほどまとまって咲き、オリーブの独特の葉の色とのコントラストがとても美しく、日常的に観賞用の植物として人気があります。また、オリーブの木に育つ実から作られるオリーブオイルは健康に良く、料理などにも使われるなど世界中の人々に愛されています。
     
    昔から「夫婦の木」とも言われているオリーブには「平和」「勝利」などの縁起のいい花言葉が込められていて、2人の門出を祝う結婚式にピッタリ合います♪花嫁のブーケ、会場装花、ウエディングケーキの装花、両親へ贈る贈呈用花束などに使えるので、ぜひオリーブを選んでみてはいかがでしょうか?

    オリーブの由来

    オリーブの学名の『Olea(オレア)』は、ラテン語でオリーブの木と実を意味していて、そこから由来されています。

    オリーブの花言葉

    オリーブの花言葉

    【花言葉】
    ■平和
    ■安らぎ
    ■勝利
    ■知恵

    花言葉の由来

    花言葉の「平和」は、旧約聖書『創世記』のノアの箱舟にちなんでいて、箱舟から解き放ったハトがくわえてきたオリーブを見て、ノアは洪水が引いたことを知るというストーリーから由来しています。
     
    花言葉の「知恵」は、ギリシア神話にて登場するアテネがオリーブの木を植えたことに由来されています。

    オリーブの基本情報

    オリーブの基本情報

    オリーブの基本情報

    科・属:モクセイ科・オリーブ属
    別名:オリバ、オレイフ
    原産地:北アフリカ、地中海沿岸、中近東
    時期:5月~6月
    大きさ:2m以上
    花色:白色

    オリーブの特徴

    中近東や地中海沿岸、北アフリカが原産地の常緑性の高木です。歴史は非常に古く、クレタ島で紀元前3000年頃に栽培されていたと言われています。寿命の長い樹で樹齢3000年を超すオリーブの木もあるとされています。
     
    日本では、明治11年にフランスから持ち込まれ、最古のオリーブは、神戸の湊川神社のオリーブといわれています。
     
    樹高は10m~15mになり、葉は長さ5cm~8cm、細長くて先端がとがり、革質で硬い性質があります。葉の表葉光沢のある濃緑色で、裏は銀白色になり、2つが織り成すコントラストはとても鮮やか。
     
    春に葉のつけ根から短い枝を伸ばして、黄色みがかった白い花をまとめて咲かせます。花粉が風によってばらまかれる風媒花です。果実は丸い球形やタマゴ形など品種によって違います。
     
    最初は濃緑色で、次に黄緑色、秋には完熟して黒紫色に変化します。果実の中には1コのタネが入っていて、根は地面の浅い位置に張っています。
     
    園芸では庭木や鉢植え、公園などの樹木としてもよく植えられています。見栄えのするその姿は様々な草花と見た目の相性がよいので、高さ30cm~2m程度の幼木が寄せ植えにも用いられています。その中でも、テラコッタ鉢の寄せ植えは定番となっています。

    オリーブの育て方

    【置き場所】
    日光によく当てて育てます。日当たりが悪いと、枝が細くなり成長も悪くなってしまいます。地植えも南向きの場所を選びましょう。気温はマイナス2℃~3℃くらいまで大丈夫ですが、霜や凍結に非常に弱いので寒い地域では地植えで栽培することは難しいです。育てる場合は鉢植えにして霜の当たらない場所に移動してください。冬の寒さにあたり、花芽ができるというメカニズムなので、平地で鉢植えにしている場合も室内に取り込んだりしないように、外で管理してください。
     
    【水やり・肥料】
    乾燥気味の土を好み、地植えは夏~秋によく乾くとき以外は自然に降る雨だけでも充分育ちます。鉢植えは土の表面が乾いたら与えるようにし、乾燥気味がよいからといって真夏に油断して完全に乾かしてしまうと今度は成長が止まったり、果実にシワがよることがあるので注意してください。また、冬にひどく乾燥させると春に不完全花という雌しべがないことが多く、実付きが悪くなります。冬も水切れさせないように、しっかり水を与えてください。肥料は植え付ける際にあらかじめ油かすを土に混ぜ込んでおきます。追肥は年3回、油かすを株元に与えてください。
     
    【病害虫】
    オリーブアナアキゾウムシの幼虫は幹を食い荒らす害虫が発生するので、株元におがくずがたまっていたり、樹皮の表面にかさぶたのようなものあると、被害に遭っている可能性があります。予防として定期的に薬剤を散布するのがよいです。付いてしまった場合、穴を見つけて、硬い棒などを使って掻き出して駆除します。

    オリーブはブーケの脇役に大活躍!

    ブーケ

    「夫婦の木」と呼ばれているオリーブは、幸せを運んでくれる花材として結婚式に使われるほど人気の高い植物。さまざまなスタイルに合い、特にグリーンたっぷりのナチュラルをテーマとしたウエディングにピッタリです。オリーブと一緒に他のグリーン系と合わせたブーケ、シャクヤク・バラなどの可憐な花や色とりどりの花を組み合わせたブーケなど、オリーブが脇役として大活躍して、大人っぽく幸せな雰囲気に仕上がります。
     
    ブーケだけでなくウエディングケーキ装花、花冠、会場装花に取り入れてみるのもオススメです。

    まとめ

    濃い緑色と銀白色のスモーキーな色合いをした葉が特徴的なオリーブ。縁起の良い花言葉をもっていて、ウエディングシーンをより華やかに彩ってくれます♪
     
    これから夫婦になる新郎新婦にピッタリの花なので、ぜひ結婚式に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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    結婚式準備.com編集部

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