結婚式二次会費用と会費相場を決める!知りたい景品、飲食代、プチギフトの予算相場

結婚式二次会の費用は、ゲストから集める会費で大部分をまかなうという考え方が現在では主流です。そのため、会費金額設定が重要になってくるのです。会費を決める際にゲストをおもてなしするための「飲食代、景品、プチギフト」をどのように予算を組むのか、二次会幹事だけでなく、新郎新婦もしっかり把握しておきましょう。ゲストの満足度の高い二次会会費の相場についてまとめました。

この記事のINDEX

    結婚式二次会で費用がかかるアイテムの内訳をチェックする

    結婚式二次会費用の内訳

    「結婚式二次会の費用の大部分は、ゲストから集める会費でまかなう」という考え方が一般的ですが、全体費用の内訳項目を事前に知っておきましょう。

    結婚式二次会にかかるすべての費用とは

    結婚式二次会を計画する場合、パーティのために準備が必要な費用の内訳は、次のよう項目があります。

    【結婚式二次会に必要な費用項目】
    ・会場貸し切り費用
    ・料理・飲物費用
    ・音響や映像の設備費用
    ・会場装飾費用
    ・余興のための備品費用
    ・景品購入費用
    ・新郎新婦の衣装費用
    ・プチギフト費用
    ・司会・受付・幹事に対する謝礼費用

    この合計金額が二次会の総額費用となります。

    二次会会場に支払う費用

    上記の費用のうち、会場側に支払う費用は次の費用になっています。

    ・会場貸し切り費用
    ・料理・飲物費用
    ・音響や映像の設備費用
    ・会場装飾費用

    一般的にレストランやパーティスペースが用意している「二次会プラン」では、費用の表記で「会費5000円より」等の記載がありますが、これはゲスト1人当たりの会場貸し切り費用と料理飲物費用のみの金額です。設備費用が含まれていることもあります。会場装飾費は別途必要になる場合も多いため、会場側に確認が必要です。
    ゲストから徴収する会費を設定する場合は、そのほかに準備にかかる費用を上乗せした金額になります。

    二次会準備のために会場経費以外で必要な費用

    ゲストをもてなすための準備費用

    ・余興のための備品費用
    ・景品購入費用 など

    結婚式二次会では新郎新婦の友人や同僚などカジュアルな間柄の人を招待するため、幹事は全員で盛り上がるイベントや余興などを企画します。そのためのに事前に準備するものの費用がかかります。

    新郎新婦が自己負担を申し出たほうがよい費用

    二次会にかかる費用はまず、新郎新婦側が負担する範囲を決めておくことが大切です。

    ・ゲストへのプチギフト費用
    ・新郎新婦の衣装費用
    ・二次会用のヘアメイクチェンジ
    ・幹事さんへのお礼、二次会会費無料など
    ・会場までのタクシー代
    ・プロに頼むスナップ写真、ビデオ撮影代
    ・当日欠席などの赤字の負担

    幹事は新郎新婦がお願いして引き受けてもらうことが多いでしょう。幹事とゲストの負担を軽くするために、新郎新婦のこだわり等で費用が上がってしまう部分は、新郎新婦の負担と考えるとスムーズです。

    結婚式二次会にかかる費用相場

    結婚式二次会の費用相場はゲスト数と二次会の会場によって大きくかわってきます。
    費用を大きく左右する「会費設定」はどのような関係性のゲストを集めたいか、招待したいゲスト数によって選んだ「会場の価格設定」によっても変わってくるでしょう。

    二次会会場に支払う費用相場

    二次会の費用相場は、選んだ会場によって大きく変わってきます。

    ※数字は首都圏の平均です

    【会場別の支払い平均金額と招待ゲスト数】

    会場への支払い金額平均招待ゲスト数1客あたりの単価
    全体の平均金額33.0万円54.2人6088円
    結婚式会場の宴会場34.5万円50.5人6831円
    レストラン37.7万円65.7人5738円
    カフェ・バー27.1万円49.5人5474円
    居酒屋16.4万円29.1人5635円
    パーティスペース40.5万円68.3人5929円

    披露宴と同じ建物内で行う二次会の費用

    ホテルや結婚式場、ゲストハウスなどで、他のバンケットルームを借りて行う二次会は、サービスや設備が充実しており、ゲストの移動も負担になりません。会場によっては披露宴で使った装花をそのまま移動してくれたり、新郎新婦も二次会のための用意がゆっくりできるなど、余裕を持った内容が期待できます。
    ただ、その分料理飲物や会場費用が高くなるため、ゲスト1客あたりの費用は高くなる傾向です。

    レストラン・カフェ・バー

    料理やお酒を楽しむ専門的な設備が整っているため、クオリティの高いパーティ料理でも1客あたりの費用は比較的安く済みます。会場からのゲストの移動負担や設備などをしっかり確認する必要があります。

    居酒屋やビストロ

    本当に親密な人と行う少人数のカジュアルな会で選ばれます。思ったより費用が高くなるのは、コース料理を頼んでいることや、貸し切りにした後に宴会時間が過ぎてもその後の予約がなければ長時間いられる柔軟性。追加で料理や飲物などを頼んで費用が上がることが考えられます。

    パーティスペース

    生演奏を楽しめたり、音響や映像設備が比較的整っているパーティスペース。また大人数を収容できるのも魅力です。設備を生かしてユニークな二次会を企画したり、料理はケータリングでお願いしたりと、何かと費用がかかります。

    二次会会費の相場と会費で集まる費用の使い方

    二次会会費の相場と会費で集まる費用

    二次会で使える費用= 会費×ゲスト数

    二次会ではある程度大きな割合をゲストからの会費で賄うため、「会費で集まる金額=二次会の大まかな費用」と考えられます。

    二次会会費の平均相場

    男性の平均会費 6900円
    女性の平均会費 6200円
    男女会費の平均差額 692円

    男性と女性は、飲食する分量が違うということで、差を付けるケースが多いようです。また、20代~40代ではゲストの収入に大きく差がでる場合があり、どの年代のゲストが多いのかによって、会費設定を考慮する必要があります。
    あまりにゲストにとって負担となるような会費設定は欠席率やドタキャン率が高くなってしまい、見込んでいた収入が得られず大赤字になてしまう場合も考えられます。

    会場に支払う以外のお金で余興などのお金にまわす

    会費からの平均収入総額 35万5010円(二次会ゲストが男女半々と仮定)
    会場に支払う金額以外の余剰金額 35010円(1人当たり500~1000円上乗せ)

    会費は、実際に会場に支払う客単価より多めにいただいています。その金額から、ゲストを楽しませるための余興の用意や、ゲームの景品などを用意します。
    二次会を計画する際には、実際の飲食代にプラスしてどのていどゲストに負担してもらうのか、会費の設定を考える必要があります。

    結婚式二次会の景品、衣装やヘアメイク、プチギフトの費用相場

    結婚式二次会の景品、衣装やヘアメイク、プチギフトの費用相場

    二次会のゲーム景品の費用相場

    景品代の相場 約6.2万円
    ゲスト数×1000円が相場目安

    会費で上乗せした分をゲームの景品に使用するという考え方で、足りない場合は新郎新婦が負担します。
    最近ではゲームをやめてゲストの負担を少なくし、新郎新婦やゲスト同士の歓談中心のパーティを企画する考え方も増えているようです。

    ゲストヘのプチギフトの費用相場

    1人/277円(最も多いボリュームゾーンは300~400円)

    プチギフトは披露宴でも渡していることが多いため、二次会では披露宴とは違うもので、金額はほぼ同じ値段ぐらいのプレゼントを選ぶカップルが多いようです。

    新郎新婦の衣装とヘアメイクの費用相場

    新郎新婦の衣装代の平均金額

    二人の衣裳代合計の相場 約5.9万円

    結婚式で着た衣裳を二次会でも使用する場合は、新郎・新婦それぞれが数万円程度の延長料を支払うことがほとんどです。ただし持ち出し不可の会場も多いため、同会場内り別の宴会場で行う場合に限られます。
    結婚式と二次会で衣裳を変える場合、新婦は手頃なドレスをネットで購入またはレンタルすることが多く、大体1~3万円程度で済ませているようです。

    ヘアメイクの平均金額

    ヘアメイク代の相場 約5000円~

    披露宴会場で二次会のヘアメイクチェンジを依頼いることは可能で、約5000~1万5000円ほどの追加料金がかかります。

    幹事へのお礼の費用相場

    幹事の会費を無料
    1人3000円~5000円程度のプレゼント

    二次会幹事へのお礼は、披露宴でのお礼ように現金を包むのではなく、会費無料
    やプレゼント、別途食事会を企画するなど、さまざまなパターンが多いようです。

    まとめ

    結婚式二次会費用は会費だけで賄わず新郎新婦負担も考慮に

    結婚式二次会の費用の多くはゲストからの会費を収入として予算を組んで考えます。二次会会場やゲスト数、企画の内容で費用は変わってきますが、新郎新婦がある程度負担を申し出ることで、幹事とゲストの負担を軽くする部分も大きくなります。
    どのような準備に費用がかかるかしっかり把握して、楽しい二次会になるよう計画しましょう。

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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