結婚式の日取りが決まらない!先勝は親に反対される可能性あり?

「結婚式の日取りが決まらない……。」結婚が決まったら結婚式の準備に入りたいところですが、日取りが決まらずに式場も決められないままになっている方も多いのではないでしょうか。結婚式の日取りを決める際には、ふたりが満足し親にも反対されることがないようにしたいもの。さまざまな条件から日程を絞り込んでやっと決めた日取りが「先勝」だった場合には、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。ここでは、先勝の結婚式を検討するカップルに向けて、先勝の日取りを選ぶ際の注意点についてお話しします。

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    先勝の意味を正確に理解しよう

    先勝・せんしょう

    先勝の日に結婚式を挙げることを検討するのであれば、まずは先勝の意味を正しく理解することが大切です。大安が良くて仏滅が良くないというイメージを持っている人はたくさんいますが、それ以外の六輝の意味を正確に理解している人はそれほど多くはないでしょう。
    今回のテーマは先勝ですが、先勝はその字のごとく「先んずれば勝つ」という意味を持ちます。つまり、何かをするときには早い時間が良いとされていて、午後になると良くないと言われているのです。
    結婚式の日取りに関しては、両親や親族の想いも考慮した上で決めたいと考える新郎新婦も多いです。両親や親族から反対されることがないように、先勝を選ぶ場合には午前中の結婚式にするのがおすすめです。

    先勝に結婚式を挙げるメリット

    結婚式の日取り

    実際に先勝の日取りで結婚式を挙げるとなると、そこには2つのメリットがあります。せっかく日取りを決めるのであれば、メリットがあるに越したことはありません。ここでは先勝の結婚式ならではの2つのメリットについてお話ししましょう。

    メリット(1)先勝は午前中は吉であるため親から反対されることが少ない

    先勝は大安や仏滅と比べてそれほど意識されることはない先勝ですが、その意味合いとしては「午前中が吉」であるため、午前中の結婚式であれば縁起が良いことが何よりも大きなメリットです。先勝の午前中の時間帯を選んでおけば、後になって親から反対されたり親族からよく思われなかったりする可能性がほぼありません。両親や親族の中にお日柄を特に重要視する人がいる場合にも安心ですね。

    メリット(2)大安・友引ほど結婚式が多くない

    大安や友引には、結婚式が集中します。春や秋の人気の季節になると、土日祝日の大安は結婚式が多くおこなわれるため、式場も混み合いますし知り合いや友人の結婚式と日にちが重なってしまうこともあります。これに比較して、先勝の結婚式は人気が極端に集中することが比較的少ないため、予約が取りやすい点もメリットのひとつです。

    結婚式の日取りを先勝に決める前に確認すべきこと

    結婚式の日取り
    結婚式の日取りを決めるときには、特に親から反対されることがないように細心の注意を払っておく必要があります。ここで、先勝に結婚式を挙げることを決める前に確認しておくべき2つのポイントについてお話しておきましょう。

    ポイント(1)両親が先勝の結婚式に対して肯定的であるかを確認

    悩みに悩んで、やっと結婚式の日程をふたりで決めたところ、後で両親に反対されるケースは少なくありません。この場合、その理由が六輝に関わる場合は多いです。今の新郎新婦世代はそれほどお日柄にこだわらないことも多いですが、親世代の価値観は少し違う場合が多く、中には
    「結婚式は大安の日にするべき」
    「結婚式は大安か友引の日にするべき」
    など、お日柄に対して強く思うところがあるものです。もちろん、中にはお日柄にはこだわらない両親もいますが、聞いてみないことには分かりません。先勝に結婚式を挙げようと検討する際には、早めに「先勝の結婚式でも問題ないか」を確認しておきましょう。

    ポイント(2)先勝の意味をふまえて日取りを決めるなら時間帯は午前中に限定

    六輝の意味を理解し、これを踏まえて先勝を選ぶ場合には時間帯に気を付ける必要があります。特に先勝の意味にこだわらない場合は問題ありませんが、意味をふまえて先勝を選ぶのであれば「午前中の結婚式」に限定して式場の予約をしましょう。
    先勝の午前は吉とされていても、午後2時から6時までは凶とされています。吉と凶では大きいな違いがありますね。あくまでも午前中にこだわりましょう。また、仮に披露宴の終了予定時刻が午後にまたがる場合はどうなのかと心配する声も多いですが、これに関しては問題ありません。
    大切なのは午前中スタートの結婚式であること。終了時刻が午後であっても午前であっても関係ありません。先勝の意味をふまえて結婚式の時間帯を選ぶ場合には「開始時刻」に意識すれば良いと覚えておきましょう。
    予約に際してですが、日曜日や祝日は午前中の結婚式に人気が集中しがちです。特に、先勝と重なる日祝日に結婚式を挙げる場合には、早めの式場予約をおすすめします。

    まとめ

    結婚式の日取りを決める際には、季節をいつにするか、時間帯はいつ頃が良いのか、六輝をどう選ぶかなど考えなければならない点がたくさんあります。そのため、なかなか日取りが決まらないという状況に陥るカップルも少なくありません。やっと候補を絞りこみ、いざ申込む段階で親に日程を反対されたとなると、また振出しに戻ってしまいます。先勝の結婚式を選ぶ場合には、考えられるリスクを事前にすべて解消しておくことが大切です。スムーズに日程を決め、その後の準備に入れるよう両親の意向は早めに確認しておきましょう。

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    結婚式準備.com編集部

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