顔合わせなしで結婚しても良い?コロナ禍で顔合わせするか判断する際のポイントと注意点

両家の顔合わせは、入籍や結婚式前に行うのが基本。しかし、コロナ禍で「両家の顔合わせなしで入籍や結婚式を迎えても良いのか」と悩む人が増えています。「両親が遠方に住んでいる」「親が高齢」「持病を持っている」など、何らかの事情で顔合わせを悩むケースも少なくありません。“顔合わせなし”で入籍・結婚式をしてもいいのか、コロナ禍で顔合わせはできるのかについて解説します。

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    両家顔合わせなしのまま結婚してもいい?

    顔合わせなしで結婚

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    両家の顔合わせは、絶対にしなければならないものではありません。しかし、顔合わせをした上で結婚をするのが一般的。顔合わせの場を利用して、結婚式や入籍までの段取り、要望などを両家で話し合うこともできます。とはいえ、顔合わせをしないまま結婚するカップルも見受けられます。

    93.2%は両家顔合わせを行っている

    結納・顔合わせの実施状況を見てみましょう。

    結納・顔合わせ両方行った8.5%
    結納のみ行った2.4%
    両家の顔合わせのみ行った84.7%
    どちらも行わなかった4.2%

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2020調べ

    結納と顔合わせの両方をおこなった人、顔合わせのみを行った人を合算すると、93.2%が顔合わせをしていることになります。
    やはり、両家の顔合わせを行うのが一般的のようですね。

    両家顔合わせをしなかった理由

    では、4.2%の人はどのような理由から結納も顔合わせも行わなかったのでしょうか。

    ・両家とも遠方に住んでいる
    ・両親が忙しくて日程調整が難しい
    ・両親の誰かが高齢や病気で出歩ける状態ではない
    ・両親同士、もしくは親子の関係が良好でない
    ・両親の誰かが顔合わせを拒否している
    ・同棲挨拶の後に同棲をしており、今さら必要ないと考えている
    ・両親も、おふたりも、結納や顔合わせにこだわっていない

    また、コロナ禍では「緊急事態宣言が発出されていて外出できない」などの理由から、顔合わせをせずに結婚する人もいるようです。

    コロナ禍でも顔合わせはしていいの?

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    コロナ禍も、両家の顔合わせをした上で結婚したカップルはいます。また、結婚前に両家の顔合わせをしておきたいと思っている親も多いようです。

    コロナ禍でオンライン顔合わせをする人もいる

    コロナ禍では、オンライン会議システムを活用して顔合わせを行うカップルも。新型コロナウイルス感染症を理由に顔合わせを躊躇しているなら、オンラインでの顔合わせを検討してみてはいかがでしょうか。

    ただし、オンライン顔合わせに対して好意的でない両親もいます。

    ・直接会って顔合わせをしたい
    ・万が一、感染させてしまわないとも限らない
    ・両親や家族の健康が一番
    ・やむを得ない状況から、オンラインでの顔合わせをしてみては
    ・状況が落ち着いたら直接会いたい

    このような点を伝えつつ、オンライン顔合わせを切り出してみましょう。

    コロナ禍で両家顔合わせをする際のポイント

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    できることなら直接会って顔合わせをしたいと考えている人のために、コロナ禍で、安心・安全な顔合わせのポイントをご紹介しましょう。

    体調を万全にして臨む

    顔合わせには、体調を整えて臨みましょう。

    ・不要不急の外出を控える
    ・こまめな手洗いや手指消毒を欠かさない
    ・バランスの良い食事をとる
    ・十分な睡眠時間を確保する

    など、感染症対策と、免疫力を高めるなどの努力をしてみてください。
    もし、顔合わせ直前で熱や咳などの症状があらわれた場合は、両家両親に相談してから判断しましょう。

    感染症対策がしっかりできている場所を選ぶ

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    顔合わせ中に感染しないとも限りません。

    ・手指消毒用のアルコールやアクリルパネルが設置されている
    ・換気が十分できている
    ・広めの個室(場合によっては自宅なども検討)

    など、顔合わせの場所は、感染症対策がしっかりできているところを選びましょう。「感染症対策として、マスク着用の上お越しください」など、事前に案内しておくのも良いかもしれません。

    状況に応じて食事やアルコールの摂取を控える

    顔合わせは、飲食をともなうのが一般的。しかし、コロナ禍では食事中の会話を控えることが望まれます。
    そのため、「食事をしない」「食事をしたとしてもアルコールは出さない」など、状況に応じて判断しましょう。

    顔合わせのしおりなどを用意して短時間で済ませる

    顔合わせは、2時間半~3時間が目安だといわれています。しかし、コロナ禍では長時間にならないよう気をつけましょう。
    おふたりや家族のプロフィールなどを載せた「顔合わせのしおり」を用意するなど、話をしなくても情報共有ができるような工夫をすることで、顔合わせの時間を短縮できます。

    無理にあおうとせず、オンラインでの顔合わせも検討する

    パソコンやタブレットなどの使用スキルがないと難しいかもしれませんが、コロナ禍ではオンラインでの顔合わせも選択肢のひとつ。
    直接会っての顔合わせを迷うようなら、両親へオンライン顔合わせを提案してみても良いでしょう。

    両家両親の了承が得られれば、入籍後の顔合わせでも大丈夫

    記念日や誕生日など、入籍したい日があるものの「両親の都合が合わない」「コロナ禍でなかなか会う機会を持てない」などの場合は、顔合わせなしで入籍してもOK。ただし、両家両親の承諾を得られていることが条件です。
    とはいえ、「今後のためにも相手の両親に会いたい」というのが親の本音でもあります。顔合わせなしで入籍した場合は、入籍後に両家で顔を合わせる機会を設けましょう。

    まとめ

    コロナ禍での顔合わせは臨機応変に対応を

    コロナ禍では、感染対策をしっかりした上で顔合わせをする、オンラインでの顔合わせにするなど、状況に応じて臨機応変に対応しましょう。
    顔合わせの後は、結婚式の有無や引っ越し、入籍準備など、たくさん考えることがあります。しかも、コロナ禍では、普段気にしないようなことまで考えなければならないことも。
    とはいえ、おふたりで力を合わせれば乗り越えられないことはありません!
    夫婦になるための第一歩として、顔合わせから入籍・結婚式まで楽しみながら準備を進めていきましょう。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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