結婚式の新郎タキシードはどうする?国内結婚式と海外リゾ婚におけるレンタル・購入相場

結婚式で新郎が着用するタキシードの手配は、購入やレンタルといった方法があります。レンタルの方が費用を安くおさえられるイメージがありますが、国内結婚式か海外リゾ婚かによって事情が異なる部分も。そこで、新郎用タキシードの購入・レンタルの割合や手配方法別の費用相場を、国内結婚式・海外リゾ婚それぞれについて解説していきます。

この記事のINDEX

    結婚式で新郎が着用するタキシードはレンタルが主流

    肩幅を測る男性

    AntonioDiaz – stock.adobe.com

    国内結婚式・海外結婚式ともに、新郎用タキシードは多くの人がレンタルしたものを着用しています。「購入すると高額」「何度も着るものではない」などの理由からレンタルを選択しているようですが、新郎用タキシードは手配方法によって費用が大きく異なります。
     
    購入しようかレンタルしようか迷っている人のために、タキシードのレンタル・購入の割合、手配方法別の費用相場、メリットなどを少し詳しく見てみましょう。

    国内結婚式における新郎用タキシードのレンタル・購入割合と相場

    新郎新婦

    Monet – stock.adobe.com

    国内で結婚式をする場合の、新郎用タキシードの手配方法や相場をご紹介します。

    国内結婚式では 93.3%がタキシードをレンタルしている

    国内での結婚式の場合、93.5%の新郎がタキシードを着用しています。そのうち、93.3%はレンタルです。すなわち、ほとんどの新郎がレンタルのタキシードを選択しているということになります。

    既製品を購入した3.1%
    オーダーメイドを購入した2.3%
    リサイクル品を購入した0.3%
    既製品をレンタルした92.3%
    オーダーメイドをレンタルした0.9%
    もともと持っていたものをレンタルした0.1%

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    新婦が着用するウェディングドレスも86.0%がレンタルしているため、結婚式の衣裳は多くがレンタルであるといえるでしょう。

    手配方法別のタキシード費用相場

    新郎用タキシードの費用相場を手配方法別に見てみましょう。

    既製品を購入した12.2万円
    ーダーメイドを購入した14.0万円
    既製品をレンタルした12.8万円
    オーダーメイドをレンタルした22.8万円

    データ出展:ゼクシィ 結婚トレンド調査2019調べ

    既製品は購入もレンタルもさほど費用が変わらないため「購入の方がお得では?」と考える人もいるかもしれません。しかし、自分で手配した衣装を結婚式場に持ち込むと持ち込み料がかかるのが一般的。その点を考慮すると「結婚式場が提携するショップでレンタルする」という選択になるのだと考えられます。

    タキシードをレンタルするメリット

    タキシードをレンタルするには、持ち込み料の有無以外にも次のようなメリットがあります。

    • 購入するよりも基本的には安い
    • 靴やタイ、カフスなど小物もセットでレンタルできる
    • 結婚式前のサイズ直しは式場が行ってくれる
    • 着用後のクリーニングなど維持費がかからない
    • 結婚式後の保管に困らない

    購入するよりも手間がかからず利用しやすいため、レンタルを選ぶ人が多いようです。

    海外リゾ婚における新郎用タキシードのレンタル・購入割合と相場

    新郎

    BillionPhotos.com – stock.adobe.com

    海外リゾ婚では、79.8%のカップルがキリスト教式をあげています。

    キリスト教式79.8%
    人前式17.0%
    その他1.4%

    データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2019調べ

    アロハなど現地衣裳で結婚式に臨む人もいますが、多くの人がタキシードを着用しているでしょう。そこで、海外リゾ婚のタキシードについても見てみましょう。

    海外リゾ婚では65.6%がタキシードをレンタルしている

    海外リゾ婚の場合、タキシードを購入する人の割合が上がりますが、65.6%がタキシードをレンタルしています。

    国内で購入30.7%
    国内でレンタル14.2%
    国内で選んで現地でレンタル36.7%
    現地でレンタル14.7%
    その他1.4%

    データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2019調べ

    一口にレンタルといっても現地で手配するのか国内で手配して持ち込むのかなど、国内挙式よりも手配方法が複数。とはいえ、約8割の人は国内で手配したものを現地で着用しているようです。

    手配方法別のタキシード費用相場

    レンタルか購入か、国内手配か現地手配かによってタキシードにかかる費用は大きく異なります。手配方法別の費用相場は次のとおりです。

    国内で購入した場合17.9万円
    国内でレンタルした場合14.7万円
    現地でレンタルした場合10.3万円
    国内で選んで現地でレンタルした場合13.3万円

    データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2019調べ

    ちなみに、新婦衣裳の手配方法は「国内で購入」「国内で選んで現地でレンタル」が多く、手配方法別の費用相場は次のようになっています。

    国内で購入した場合34.0万円
    国内でレンタルした場合29.8万円
    現地でレンタルした場合26.4万円
    国内で選んで現地でレンタルした場合26.9万円

    データ出展:ゼクシィ 海外ウエディング調査2019調べ

    海外リゾ婚の予算を決める際は、新郎新婦の衣裳に35~50万円ほどかかると想定しておくと良いかもしれません。

    タキシードを購入するメリット

    タキシードを購入するメリットには次のようなものが挙げられます。

    • 一度購入すれば何度着用しても費用がかからない
    • デザインや素材にこだわって選ぶことができる
    • 自分にぴったりなサイズであつらえることができる
    • 必要無くなったら売ることができる
    • タキシードをスーツにリメイクすることもできる

    海外リゾ婚で、帰国後に国内パーティを行う人などは、レンタルよりも購入の方が衣裳にかかる費用をおさえられるでしょう。

    まとめ

    結婚式の新郎用タキシードはレンタルが主流

    結婚式で新郎が着用するタキシードは、国内結婚式・海外リゾ婚ともにレンタルが主流。相場は国内挙式では12.8万円、海外リゾ婚では10.3万円~14.7万円となっています。
     
    レンタルの方がタキシードにかかる費用は安い傾向がありますが、海外リゾ婚後に国内でお披露目パーティをするなど何度か着用機会がある場合は購入の方が費用をおさえられる可能性も。レンタル・購入それぞれのメリットを見比べ、自分たちにあった方法で結婚式の新郎用タキシードを手配しましょう。

    関連する式場

    関連する式場はありません

    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

    関連する記事