顔合わせ食事会で会話をスムーズに行う話題例とタブーについて

顔合わせはお互いの家族が初めて会うことが多い為、歓談時間に会話でどんな話題を振るのか、話すことやネタを準備し、両家が不快にならず和やかに会話を楽しめるように準備しておきましょう。顔合わせの場で会話の話題で適しているもの、話題としてはあげないほうがいいもの、配慮する点をまとめました。

この記事のINDEX

    顔合わせ食事会で望ましい話題例や会話のネタ

    顔合わせ食事会で会話

    両家家族に共通していて、誰でも話に参加でき、緊張感なく盛り上がれる話題を選ぶ配慮が大切です。誰でも気軽に会話に参加できる、気軽な話題を選びましょう。両家の楽しい話題や、明るい気持ちになれる話題を用意しておきましょう。

    天気、天候・気候の話

    誰でも相槌を打って簡単に話ができる天気の話題は、会話の切り出しに最適ですし、次の話題につなげることができます。
    例えば挨拶後に会話のきっかけにしましよう。いきなり盛り上がるような話題や話しあいたい本題から切り出す前に、両家の緊張をほぐすにも適した話題です。

    会話のきっかけづくりの話題例

    天気や気候の話題は「今年はとても暑いですね。こちらまでいらっしゃるのは大変だったでしょう」
    「雪が降ると聞いていましたが、いいお天気に恵まれましたね」
    といったふうに、話題の切り出しに使われます。

    天気の話から別の話題へのへ誘導

    天気・季節・気候の話題と関連した、家族の思い出や地元の話など、新たな話題につなげることができます。
    「こんな暑い日と言ったら、昔、やはりこんな暑い日に家族で海に行ったときに…(と思い出話につなげる)」
    「雪が降る季節には、私たちの地元の〇〇が美味しい季節でいま食べごろなんですよ(と地元の話につなげる)」

    家族の自己紹介

    家族の自己紹介自己紹介行うことで、両家の家族についての話題に振れやすくなり、会話がしやすくなります。顔合わせが始まったら、進行役の挨拶のあとはすぐに自己紹介をするのが望ましいです。

    事前にプロフィールを知らせておく

    顔合わせ食事会に参加する家族の簡単なプロフィールは、事前にパートナーからその家族に、お互い共有しておいてもらいましょう。自己紹介がスムーズになります。

    家族紹介時に挨拶と簡単な自己紹介をする

    家族の紹介の際に、家族それぞれが挨拶と簡単な自己紹介をしましょう。しおりなどで事前にプロフィール共有があると、その後の話題作りにも大いに効果的です。

    家族の話題や思い出話

    家族の話題はとても身近な話題で相手も興味をもちやすく、全員が盛り上がれる話題です。事前に両家家族のプロフィールを共有して、両家に共通する点や近い部分などをいくつか見つけておきましょう。

    家族構成

    家族構成が近いと会話が弾みやすくなります。兄弟構成や祖父母と同居など、似た環境だと、身近な「あるある話」で会話が盛り上がるきっかけに。

    婚約する二人や兄弟の思い出の話

    婚約する主役本人の親しか知らないエピソードや、兄弟の面白エピソードなど、顔合わせの時に披露してみましょう。似たような思い出が相手の家族にもあると、大いに盛り上がります。

    両家の両親の馴れ初め思い出話

    主役は二人ですが、顔合わせ食事会は両親に感謝する会でもあります。親同士のなれそめについや育ててもらったうえでの思い出や感謝についてのエピソードなどを披露すると、全員の気持ちが盛り上がりそうですね。

    地元の観光や名品などの話題

    顔合わせ食事会で会話

    両家の地元が遠方だったり観光地だった場合、それぞれの地元がどんな場所なのか話題になり、会話が弾みそうです。

    地元の観光地や名所

    顔合わせ食事会がどちらかの地元で行われる場合は、地元の観光地など紹介してあげると、顔合わせ後の楽しみ方が広がり、両家が打ち解けるきっかけにもなりそうです。

    地元のグルメや銘品

    地元のグルメや銘品、有名なお土産など、食や物にまつわる話題は誰もが楽しめる話題です。今後のお付き合いの上でご挨拶やお礼の際に、会話で興味を持ってもらった地元の名産品や食材を贈ることもできます。

    地元のお祭りや行事

    地元のお祭りや行事の紹介も話題作りになります。行事にちなんだ家族の思い出や、その時期に相手側の家族を招待したいなど、両家の交友のきっかけになりそうですね。

    顔合わせ前に事前に家族へ確認が必要な話題例

    顔合わせ食事会で話題にする前に、事前に家族間での意見のすり合わせや配慮必要な話題があります。

    仕事の話

    顔合わせ食事会で会話

    自分や家族の仕事の話については、今回同席する家族の仕事について、やんわりと事前に共有しておきましょう。同じ職種であったり、興味がある職種の場合には話題のきっかけにもなります。
    ただ、深く話すとプライベートな部分まで掘り下げてしまう恐れかあります。二人の結婚によって結びつきができるとはいえ、まだ初めて会った者同士です。適度な距離感が大切に。

    趣味の話

    お互いの家族の誰かが共通の趣味を持っていたり、前から興味がある分野だとすれば、お互いが仲良くなるきっかけになりますが、専門性が深くなると、つい熱くなり周囲がついていけないことも。全員が会話を楽しめるよう、話題に選ぶ場合は配慮しましょう。

    結婚のスケジュールや結婚式についての話

    結婚までのスケジュールや結婚式については、両家が費用負担についてどう考えているか、など、お互い確認したい部分が出てくるため、顔合わせ食事会で話題になることがあります。その際にその場で初めて深く話し合ってしまうと、両家の考え方の違いがあると揉める原因になりかねません。

    まず両家がどういう考えを持っているのか、事前にそれぞれの家庭で話し合い、それを二人がすり合わせをして相手家族がどう考えているのかを伝えておきましょう。顔合わせ食事会で話題になった際に、両家で確認を取るだけにするまで進めておくとスムーズです。
    以下の点については、事前に両家家族に確認をとって、相手の家族にも共有しておきましょう。

    ・正式な結婚までの今後の予定
    ・結婚式の計画や費用について
    ・結婚後の住居や仕事の予定 など

    顔合わせ食事会で気を付ける話題例

    お互いが譲らずに気分を害することが多くなる確率が高い話題などは、顔合わせの席では避けたい話題です。また、家族にとってあまり触れないほうがいい話題に関しては事前に確認をとりましょう。両家の家族はまだ知り合ったばかりなので、踏み込まずにお互いほどよい距離感を大切にしましょう。

    政治・宗教・スポーツなどの話題

    顔合わせ食事会で会話

    政治、宗教、スポーツは「友人の間でも避ける話題」と言われるています。政治や宗教はその人のイデオロギーに深くかかわっているため、気軽に話題にしないようにしましょう。お互いが同じ方向だったとしても、細部の考え方が違って互いに譲れなくなってしまうこともあります。スポーツチームに関しても同様ので、野球やサッカーとなどについて話題にあげるのは避けましょう。

    兄弟の仕事やプライベートの詳細

    相手側の家族に興味があると言っても、兄弟の仕事の詳細や年収、プライベートや結婚についてなど、家族に関してのプライベートの詳細についてまで深入りして話題にするのは避けましょう。

    病気・健康問題

    家族が何らかの持病や健康問題を抱えているとき、それについて触れるのはやめておきましょう。また、健康知識や身体にいいと思っていることを相手の家族に勧めるような話題もやめておきましょう。

    顔合わせ食事会の会話を楽しむマナーと注意点

    顔合わせ食事会で会話

    改まった席で会話をするときの話し方・聞き方

    顔合わせのように改まった席ではとにかく緊張するでしょうが、。話し方や聞き方でのマナーや注意点を知っておき、当日は意識して臨みましょう。

    話し方の注意点

    相手の目を見て話しましょう。相手にわかりやすい言葉、聞きやすい声のトーン、口調の速さを意識し、落ち着いて話すことが大切です。
    パートナーに対してはは呼び名や呼び捨ては避け、「〇〇さん」と名前で呼ぶようにしましょう。

    聞き方の注意点

    相手の話をしっかり聞くことが会話を弾ませるために大切です。ただ無言で話を聞くのではなく、タイミングよく頷いたり、聞いていることに適宜質問したりして、興味を持って聞いていることが相手に伝わるようにしましょう。

    食事会で会話を楽しむための席順

    両家の両親と自分たちだけの時は、基本的には新婦側が入り口に近い席に座ります。
    まず、父親が上座、次いで母親、そして入り口に近い末席にふたりが座るようにします。
    マナーを守るのは大切ですが、席順をめぐってもめるのは本末転倒。
    当日どのようにしたらよいか、両家の両親に事前に伝えておくとスムーズでしょう。

    顔合わせ食事会の会話をスムーズにする話題づくりの準備

    婚約する二人以外は、初めて顔を合わせることがほとんどです。そのため、顔合わせ食事会でどんな話題で会話を楽しむのか、事前にいくつかネタと内容を準備しておくと当日落ち着いて、スムーズに会話を続けることができます。無言になってしまった場合も想定し、いくつか話題を用意しておきましょう。

    両家家族のプロフィールを事前に共有

    会話のきっかけや話題のテーマになりそうな、当たり障りのない両家家族のプロフィールを、パートナを通して共有しておきましょう。思い出話や直近の家族の話題など、何か明るい話題やネタになりそうなものを伝えておきましょう。

    家族の話題でNGのものは共有

    両家家族の中で、あまり触れられたくない話題や深く聴いて欲しくない話題があれば、パートナーには伝えておきましょう。両家家族まで知らせる必要はありません。話の流れで話題に触れそうになった場合は、パートナーと協力して話題を変えるよう工夫しましょう。

    話題にしたいものは事前に両家家族の意見をまとめる

    両家家族が顔を合わせる場は頻繁にはありません。これを機に両家の意見を決めておきたい話題(例:結婚式の費用や今後の新居についてなど)があれば、事前に両家家族の意見をまとめておきましょう。

    しおりやアルバムなどを用意しておく

    家族の思い出を事前共有しようと思っても、ただ話すだけやメールやLINEで伝えるには限りがあります。そのため、共有したい家族の情報や話題にしたい内容をまとめたしおりやアルバムを作成するカップルも増えています。

    プログラムに記念品披露や記念撮影などイベントを盛り込む

    プログラム内に婚約記念品の披露の場や、家族全員での記念撮影を盛り込むことで、場が盛り上がり会話も弾むきっかけになりそうです。

    まとめ

    顔合わせの会話は話題作りを事前に準備する配慮と工夫を

    顔合わせ食事会では、初めて会う両家の家族がスムーズに会話を始められるように、幾つか話題を事前に用意しておくと安心です。どのような会話をするのか、きっかけづくりや盛り上がりそうなネタを用意しておきましょう。細かな配慮が伝われば、会話も盛り上がり親睦も深まる素敵な顔合わせになりますよ。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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