【ゲスト向け】結婚式が延期になった新郎新婦への返信と慰めの言葉・例文

日本にも新型コロナウイルスが蔓延するようになり、一人ひとりの生活が一変しました。この春結婚式を挙げる予定だった新郎新婦も例外ではなく、苦渋の決断で延期を決めたカップルも多いです。今回は新郎新婦から結婚式を延期する連絡が届いた場合、ゲストはどのような返信を行うとよいのかを解説します。文例や返信マナーも合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事のINDEX

    緊急事態宣言が全都道府県に発令された

    国会議事堂

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    4月7日に7都府県対象で発令

    日本では新型コロナウイルスの影響で、2020年4月7日(火)に総理大臣から緊急事態宣言が発令されました。対象となった地域は東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都道府県です。
     
    緊急事態宣言では、次の事項が要請・指示されます。

    • 「生活の維持に必要」な場合を除き、外出の自粛を要請
    • 学校、映画館などの休業要請・指示
    • イベント開催の制限や中止要請・指示

    緊急事態宣言により、不要不急の外出を自粛する動きとなりました。効力は5月6日(水)までと発表されましたが、5月2日時点では延長の可能性が高まっており、いつ解除するのかわかりません。

    4月16日には全国に拡大

    2020年4月7日に7都道府県に対して発令された緊急事態宣言ですが、4月16日(木)には効力が全国の都道府県に拡大されました。これにより、全国の知事が法律に基づき、住民に対して生活の維持に必要のない外出やイベントの自粛を要請しています。

    結婚式場も臨時休業を決めている

    日本政府や都道府県の動きを鑑みて、結婚式場を運営する会社も各店舗の臨時休業を決定しています。結婚式に関するオンライン相談は受け付けている状態ですが、緊急事態宣言が効力をもっている間は、実店舗をいつ再開するのか見通し立っていない状況です。

    結婚式を延期する新郎新婦も増えた

    生活の維持に必要な場合を除いた外出自粛が浸透している現在、予定していた結婚式を、やむを得ず延期する新郎新婦も増えています。心待ちにしていた結婚式を「ゲストの体が心配」という理由で、延期にする新郎新婦が多いです。

    新郎新婦が結婚式の延期を決めたときどうなる?

    悩むカップル

    terovesalainen – stock.adobe.com

    ゲストに延期の電話・メール・封書が届く

    新郎新婦が結婚式の延期を決定すると、電話・メール・封書にて延期を知らせる連絡が届きます。

    結婚式まで1週間をきっている

    本来なら紙媒体でお詫び状を送るのがマナーですが、結婚式まで時間がない場合は、ゲストに早めに連絡する必要があります。そのため、電話やメール(LINEなど)で連絡が届きます。

    結婚式まで時間がある

    お詫び状の作成や郵送まで時間がある場合は、封書で送るのがマナーです。ハガキではなく封書になる理由は、ほかの人が文面を見てしまうことが、ふさわしくないからです。

    主賓や仲人には直接連絡する

    基本的に主賓や仲人に対しては、直接お伺いして延期の旨を伝えるのがマナーです。しかし、コロナなどの感染症は他人と会うことがよくないとされているので、新郎新婦が電話・メール・封書など臨機応変に対応するでしょう。

    ゲストが慰めの言葉を返信するときの文例

    女友達

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    延期への返信や慰めの言葉:文例

    参加する予定だったゲストの立場では、延期の連絡に対して次の文例のように返信するとよいでしょう。

    〇〇さん
    大変な中、ご連絡ありがとうございます。
    世情の早期収束を祈念しつつ、おふたりの結婚式の開催が無事行われることを願っておりました。
     
    今回の結婚式の延期は、ゲストの身の安全や体調のことを考えての決断だと思っております。
    難しい決断だったと思いますが、おふたりのお心遣いに深く感謝します。
     
    少し先になってしまいますが、おふたりの結婚式が開催される日を楽しみにしながら待ちたいと思います。
     
    お日にちが決まりましたら、またご連絡いただけると幸いです。
    楽しみにしています。
    どうぞ、おふたりもご自愛ください。

    返信マナー1. お祝いする気持ちを添える

    結婚式を延期する決断をした新郎新婦への返信では、お祝いする気持ちを添えると、相手の気持ちを軽くすることができるでしょう。「難しい決断だった」「楽しみにしています」と伝えることで、新郎新婦の気持ちを汲み取り、慰めやお祝いの気持ちを伝えられます。
     
    しかし、「不安だった」「どうなるか心配だった」という表現は避けたほうがよいです。

    返信マナー2. 返信は早めに行う

    新郎新婦から結婚式を延期する連絡が届いたら、早めに返信を行いましょう。結婚式の出欠の意思に関しては12ヵ月前が期限となりますが、延期に対しての返信は期限などがありません。
     
    連絡が届いたらなるべく早めに慰めの言葉を送ってあげると、落ち込んでいる新郎新婦の気持ちを軽くすることができるでしょう。

    返信マナー3:返信方法はメールか手紙か

    電話連絡ならその場で慰めの言葉を伝えます。また、メールで延期の連絡が来たら、返信はメールでも構いません。しかし、封書で連絡が届いたら、手紙で返信したほうが良いでしょう。
     
    ただし現在は、不要不急の外出自粛によって物流が増え手紙や郵便物配送に遅れが生じています。封書で延期の連絡が届いた場合も、現状を鑑みて返信はメールでもよいです。
     
    お近くの郵便局や新郎新婦が住んでいる地域の郵便局の状況を見て判断してください。

    まとめ

    延期を決めた新郎新婦に慰めの言葉を送りましょう

    新郎新婦が結婚式の延期を決定すると、延期する旨の連絡が電話・メール・封書で届きます。メールや封書の場合は新郎新婦の落ち込む気持ちを慰めるためにもなるべく早めに返信しましょう。今回ご紹介した文例も参考にしながら、お祝いする気持ちを添えた返信を行なってください。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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