結婚祝いで喜ばれる商品券やギフトカード、カタログギフト、ギフトセットなどの贈り方のマナーと選び方。贈る人の立場によって注意、配慮するポイントは?

結婚祝いを現金以外の品物で贈りたいと考えた際、現在非常に人気のあるプレゼント「ギフト券(商品券)やギフトカード」「カタログギフト」「ギフトセット」。贈る人の性別や好みを問わず、実用的で喜ばれるといった大きなメリットがありますが、贈る相手や関係性によっては注意しなければならない点があります。また人気の品物だけに、現在ではさまざまな種類が発売されており、選び方にも配慮が必要です。結婚祝いの三大人気アイテムの贈り方、選び方マナーはこれを読めば完璧です!

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    結婚祝いに喜ばれるギフト券(商品券)やギフトカード、カタログギフト、ギフトセット

    結婚祝いに喜ばれるギフト券商品券やギフトカード、カタログギフト、ギフトセット

    iStoc / akinbostanci

    結婚祝いとして「実用的」と喜ばれる贈り物にギフト券(商品券)やギフトカードがあります。また、新郎新婦に向けて何を選んだら良いか分からない場合や体験を贈りたい場合には、贈られた側の選ぶ楽しみがあるカタログギフトの人気も急増しています。
    ただし、これらの贈り物には人気の反面、受け取った側の捉え方によっては失礼だと感じられてしまう恐れがある場合もあり、注意が必要です。
    また、贈り物を数種類の詰め合わせにしてバラエティ豊かに見せるギフトセットを贈る場合にも、贈り物の数や種類によっては注意して贈る必要があるものもあるのです。

    ギフト券(商品券)やギフトカードとは?結婚祝いで喜ばれる理由と贈り方マナー

    ギフト券商品券やギフトカードとは。結婚祝いで喜ばれる理由と贈り方マナー

    iStoc / CatLane

    結婚祝いの贈り物として「もらって嬉しい贈り物」のアンケートでは常に上位にランクインするギフト券(商品券)やギフトカード。贈る側も安心して贈ることができるため人気の贈り物ですが、贈る際にはいくつか注意したいマナーや、配慮したいポイント、贈り物としてふさわしい相場金額があります。

    ギフト券(商品券)やギフトカードとは?

    ギフト券(商品券)やギフトカードとは、提携しているショップの店頭やネットショッピングでのお支払いの際に、現金に代わって使うことができる金券のこと。ひと昔前はおおかた「商品券」と言われていて、お札のような紙のタイプが主でしたが、現在はカードタイプや電子チケットタイプ、チャージして使えるタイプなど、さまざまな形態のギフトカードが登場しています。また、利用できるシーンや状況も、非常に多岐に渡ります。
    ギフト券(商品券)やギフトカードは昔から「実用的なプレゼント」として、高い人気があります。ギフト券(商品券)やギフトカードを贈るメリットとして、次のような理由が挙げられます。

    贈る側が誰にでも安心して贈れる

    汎用性が広いギフト券(商品券)やギフトカードなら、相手の好みをほぼ問わないため、贈る側にとっても安心して贈ることができる、というメリットがあります。

    受け取った側の選択自由度がとても高い

    ギフト券(商品券)やギフトカードは基本的にお金と同じ役割のため、貰った側の選択肢の幅が広く、とても実用的な贈り物です。特に結婚では新生活準備のために不足しがちな費用を補うといった点でも役立ちます。

    かさばらず保管しやすい。贈られた側が使うタイミングを選べる

    ギフト券(商品券)やギフトカードは「薄く軽い」「かさばらない」ため、貰った側がどこにでも保管しやすく、有効期限が長いため、使いたいタイミングをいつでも選べる、という貰った革にとって大きなメリットがあります。

    現金を贈るよりも直接的ではない

    結婚祝いを合理的に考えるのであれば現金が最も喜ばれるのですが、現金では直接的すぎる、または相手が恐縮してしまうような場合があります。現金を贈られるより受け取った側が気を遣わないというメリットもあります。

    結婚祝いでギフト券(商品券)やギフトカードを贈るのは失礼?喜ばれる贈り方マナー

    以上のような理由から、結婚祝いとしてメリットが多く人気のギフト券(商品券)やギフトカード。しかし結婚祝いで「ギフト券(商品券)やギフトカードを贈るのは失礼」に当たるケースもあるのです。贈る前に、以下の点を確認してください。

    目上の方や年上の方に贈る際には失礼

    ギフト券(商品券)やギフトカードを贈る際に、目上の人や年上の方には贈るべきではないという考え方かあります。金券の贈り物は目上の者が目下に施しをする、と捉えられる場合があり、失礼だというものです。
    上司や年上の親族、お世話になっている目上の方との関係性で、礼儀や上下関係に気遣うようであれば、ギフト券(商品券)やギフトカードを贈ることは避けたほうが良いでしょう。目上年上の方には気心の知れた親密な方に贈るなど、関係性に注意しましょう。

    結婚祝いなのに金額が明確すぎる

    結婚祝いで現金以外、品物を贈る意味として「金額がすぐ分からないようにする」という配慮がありますが、ギフト券(商品券)やギフトカードは金額が明確な贈りのため、マナー的に失礼だと捉える人もいるます。相手が礼儀やマナーを重視する人の場合には、贈らないという選択肢もあります。また、お祝い総額をぼかしたい場合には、ギフトカード1万円分と他に品物5000円分を贈るなど、贈り物を2つ用意するなどの方法もあります。

    贈られた側の環境によっては不要の贈り物になってしまう

    ギフト券(商品券)やギフトカードは現金同様に金券として使用できることが魅力ですが、現在は幅広い種類があり、用途や使える場所が限定されるケースも多くなっています。
    ギフト券(商品券)やギフトカードなら何でも使えるから喜ばれる、というわけではなく、贈る相手の生活範囲や状況にあわせ、きちんと使用できる種類を選ぶ配慮が求められています。

    結婚祝いでギフト券(商品券)やギフトカードを贈る際の金額相場

    ギフト券(商品券)やギフトカードを結婚祝いとして贈る場合には、いくらが適切な相場金額なのでしょうか。ギフト券(商品券)やギフトカードは現金と同じ扱いであると考えられます。そのため、新郎新婦との関係性にあった適切な金額を贈りましょう。

    金額はきりのいい金額にする

    ギフト券(商品券)やギフトカードは品物ではありますが金券であり、金額については現金を贈る際と同様の考え方をします。
    ご祝儀を贈る際は1万円、2万円、3万円、5万円…と、きりのよい、縁起の良い金額(2と8以外の偶数は避ける、6と9は避けるなど)にして贈ることがマナーですが、ギフト券(商品券)やギフトカードを贈る際にも同様のマナーで金額を考えましょう。

    一般的なお祝い金額の目安相場は『1万円』

    一般的に、結婚祝いとして贈る際の金額相場は『1万円』になります。友人や同僚、知人など一般的な間柄であれば、1万円で問題はありません。
    商品券タイプの紙のギフト券を贈る際には、使用の際にお釣りがでないこともあります。そのため、5000円分×2枚、1000円分×10枚など、貰った側が使いやすい金種にして贈る配慮があると良いでしょう。

    新郎新婦との間柄や関係性の深さによっては2万円、3万円の選択も

    結婚祝いを贈る新郎新婦との関係性が通常の間柄より深い場合(甥や姪など親族)や、贈る相手が年下、目下である場合には、2万円、3万円といった選択肢も考えられます。ただし、一般的に1万円以上の金額を結婚祝いを贈る際には現金で贈ったほうがよいとする考え方が一般的のため、現金ほど直接的ではない、相手を恐縮させたくない場合などに選ぶと良いでしょう。
    また、職場やサークル、友人同士の連名や有志一同でお祝い金を集めて贈る際には、2万円~3万円のまとまった金額のギフト券(商品券)やギフトカードを贈るケースも多いようです。

    結婚祝いでギフト券(商品券)やギフトカードを贈る際には手紙やメッセージカードを

    結婚祝いとしてギフト券(商品券)やギフトカードを贈る際には、手紙やメッセージカードを必ず添えて贈りましょう。ギフト券(商品券)やギフトカードは人気の贈り物ですが、合理的である反面お祝いとしてはそっけないと感じられてしまう心配もあります。そのため、手渡しする場合にはお祝いの言葉を簡潔に書いたメッセージカードを添えて、郵送する際にはお祝いの言葉と直接手渡せないお詫びを記した手紙や送り状を添えて贈りましょう。

    結婚祝いに添えるメッセージカードの書き方マナーや例文について詳しくはこちらかをご覧ください。

    すぐ使える例文100選!結婚祝いのメッセージカードに添えるお祝いの言葉と書き方。友達、同僚、上司、先輩後輩、親戚、兄弟姉妹へ

    結婚祝いに添える手紙や送り状の書き方マナーや例文について詳しくはこちらをご覧ください。

    結婚祝いにはお祝いメッセージを書いた手紙や送り状を添えて贈ろう。例文と書き方マナー

    結婚祝いでギフト券(商品券)やギフトカードは配送で

    結婚祝いとしてギフト券(商品券)やギフトカードを、直接手渡しではなく配送する際には、現金書留を使用することはできません。郵便局のサービスを使用する場合には一般書留または簡易書留で手配します。または一般業者が運営する配送サービスを利用して贈ります。購入した場所で配送手配を依頼できることが多いため、そのまま依頼できます。ただし、手紙やメッセージカードを同封したい場合には、購入の際に店頭に持参して同封してもらうか、メッセージカードや手紙は別で郵送します。結婚祝いが届く前に、メッセージカードや手紙が先に届くように手配しましょう。

    商品券・プリペイドカード等の金券は現金書留で送らなければなりませんか?/郵便局

    結婚祝いで贈りたいおすすめのギフト券(商品券)やギフトカードの種類

    ギフト券(商品券)やギフトカードの種類やサービス内容は、贈り物としての人気度や便利さからその種類は多岐に渡っています。大きく分けて店頭で直接金券として支払いに使用するタイプと、インターネットショッピングで使用するタイプに分けられます。

    店頭などでの買物や飲食などに金券として使う場合

    実店舗で使う商品券は、商品券の額面に応じて現金と同じように使用が可能です。カード会社が発行しているものや、全国の百貨店が発行しているもの、お米や酒類などの特定のものに交換できるものなど多くの種類があります。使用される提携店舗が限られていることや、使用期限がある場合など含め、贈り方に配慮が必要ですが、贈る相手の好みや趣味にあったギフト券や、新婚の二人の特別な時間に使えるギフト券など、「贈る相手のことを考えて選んだ気持ちが込められる」タイプとも言えるでしょう。

    ・全国百貨店共通券
    ・信販系ギフト券
    ・ビール券
    ・旅行券
    ・食事券
    ・カフェチケット
    ・テーマパークギフト券

    インターネットサイトの通販で使用する場合

    Amazonギフト券や楽天ギフト券など、特定のインターネットサイトで使用できるものや、信販系のギフトカードではクレジットカードと同様の使い方ができるタイプのものもあり、そちらだと幅広いサイトでの利用が可能です。どの立場、どんな環境でも利用しやすいギフトカードと言えるため、結婚祝いだけでなくさまざまな用途の贈り物としてニーズは急増しています。

    カタログギフトとは?結婚祝いで喜ばれる人気ギフトと贈り方マナー

    カタログギフトとは。結婚祝いで喜ばれる人気ギフトと贈り方マナー

    iStoc / Kwangmoozaa

    カタログギフトというと、結婚した側が結婚式の引き出物としてゲストに贈ったり、結婚祝いのお返し(内祝い)として贈るイメージがありますが、「自分で好きな品物を選べる」というメリットから、結婚祝いとして贈るケースが急増し、現在ではとても人気の高い贈り物となっています。

    カタログギフトとは?

    贈り主が予算にあったカタログギフトを選び贈ると、そのカタログギフトを贈られた方が自分で好きな商品を選んで申し込みむことで、贈り物として商品が贈られた側に届くというサービスです。均一の予算内で、さまざまな招待客すべてにぴったりあった引き出物を選ぶのが難しいという新郎新婦の悩みを解決するために生み出され、1980年代後半からカタログギフトが広まりました。扱う商品数や価格の幅などが広がり、2000年に入った頃には、結婚式の「引出物」の定番となりました。現在では引き出物や内祝いだけでなく、結婚祝いを始め、快気祝い、父の日母の日、誕生日プレゼントなど、各シーンで選ばれる大人気の贈り物としての地位を確立しています。

    カタログギフトの贈り方と贈った後の流れと仕組み

    カタログギフトを結婚祝いの贈り物にする場合は、次のような流れで最終的に品物が贈った方に届くような仕組みになっています。

    結婚祝いを贈る側

    1. 新郎新婦の好みや年齢、生活環境などを考慮して、さまざまなメーカーが販売しているのカタログギフトの特徴や内容を検討
    2. 新郎新婦との間柄や関係性に合わせカタログギフトの予算金額を決定
    3. ウェブショップや店舗でカタログギフトを注文または購入
    4. カタログギフトを新郎新婦に手渡しで贈る、または配送(メーカーより直送)する

    結婚祝いをいただく側

    1.カタログギフトが届いたら、カタログの中から好きな商品を選ぶ
    2.申し込みハガキ・FAX・インターネット申し込みから、選んだ商品の発注をカタログメーカーへ申し込む
    3.後日商品が自宅に届く

    結婚祝いでカタログギフトが選ばれる理由とメリット

    カタログギフトが喜ばれるメリットとして、以下のような理由があります。

    失敗がない

    新郎新婦にとって不要な贈り物にならない、というのが一番大きなメリットです。結婚祝いを選ぶ際は、相手の好みが分からない場合や、好みを知っていても贈ったものがかぶってしまうおそれがありますが、カタログギフトから品物を選ぶことによって、もらった側がそういった状況を回避することができるのです。

    予算価格とジャンルが充実している

    現在ではお祝いとして適正なさまざまな価格帯のカタログギフトが用意されており、またカタログギフトのジャンル自体も非常に豊富であるため、どのジャンルを選ぶかによって、贈り主の個性やふたりへのお祝いの気持ちを伝えることもできます。

    相手が気にするタブーに触れない

    結婚祝いでは「縁起が悪いので送ってはいけない」タブーとされる品物があります。刃物や割れ物などはその代表的な品物ですが、現在では気にしない人も多く、誰がどのようにタブーを気にしているかを事前に判断するのは本当に難しいと言えます。その点、カタログギフトの贈り物であれば、新郎新婦が自分たちでタブーが気になる商品を避けて選ぶことができるので、安心して贈ることができるでしょう。

    結婚祝いをいただく側のメリット

    結婚祝いをいただく側のメリットとして、自分の好きな時間に、好きなものを選べるといった点が挙げられます。
    カタログ自体はそこまで大きなものでなくかさばらないため保管もできますし、有効期限があるものも長くとられているため、じっくり選んで必要なタイミングで商品を申し込むこともできます。現在でははがきやFAXでの申し込み以外に、多くのカタログギフトでインターネットでの申し込みが可能なため、申し込みの手間もあまりかかることはありません。

    結婚祝いでカタログギフトを贈るのは失礼?喜ばれる贈り方マナー

    カタログギフトはもともと結婚式の引き出物など、多数の人の多様な好みに合わせられるように考え出された贈り物という経緯があるため、個人から個人に贈ることは失礼だと感じる人もいるようです。贈る上で、注意する点をまとめました。

    カタログギフトを失礼だと感じる人もいる

    上記の通り、カタログギフトは結婚式の引き出物や内祝いとして贈るもの、というイメージをいまだ持っている人は少なくありません。贈り主の個性が感じられない、お祝いの気持ちが薄いと感じる人もいるようです。特に年上の方や礼儀やマナーを特に重んじる方の場合には、贈るのを避けた方が良い場合もあります。

    目上の方に生活ランクに合わないカタログギフトは失礼な場合も

    目上の人に贈る場合には、価格帯が低い場合生活ランクに合わなない商品しかなく、「欲しいものがない」という、相手にとっては失礼になってしまう事態も考えられます。
    そのため、目上の方、年上の方に贈る際には少し高めの予算設定で贈る配慮が必要なケースも出てくるでしょう。

    結婚祝いでカタログギフトを贈る際には手紙やメッセージカードを事前に送る

    結婚祝いでカタログギフト贈る際には、手紙やメッセージカードを必ず添えて贈りましょう。カタログギフトは人気の贈り物ではありますが、失敗なく合理的である反面、お祝いとしては贈り主の個性が感じられなかったり、そっけないと感じられてしまう心配もあります。そのため、手渡しする場合には、品物と一緒にお祝いの言葉を簡潔に書いたメッセージカードを添えて渡しましょう。
    郵送する際にはお祝いの言葉と直接手渡せないお詫びを記した手紙や送り状を添えるか、贈り物より先に手紙がとどくように手配しましょう。

    結婚祝いでカタログギフトを贈る際の金額相場

    結婚祝いを贈る際に関係性や状況を判断して、予算目安が1万円以下と判断した場合には、品物で贈った方がよいという考え方があります。そのため、結婚祝いのカタログギフトは、個人として贈る際の相場は1万円以下であり、目安として5000円程度で選ばれることが多いでしょう。ただし、新郎新婦との間柄や関係性の深さによっては、金額が上下します。また、職場や仲間内の有志一度として連名で贈る場合には、1万円以上、2万~3万円以上のカタログギフトを贈るケースも多く見られます。

    カタログギフトの予算と価格帯

    カタログギフトは現在、ちょっとした贈り物に便利な手軽なものだと2000円代の価格帯から探すことができます。また特に親しい人に祝福の気持ちを伝えたい場合にも活用できる5万円~10万円代の高額カタログギフトもあります。メーカーによって価格帯やコース数は異なり、500円刻みからはじまり幅広く設定されており、価格帯はかなり豊富な種類があるため、贈る相手との間柄や関係性の深さによって、相場の金額にぴったりなカタログギフトが見つけやすくなっています。
    カタログギフトは一般的に高い価格帯になるほど、商品の種類が充実し、魅力的なアイテムが多い傾向にあります。

    2000円以下

    新郎新婦との関係性が薄いもののお祝いを贈りたい場合や、一般的な相場金額のギフトでは、貰った側の新郎新婦が恐縮してしまうのでは、という場合の相場です。一般的にはお返し不要の金額であり、貰った側にお返しなどで煩わせない金額目安になります。カタログギフトの内容も、日常雑貨や消耗品を中心に「すぐに使える嬉しいアイテム」が充実しています。

    3000円~5000円程度

    個人として結婚祝いで品物を贈る際の、一般的な関係性の場合の、結婚祝いの相場金額の目安です。友達、知人、同僚、上司、先輩後輩…など、幅広い関係性で、贈られる側も気兼ねなく受け取ることができる金額と言えるでしょう。
    贈り物としては一般的な相場の金額のため、適切な価格帯でさまざまな種類のカタログギフトが用意されています。

    7000円~1万円円程度

    品物を贈る際の予算金額としては目安より高めの金額です。間柄としては、特に仲の良い友達やどう利用、直属で親しくしている上司から部下へ贈る場合、または部下から上司へなど、他の関係性と比べても親しいと考えられる間柄の場合にはこちらの金額が目安になつています。
    カタログギフトも、ワンランク上のブランドのものや、一通りのものがそろっているツールセットなどが選べるため、親しい間柄ならではの、相手の好みやいま欲しいものを情報収集して、じっくり選ぶと良いでしょう。

    2万円~3万円以上

    結婚祝いを品物で贈る際、金額が大きくなると新郎新婦がお返しについて悩むことも考えられるため、親しい親族や、職場の有志一同など連名で贈る際の予算相場の目安金額です。
    誰もが知っている有名ブランドカタログやオーダーメイドギフトカタログ、魅惑の体験ができるカタログなど、普段気軽には選べないアイテムが多数掲載されているため、記念の贈り物になるでしょう。

    結婚祝いにおすすめのカタログギフトは?カタログギフトの種類と内容

    カタログギフトは現在では食器・衣料品・グルメ・雑貨など、非常に幅広いジャンルのアイテムを掲載して取り扱っています。カタログギフトの中には、ひとつのジャンルに特化したタイプ、旅行やアクティビティなど「体験型」のカタログギフト、頂いた側がオーダーメイドで発注できるカタログギフトなどもあり、カタログギフト自体の形態も多様化しています。

    総合カタログギフト

    豊富な商品点数と多彩なカテゴリーやジャンルのの商品が掲載された、性別や世代を問わずどなたにも喜ばれるカタログギフトです。一般的に「カタログギフト」というと、こちらを想像する人が多いでしょう。
    ファッション・インテリア・キッチン用品・グルメ・スイーツ・キッズ&ベビーなど、贈り物の定番のアイテムが、多種多様に掲載されています。

    ブランドカタログギフト

    人気アパレルやインテリア、キッチンツールなどブランドの商品を、数ある種類の中から贈り物として選んで受け取ることができるカタログギフトです。新郎新婦の好きなブランドを知っている場合や、こだわりのある方に贈る際には最適です。

    体験型カタログギフト

    旅行や食事、アクティビティ、ワークショップなど「体験」を通じての楽しい特別な時間を贈るカタログギフトです。
    旅行、温泉・宿泊・レストラン・クルージング・ゴルフ・乗馬・スポーツ・フィットネス・エステ・スパ・ネイル・習い事など、様々な体験の中から選ぶことができます。

    グルメカタログギフト・スイーツカタログギフト

    グルメ・スイーツなどの食品のみが掲載されているカタログギフト。
    有名店の人気商品や、日頃味わえない贅沢な逸品など、食べることが大好きな方に喜ばれるカタログギフトです。

    オーダーメイドカタログギフト

    シャツ、スーツ、ネクタイ、靴、時計などを自分好みにオーダーメイドで作れるカタログギフト。チケットと冊子が入っており、事前にどのようなものがオーダーできるのかを確認した後、最寄りにある指定店に赴き、実際の素材を確認して選び、サイズ採寸を行って、世界にひとつだけ、自分だけのアイテムをオーダーメイドで作ることができます。

    装丁が活用できるカタログギフト

    カタログギフトが入ったボックスや装丁自体が「贈り物」として、活用できるものになっているカタログギフトです。カタログを抜いた後は、フォトスタンド、小物入れ、ジュエリーボックス、アルバム、手帳などに活用できる、思い出として残る商品仕様になっています。

    ギフトセットとは?結婚祝いで喜ばれる理由と贈る際に配慮するポイント

    ギフトセットとは。結婚祝いで喜ばれる理由と贈る際に配慮するポイント

    iStoc / fcafotodigital

    お祝いごとの贈り物に便利なギフトセットは、百貨店や通販などで必ず用意があり、予算に合わせての価格帯も豊富にそろっています。また、お祝いの形態に合わせて自分で合わせて種類を選んで詰めあわせてオリジナルのギフトセットを選ぶことも可能です。

    ギフトセットとは

    ギフトセットとはその名の通り、2つ以上を組み合わせてパッケージされたプレゼントです。メインのプレゼントにサブのプレゼントを添えて、セットにしても良いですよね。
    1つだと寂しい小物のプレゼントでも、いくつか組み合わせれば華やかなプレゼントになるのが嬉しいポイントです。メイン1つのプレゼントも良いですが、1つよりも2つ以上の方が満足度がジャンプアップしそうな場合は、ギフトセットにすることをおすすめします。

    結婚祝いでギフトセットを贈る際の金額相場

    結婚祝いを贈る際に関係性や状況を判断して、予算目安が1万円以下と判断した場合には、品物で贈った方がよいという考え方があります。そのため、結婚祝いのギフトセットは、個人として贈る際の相場は1万円以下であり、目安として5000円程度で選ばれることが多いでしょう。ただし、新郎新婦との間柄や関係性の深さによっては、金額が上下します。また、職場や仲間内の有志一度として連名で贈る場合には、1万円以上、2万~3万円のギフトセットを贈るケースも多く見られます。

    2000円以下

    新郎新婦との関係性が薄いもののお祝いを贈りたい場合や、一般的な相場金額のギフトでは、貰った側の新郎新婦が恐縮してしまうのでは、という場合の相場です。一般的にはお返し不要の金額であり、貰った側にお返しなどで煩わせない金額目安になります。
    お菓子の詰め合わせやちょっとしたバスグッズの詰め合わせなどのギフトセットが選べる金額です。

    3000円~5000円程度

    個人として結婚祝いで品物を贈る際の、一般的な関係性の場合の、結婚祝いの相場金額の目安です。友達、知人、同僚、上司、先輩後輩…など、幅広い関係性で、贈られる側も気兼ねなく受け取ることができる金額と言えるでしょう。
    さまざまな種類のギフトセットが用意されており、おしゃれなギフトセットや定番の内容の贈り物が詰め合わせになったギフトセットは、ほぼ購入することができます。

    7000円~1万円円程度

    品物を贈る際の予算金額としては目安より高めの金額です。間柄としては、特に仲の良い友達やどう利用、直属で親しくしている上司から部下へ贈る場合、または部下から上司へなど、他の関係性と比べても親しいと考えられる間柄の場合にはこちらの金額が目安になつています。
    ギフトセットも、ワンランク上のブランドのものや、一通りのものがそろっているツールセットなどが選べるため、親しい間柄ならではの、相手の好みやいま欲しいものを情報収集して、じっくり選ぶと良いでしょう。

    2万円~3万円程度

    結婚祝いを品物で贈る際、金額が大きくなると新郎新婦がお返しについて悩むことも考えられるため、親しい親族や、職場の有志一同など連名で贈る際の予算相場の目安金額です。

    結婚祝いでギフトセットを贈る際に注意したい品物の「数」と「縁起」

    不吉な数字を連想させるセット商品

    結婚祝いで贈り物をする際は、数字には配慮するマナーです。ギフトセットを選ぶ際、食器セットやタオルセットなど、セット商品を贈る場合には、不吉な数字を連想させるものはNGとされています。
    基本的にはは割り切れる偶数は避けたほうが良いとされ、凶数と呼ばれる「4」は“死”を連想させるので、もっとも不吉とされています。また、「6」も避けたほうが良いでょう。
    これに対して、“割り切れない”奇数は吉数とされていますが、一部例外もあり、“苦”をイメージさせる「9」は奇数でもお祝い事には使ってはいけない凶数とされています。
    しかし、偶数ですが「8」は“末広がり”なので吉数。さらに、「2」は“1ペア”、「12」は「1ダース」と数えて吉数と見なし、贈ってOKの数字とされています。

    刃物、(包丁、ナイフ、はさみ)

    日本では古くから「割れる」「切れる」「別れる」を連想させる品物は結婚祝いでは贈ってはいけないとされており、特に刃物は「縁が切れる」と言われ、結婚祝いのタブーとして派代表的な品物です。ただし近年では『運を切り開く』と解釈する向きもあり、新郎新婦が特に欲しいと望んでいれば、贈り物として選ぶケースも増えてきました。ですが、結婚祝いのタブーとしては代表的な品物であるため、本人の確実な希望が分からない場合には避けた方がよい品物です。

    割れ物(陶器、ガラス器、手鏡、鏡台)

    日常的に割れたり欠けたりするものも、結婚祝いとしては不吉とされてきました。特に鏡は割れた鏡を一片ずつ持って夫婦が離別するということわざから「破鏡=離婚」も意味するため、基本的には避けるべき贈り物とされています。ドレッサーなどは、嫁入り道具として身内から贈った方がよい品物であり、鏡も刃物同様、新郎新婦が確実に欲しいものでなければ避けたほうが良いでしょう。
    一方で食器やグラスなどは『慶びを分かち合う』と解釈し、現在ではそれほど気にしない傾向で、食器やグラス類は結婚祝いの定番でもあります。ただし、個数や枚数には注意して選びましょう。

    ハンカチ

    ハンカチを漢字で表すと「手巾(てぎれ)」で、手切れから縁を切るという意味になり贈り物にすることは「もう会いたくない」という解釈になるとされています。また悲しい際に涙を拭う品物であることから、慶事の贈り物にはふさわしくないとされてきました。
    現在では2人でお揃いの名入れ刺繍のハンカチをお祝いで贈るなど、お祝いの品物として認知も広がっており抵抗感を持つ人は少なくなっていますが、真っ白なハンカチは故人にかけるものとして死を連想させるため、避けましょう。

    日本茶(緑茶)

    日本茶、特に緑茶はお葬式や法事など弔事で弔問客に出すもの、またお香典のお返しとして選ばれる品物であることから、慶事以外の贈り物としても、全般的に縁起が悪いという考え方がありました。ですが、中国ではお茶の木は「植え替えができない」「根づく」ということから不老長寿のもととされたことや、九州地方では結納品にはつきものの品物であるなど良いイメージが浸透しつつあります。また各地のお茶ブランドも慶事の贈り物にぴったりなお茶の銘柄やセットを用意しているため、現在ではよほど縁起を気にする方でなければ贈っても問題ないと見る向きもあります。

    消えもの(消耗品)

    お菓子などの食品やバスグッズ、洗剤などの消えものは、贈り物の定番という考え方が現在では定着していますが、「使うとなくなる=すぐに消えてなくなる」ということから、結婚祝いには縁起が悪いと見る向きもあります。特に縁起を気にするような人であれば、避けた方が無難です。

    花(生花、プリザーブドフラワー)

    花の贈り物は
    ・結婚に縁起の悪い花言葉がある花も多い
    ・贈る相手にアレルギーがある場合がある
    ・贈る花の本数まで注意する必要がある
    などの理由から、結婚祝いとしてはあまりおすすめできない贈り物です。逆に、これらの点をすべてクリアして贈る場合には、問題はありません。また、サムシングブルーを意識した青色の花を贈るのも喜ばれるでしょう。

    ベビー用品

    昔は気の早い贈り物としてほほえましいと見る向きもありましたが、現在では「結婚=子ども」と考える夫婦ばかりではなく、非常にナイーヴな面を孕んでいるため、避けるべきお祝いです。また、マタニティ婚の場合も出産前のお祝いには避けた方が良いでしょう。お子さまと一緒のファミリーウェディングなどの場合には、問題はありません。

    まとめ

    結婚祝いの人気ギフトを選ぶ際には関係性や贈り方に特に注意を払おう

    結婚祝いで「ギフト券(商品券)やギフトカード」「カタログギフト」は、贈られた相手が自分で好みのものを選べる自由度が高く、非常に実用的で合理的な人気ギフトですが、相手との関係性や立場によっては失礼にあたる可能性もあり、注意が必要です。ギフトセットもさまざまな種類がある分、数や縁起など細やかに配慮しましょう。どのギフトも「贈った相手に喜んでもらえる」というのが大きなメリットですが、細かな部分を配慮することでお祝いの気持ちが相手にさらに深く伝わるはずです。

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    この記事のライター

    結婚式準備.com編集部

    結婚式準備.com編集部です。結婚式の準備で悩むプレ花嫁を応援する記事を書いていきます。

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