cocohaさん(当時20代)の『私は本当にともだち?悲しい結婚式の思い出』体験
cocohaさんに聞きました。『わたしお祝い金回収のためだけに呼ばれたんだ…』
【cocohaさん】
私が結婚して引越してからは、疎遠になっていましたが…
幼なじみが結婚するということで式と披露宴にお呼ばれされました。
私は式の最中に、新婦の友人がお腹を頻繁に触ること、ドレスを着ているのにやけに低いヒールを履いてることに気付き、同じテーブルにいた他の友人に「彼女、もしかしておめでたかな?」と聞いてみました。
でもその場では3人の友人は、
「いや~?そんなことないんじゃないかなぁ~ねぇ~?」と目配せするような感じです。
誰もが言葉を濁すような言い方で、なんだか釈然としないものを感じたのです。
その他にも、結婚式のお見送りの際に新婦から新婦から心無い言葉をかけられるなど、腑に落ちないことが色々あり、友達と思っていたのは私だけなのかもしれないと落ち込みました。
その場では誰からも明確な答えをもらえませんでしたが、式から半年後、LINEに赤ちゃんの画像つきで「赤ちゃんが産まれました」と出産報告が一方的に送られてきたのです。
産まれました報告するくらいなら、なぜ私には妊娠の報告がなかったのか?
仲良し5人組のはずが、私だけ新婦が妊娠してることを知らされておらず、結婚式はご祝儀回収、今度は出産祝いを持ってこいって意味なのかと勘ぐってしまいました。
「なんだか私、本当にお祝い金回収のためだけに呼ばれたんだな…」と悟ってから、今は連絡を絶っています。
【結婚式の悲しい思い出】結婚式準備.com読者の「聞いてくれ!私の残念な体験」
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結婚式の出席を決める時には、きっと誰もが「大切なひとの結婚を心からお祝いしたい」というハッピーな気持ちのはず。ところが、そんなお祝いの気持ちを台無しにするような、悲しい体験をした、という声もちらほら…。
結婚式準備.com編集部が「結婚式出席で体験した残念な思い出」について、読者の皆様からの切ない声を集めてお届けします。
私だけひとりぼっち…テーブルに誰も知っている人がいない!?
高校時代の友人の結婚式に招待され、高校の時の仲良しグループ全員が招待されました。
ちょっとした同窓会のような楽しみもあり、当日は思い切りおしゃれをしてワクワクしながら披露宴の受付をすませ、席次表を受け取ると…。
グループの中で、私だけ別のテーブルに席が用意されているのです!思わず席次表を3回見返してしまいました。
しかも、私のテーブルだけ新婦との関係が全員バラバラ。ようするに、席次であぶれてしまったひとたちの寄せ集めだったのです。
イベントごとに盛り上がる隣の同級生グループのテーブルを横目に、私のテーブルはあまりに立場も年齢も違いすぎ、共通の話題もなく、完全に盛り下がってしまいました。
なぜ、こんな席次に?!
後日、新婦に聞いてみたところ、「あなたなら人見知りしないから、大丈夫かなとおもって」と悪びれもせず言われ、返す言葉もなかったです。
私の結婚式のときは、彼女にも同じ席次を体験してもらおうかな?
(20代・女性・会計士)
迫りくる台風のなか「絶対に出席してね」って…結婚式と私のどっちが大事?
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アパレル販売の仕事についてから、土日祝日は100%仕事…5年間土日のお休みをもらうことはほとんどありません。そんな中、遠方に住む大学時代の大親友の結婚式に出席してほしいと言われ、仕事を休みたいと半年前から上司に伝え、金曜と土曜で連休をとることにしたのです。
金曜夕方に早退後、現地に前乗りして宿泊し、土曜の結婚式に出席し、二次会は出ずにそのまま飛行機で帰り、日曜日は朝から仕事に戻る慌ただしい計画でした。
というのも、彼女の挙式日は顧客フェア期間とかぶっており、年間でも有数の繁忙期。休暇をとるのはとても難しく、シフトにできるだけ穴を開けないよう、調整しての参加だったのです。
ところが、挙式前から台風が接近。挙式当日に挙式会場のある地域は暴風域に巻き込まれる、フライトも怪しくなってきたのです。新幹線に変更しても、ほぼまる一日を移動時間で費やすため、日曜に戻るのは難しくなります。下手をすると、途中で新幹線が止まってしまう恐れも。
「状況的に出席するのは難しい」と連絡しようとTELしたところ、電話に出た新婦に開口一番「台風だけど、絶対にきてくれるよね!?」と強い口調で言われ、言葉を失いました。私の仕事の状況を良く知っているはずなのに…ウェディングハイだったのかな…。
再度上司と相談の上、日曜日を午後からの出勤にするという保険をかけ、暴風雨のなか結婚式には出席しました。予想より早く台風が過ぎたため、帰りのフライトも大丈夫でした。
ただ親友とは、挙式後に何となく疎遠になってしまいました。
(20代・女性・アパレル業)
突然誘われた結婚式二次会の会費が高額すぎる!…私は欠員の穴埋め?
結婚式披露宴が終わり、最後のお見送りで新婦と言葉を交わそうとしたところ、突然「披露宴で全然話せなかったから、このあと二次会に出席できないかな?」と頼まれました。
もともと二次会は仕事関係者や同僚などを集めてのパーティということで、中学時代の同級生である私は招待されていなかったのです。私も久しぶりに会った新婦ともう少し話したかったので、うれしく思い二次会出席を承諾しました。
ところが、二次会の会場に行ってみると、なんと会費は1人12,000円!…自分がいままで出席した二次会で、もっとも高額な会費に。
どんなすごいパーティなんだろうと内容をみてみると、料理も飲物も普通のレストランのビュッフェといった感じ。ゲームの景品もいかにも二次会業者のセットで用意したありふれたもので、数も少なめ。要するに、単なる普通の二次会でした。
後で他の知り合いに聞いてみると、二次会会費が高額すぎてドタキャンが続出し、費用は完全に赤字だったそう…。私は欠員の穴埋めに招待されたんだな~と気づいてから、彼女とは連絡をとっていません。
(30代・女性・事務職)
立食ビュッフェと引き出物なしのプチギフトのみ…これでご祝儀3万円!?
仕事関係者の結婚式に招待されたのですが、指定の会場を調べてみるとパーティスペースのような場所だったので、「?」と思いました。でも、招待状には会費制のお知らせもないし、「平服で」といったカジュアルドレスコード指定もなし。
普通に相場のご祝儀を包み、フォーマルなドレスを着て当日は美容院でメイクとヘアセットをしてもらい会場へ。他の方たちも、ほとんどがきちんとフォーマルな装いで出席していました。
ところが…やはり会場は、簡易なパーティスペース。申し訳程度の高砂があり、食事はホテルのビュッフェのような立食スタイル。でも出席者の数と比べ、椅子もテーブルも圧倒的に足りて足りておらず、高いヒールを履いてきてしまった私は、じんじんする足の痛みに「疑問に思った段階で、もっと突っ込んで結婚式の内容を事前に聞けば良かった…」と、本当に後悔しました。
ちなみに、その結婚式には引き出物はなし。最後に花嫁が手作りしたというひと口大カップケーキのプチギフトがお土産でした。
(30代・女性・コンサルタント)
ゲストが多すぎ&内輪で盛り上がり過ぎ…で、なんで俺たち呼ばれたの?
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大学時代のサークルで仲が良かった友人が結婚するので、サークルグループ8人程度が招待されました。友人である新郎はノリがよく、顔も広いため、ゲスト数は大勢になるだろう、もし呼ばれても二次会からかな~…なんて思っていたのです。ところが、挙式は家族のみでおこなうため、披露宴から来てほしい、と。
いざ披露宴にいくと…なんとゲスト数は150人以上!都内の結婚式では、なかなかお目にかかれないゲスト数に呆然としました。新郎の会社の同僚たちのノリが良すぎて、歓談時間も新郎新婦を取り囲んで離れず、結局自分たちのグループは新郎新婦とひとことも話せずに披露宴が終了しました。
お見送りも大行列ができてしまい、二次会の時間が押してしまうとのことで、新郎新婦とのハイタッチのみ。
「で、俺たちって今日はなんのために来たんだっけ?」…まあ懐かしい友人にも会えたし、と思うことにしています。
(30代・男性・製造業)
知り合いの域の友人から無料ウェルカムボード制作依頼!?…一応プロなのに
一応プロとして、イラストで生計をたてています。ある日「学生時代の知り合い」ぐらいの仲だと思っていた同級生から、突然結婚式の招待の連絡が…。「私のこと、仲良しだと思ってくれていたのかな」と、申し訳なくも嬉しくも感じ、出席で返事をしました。
ところが、挙式日が近づいてきたころ、「私の結婚祝いとしてウェルカムボードを描いてほしい」という依頼が。
まがりなりにもプロのイラストレーターなのですが…新婦からは「結婚祝いとして」という一方的なスタンスで、特に依頼料の提示やお礼の話もありませんでした。
お祝い事だから、と気を取り直してウェルカムボートを制作し納品すると、本人からは絶賛の言葉をいただきました。
が、やはり謝礼はなし。
当日はもちろん、私もご祝儀を包んでお渡ししました。そして結婚式以降、彼女からの連絡はありません。
(30代・女性・イラストレーター)
あなたの結婚式体験が漫画に!体験談募集
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体験談を漫画化してくれた『グラハム子さん』とは
グラハム子さんは現在、恥ずかしがり屋な息子さん、破天荒な娘さん、クレイジーな夫のトシさんとの4人家族。グラハム子家にはそのほかにも、猫と亀、ハムスター、ウーパールーパーという楽しい相棒がいます。楽しい日常備忘録を育児漫画やエッセイ漫画として、InstagramやさまざまなWEBサイトで連載中です。グラハム子さんの活動をぜひチェックしてみてくださいね。
【お知らせ】グラハム子さん著書『美淑女戦隊 オバサンジャー 困った姑・夫を浄化する!?』発売中
敵は孫催促婆にモラハラ男――!? 正義の味方は三人のおばさん?
五十嵐みどりは、好きなアニメのフィギュアを集めるのが趣味な、ごく普通の兼業主婦。
ある日、みどりが仕事を終えて家に帰ると、姑が連絡もなく、家に遊びに来ていた。
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オバパープルとオバピンクに導かれ、みどりはオバグリーンに覚醒して、自身の姑である「子産め婆」や「アレルギーは気のせい婆」など、次々と現われる強敵に立ち向かう。
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