テーマ1 withコロナ時代「いまだから」体験できた結婚式の思い出エピソード
新型コロナウィルス感染症に伴い、私たちの生活はさまざまな面で制限が課されています。
その最たる制限は『ひととの接触』…人類の歴史の中で、ひとはひととの繋がりを確かめあうことで、大きな幸せやドラマを感じ、思い出を作ってきました。
結婚式もその渦中に巻き込まれ、いま結婚を考えている方の中には「自分が思っていたような結婚式が挙げられない」と落ち込んでしまう方も多いでしょう。
しかし、同時に結婚式は、コロナ禍を「今だから味わえる体験」とポジティブに捉え、素敵な思い出を作れる場でもあるのです。
【エピソード1】かめきちさん・30代
先日、リモート結婚式に参列してきました。
始まる前はリモートどんな感じなんだろう…と不安もありましたが、いざ始まってみると、とても楽しかったです。
画面には会場の様子と、私以外のリモート参列者の画面が見えました。ずっと見てるだけかなと思ったら、会場からも話しかけてくれて、お話ができました。リモート参加の方がスピーチもしていました。
これなら今の状況でも、距離が遠くても、いろいろな事情で会場には行けないけど参加したいという人が参加できて、とても良いなと感じました。
これからの新しい結婚式の形だと思います。
またリラックスして参加できるのも嬉しいポイント。私は上は綺麗めな服&化粧バッチリでしたが、下はジーパンでした(笑)
ちなみに今回私が参列した披露宴は、リモートの場合ご祝儀&引き出物はナシでした。
【エピソード2】あやのさん・30代
コロナ禍で結婚式をしました!
1度結婚式を延期しうえに、職場からは結婚式を縮小しろと要請…元々友人のみのこじんまりとした式でしたが、職場の仲良い友達も、こちらから泣く泣くお断りしました。。
チャペルでの挙式が終わった後、退場でドアを開けたら…。
職場の仲の良い友達の数人が、花束を持ってそこに駆けつけてくれました!!
「結婚式参列はダメだけど、お祝いを渡すのはいいよね」と言って職場のメンバー全員からのお祝いコメント付きアルバムも作って、プレゼントしてくれました。
感動して感動して、涙が止まりませんでした。
テーマ2「結婚式する?しない?」「する!」側「しない!」側を選んだエピソード
結婚式は「絶対にするもの」という強い価値観から多様性のある考え方やスタイルが尊重される時代になりました。さらにコロナ禍によって、現代のカップルは「結婚式をいまするべき?しないべき?」「そもそも、結婚式をする意味って?」と、原点をから考える必要に迫られています。
結婚式をするかしないか、悩んだうえで出した結論はひとそれぞれ。
結婚式をする、しないを自由に選べる時代だからこそ、その中で見出した「結婚&結婚式の意味」は、どちらを選んだとしても、ふたりがこれからの人生をともに歩むための意味ある出発点になるはずです。
【エピソード3】おにぎりさん・20代
入籍は済ませたものの、夫とは「結婚式をするかしないか」で意見が合いませんでした。
したい派の私としたくない派の夫…ずっと平行線で、その話になると喧嘩ばかりに。
私もヘトヘトになってしまい、職場のオシドリ夫婦といわれている大先輩にこのことを相談してみました。
すると大先輩からのアドバイスは
『結婚すると、自分の第1希望が通り辛くなるのは当たり前。たとえ第2、第3になってしまったとしても、その状況を最大限楽しめるようになること。それが幸せな結婚生活を続けるコツだよ』
それを聞き私も、そうか、不満ばかりじゃダメなんだ、どんな状況でも楽しめる人になろう!と思えました。
今はもう結婚10年目ですが、未だにその先輩のアドバイスは胸に響いています。
ちなみに結婚式は親族のみのささやかな挙式となりました。私の第一希望(派手婚)とは違いましたが、楽しむことができました。
テーマ3 結婚式や結婚式準備で認識違いにもやもやした体験のエピソード
結婚式はふたりの出発の場であると同時に、多くのひと、多くのモノ、大きなお金がふたりのために動く場でもあります。
また、結婚式のお祝いや儀式はすべて昔から受け継がれてきた「意味があるもの」でしたが、その意味が現代では、人によって解釈が違っていたり、現代の感性には合わないため、新郎新婦側、ゲスト側の双方がモヤモヤしてしまうケースも…。
結婚式をめぐるひと、もの、お金をめぐって、もやもやしたエピソードをご紹介します。
【エピソード4】ゴリ田デザインさん・40代
夫の友人が経験した結婚式でのエピソードです。
結婚式を挙げることになり、新郎は事前に「招待しても大丈夫?」とある友人に確認し了承を得た上で、招待状を送り、出席の連絡をいただききました。
ところがしばらくして、その友人から
「ご祝儀、分割でもいい?」と言われたそう。
ええっっ?!と衝撃を受けたものの、仕方ないかと思い新郎は「いいですよ」と返事をしたそうです。
その後、何度か夫婦揃って会ったそうですが、彼から一度も頂く事はなかったとのこと。
テーマ4 家族の絆とは?結婚式の時の実親、義親とのエピソード
コロナ禍で結婚式には「本当に呼びたい人だけを招待する」という少人数化が進んでおり、結婚式は家族のみ、親族のみでおこなうという方が急増しています。そんな中、結婚式に存在感を増してくるのが『両家の親』。
結婚式の原点とは「家族の繋がりと絆」を深め、確かめあう場とも言えますが、親子の関係によっては、結婚や結婚式でより深刻な問題に直面するケースも。
しかしそれは、未来に必ず直面する問題でもあり、結婚を機に乗り切って、夫婦の絆がより深まったりもするようです。
【エピソード5】どんぺいさん・20代
私の両親は所謂毒親で、結婚が決まってから数々の邪魔をされてきました。
玄関で「こんな娘と結婚したら後悔するぞ」と暴言を吐く父に、いつもは口下手な彼がはっきりと力強い声で「俺はいいと思っています」と言ってくれました。
私は自分の存在がうまれて初めて他人から認められた気がして思わず号泣。「生きてて良かった」と初めて思いました。
その後も何度か結婚まで揉めたのですが、彼が「俺が話つける」と、私を両親から守ってくれ、力技で彼が両親をねじ伏せることができ、無事結婚できました。
テーマ5 結婚式だから小さな出来事も色褪せない思い出に!ほっこりエピソード
今まで、グラハム子さんの素敵な挿絵で皆様にお伝えしてきた『みんなの結婚物語』。悲喜こもごも、大なり小なり、さまざまなエピソードお伝えしてきました。
日常生活では見落としてしまいそうな小さなエピソードでも、結婚式での出来事はキラキラと輝くのは何故でしょうか。
きっとふたりの出発点だからこそ、ふとしたときや人生で苦しい時、何度思い返してもクスッと笑って元気が出る、素敵な思い出になるのです。
エピソード6 燐さん・20代
挙式では結婚を誓い合うサインをする紙があり、挙式日の年月日と名前を書きます。
旦那が先に書く手順なので、旦那が書き始めたのですが、途中でピタッと手が止まり、顔を背けました。
「どうしたの…??」と思ってちらりと紙をみたら、なんと挙式日の年月日を書くところに、旦那自身の誕生日の年月日を書いているではないですか……!
挙式中なために、間違ったことを言うわけにもいかず焦る旦那と、笑いそうになり肩を振るわす私…後ろからみていた家族は不思議そうにしていたそうです。
その紙をは法的な効果とかがあるものではないので、全然大丈夫でしたが、本番でこんなミスを起こすとは…後で書き直しの紙が貰えました♡
なんと…【教えて!みんなの結婚物語】が次回で最終回に…涙
今まで結婚式準備.comの読者の皆様から頂いた結婚式エピソードを紹介する【教えて!みんなの結婚物語】が、次回でいよいよ最終回に。
今まで紹介したエピソードは、すべて実話。編集部もグラハム子さんも、皆様から頂いたエピソードを拝見するたびに、結婚式への思いや感情からの学びが多い時間でした。
約1年半の間、素敵な漫画を書いてくれたグラハム子さん、ありがとうございます。
体験談を漫画化してくれた『グラハム子さん』とは
グラハム子さんは現在、恥ずかしがり屋な息子さん、破天荒な娘さん、クレイジーな夫のトシさんとの4人家族。グラハム子家にはそのほかにも、猫と亀、ハムスター、ウーパールーパーという楽しい相棒がいます。楽しい日常備忘録を育児漫画やエッセイ漫画として、InstagramやさまざまなWEBサイトで連載中です。グラハム子さんの活動をぜひチェックしてみてくださいね。
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