世界の結婚式!スウェーデンの結婚式「ブロロップ」ってどんなもの?第8話ゲストの服装2

スウェーデン在住の人気イラストレーターのやまだあいこさんにスウェーデンの結婚式「ブロロップ」について漫画を描いてもらうシリーズ第8話。前回に引き続き、「ブロロップ」に招待された時のゲストの服装にスポットをあてました。スウェーデンの結婚式でフォーマルとセミフォーマルの服装の違いはあるのでしょうか?具体的にどんなスタイルで参列するのでしょう。

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人気イラストレーター やまだあいこさん

やまだあいこさん(@aiko_doodle / Instagram)は現在5.3万人越えのフォロワー数を持つ人気イラストレーターでありインスタグラマー。スウェーデン人のパートナーとともに移住し、北欧ライフを満喫しながら、日本との文化の違いや恋愛エピソードを漫画にして配信されています。
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スウェーデンの結婚式にゲストが着ていく服装その2

ドレスコードがなければ日本でいう二次会のカジュアルスタイル

フォーマルというドレスコードの場合正装で

一般的なブロロップは手持ちのおしゃれなワンピースでOK

生地が薄くて下着が見えそうな服を着てしまうのもスウェーデンあるある

@aiko_doodle / Instagram

その1はこちら|世界の結婚式!スウェーデンの結婚式「ブロロップ」ってどんなもの?第7話ゲストの服装

ドレスコードの記載がない場合

スウェーデンの結婚式

Aleksandar-Mijatovic – stock.adobe.com

日本では招待状にドレスコードの記載がない場合、フォーマルな衣裳で行くというのがマナー。スウェーデンは、招待状にドレスコードの記載がない場合、基本的に服装はカジュアルスタイル。日本でいうと、二次会に参加する服装というイメージ。女性は露出もOK、髪型もお団子にしたり、シニョンにしたり…。巻き髪にして垂らしている人も多いです。
しかし、南ヨーロッパの人や、中東の人は美容室でしっかりセットしてゴージャスに仕立てる人が多数なので、国によってゲストの雰囲気もだいぶ変わりそうです。
男性はセミフォーマルスタイルで参加します。フォーマルという言葉を聞くと日本ではネクタイをするのがマナーですが、スウェーデンではネクタイをしないことがマナー違反にはなりません。ノーネクタイにジャケットとパンツスタイルでラフに参加するゲストもちらほら。ネクタイをしてもしなくても自由にウェディングパーティを楽しむのがスウェーデン流です。

ドレスコードにフォーマルの記載がある場合

スウェーデンのドレスコード

julia_popova_ph – stock.adobe.com

ドレスコードにフォーマルという記載がある場合、いつもはカジュアルなスウェーデン人もきちんとした服装で参列します。その場合、女性はロングドレス、男性は蝶ネクタイにタキシード姿です。スウェーデンもフォーマルな結婚式になると、格式の高い雰囲気に。日本の結婚式の場合、男性ゲストはタキシードを着用しません。タキシードは新郎や新郎新婦の父の正礼装になります。

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日本の結婚式に呼ばれた時の服装

スウェーデンの結婚式の服装

deagreez – stock.adobe.com

日本で通常の結婚披露宴に呼ばれた場合、ゲストは準礼装や略礼装の着用が一般的です。男性はブラックスーツやダークスーツ、女性は季節にあったフォーマルドレスや着物を着用します。
最近では二次会に近いカジュアルウェディングをおこなうカップルもいますが、基本的に、普段着仕様の(漫画で言うH&Mのカジュアルワンピのような)ワンピースやノーネクタイでの参加は少ないようです。
カジュアル文化が浸透しているスウェーデンに比べると、日本のカジュアルウェディングは少々堅苦しい印象もありますが、特別なハレの日におしゃれをすることで結婚式という一日が特別なものになり、より思い出深くなるでしょう。

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この記事のライター

aiko_doodle

スウェーデン人のパートナーに連れられ移住。 Japanese illustrator/ living in Sweden スウェーデンのウェディングの様子を漫画でご紹介します!

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